爆笑モノの号泣&わめき会見をして一躍“嘲笑スター”となった兵庫県の野々村竜太郎県議(47=無所属)への注目は、動画投稿サイト「ユーチューブ」の再生回数が200万回を超え、海外メディアも報じるなど“野々村祭り”状態だ。私生活でも会見同様、エキセントリックな一面を見せていたことも判明。疑惑の兵庫・城崎温泉への106回の日帰り出張については「母親と一緒に行ったのを隠すためだったのでは?」というアンビリバボーな疑惑も浮上した。
号泣会見で話題の兵庫県議、野々村竜太郎氏が行ったとする約200回の出張について、年200回前後の講演会活動を続けている元「B&B」の島田洋七(64)が「ありえない」と一刀両断した。
野々村氏は2013年度に兵庫・城崎温泉に106回、同県佐用町に62回、福岡市に16回、東京都に11回と、計195回日帰り出張をしたと主張。訪問先については「公表しないという前提で意見交換をしてもらっている」としているが、カラ出張が疑われている。
洋七は、自叙伝「佐賀のがばいばあちゃん」がシリーズ累計600万部超の大ベストセラーになり、全国から講演依頼が殺到。これまでに計4000回の講演を経験している。
「多い年で年300回ありました。佐賀県に住んでますから、佐賀から全国を回る。家に帰る暇はありませんでしたよ。野々村さんは日帰りで195回? あり得ませんよ。体がついていかんですわ。僕が言うんだから間違いありませんよ」
洋七はさすがに年300回はきついと200回以下に減らしたと言う。
「僕の場合は泊まりで移動するから、何とかなりましたが、野々村さんは『朝5時から行って、日帰りを繰り返していた』と言うけど不可能ですよ」
さらに、野々村氏が領収書をまったく添付していないことにも注目する。
「彼は5回も選挙に出馬していて、領収書がないと言うのもおかしい」
洋七は1995年に参議院選挙の埼玉選挙区から出馬し、落選した経験からも野々村氏の“うそ”を鋭く指摘。
「僕の場合、落選しましたが、法定得票数を獲得したんで、必要経費は戻ってきました。ポスター代に選挙カーのレンタル代、それにガソリン代まで領収書をもらってました。もらい方を知らないというのはうそをついているということ。それに泣いたらあかん。泣く議員は怖い。議員失格。次々のボロが出んよう、早く辞めた方がいいですよ」と辞職勧告した。
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