ライフ【言葉ってすごいねII(4)】つくり出せる“火事場のばか力”、恐怖を押さえ込む「鷹取の手」…異色の武術家、甲野善紀の物語+(1/4ページ)(2014.7.6 18:00

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【言葉ってすごいねII(4)】
つくり出せる“火事場のばか力”、恐怖を押さえ込む「鷹取の手」…異色の武術家、甲野善紀の物語

2014.7.6 18:00 (1/4ページ)westライフ
横隔膜が自然と下がり、精神的に上がらなくなるという「鷹取の手」。試合前の緊張や、恐怖の感情を押さえ込めるという

横隔膜が自然と下がり、精神的に上がらなくなるという「鷹取の手」。試合前の緊張や、恐怖の感情を押さえ込めるという

 試合直前、アスリートなら誰もが緊張する。「いつも通りにやれば…」と言葉を繰り返してみても、大舞台になればなるほど身体はかえってこわばる。

 古武術を極め、独自の身体操法がアスリートの注目を集める異色の武術家、甲野善紀(65)は、言葉に頼らずに気持ちを静める方法があると言う。

「鷹取の手」とは

 「かつて武術家たちが、命の懸かった場面なのに悠然としていられたのは、恐怖を抱くときに横隔膜が上がったりする反応を、身体の操作でコントロールしていたからです」

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「指一つで全身が変わる。人間の身体は本当に精妙です」と語る武術家の甲野善紀さん

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