ニュース詳細
福島第一原発5号機 配管から水漏れ7月6日 15時51分
K10057843511_1407061804_1407061845.mp4
冷温停止の状態になっている東京電力福島第一原子力発電所5号機で、使用済み燃料プールなどを冷やすための海水を送り込む配管から水漏れが見つかり、東京電力はこの冷却システムを止めて漏れた場所の特定や修理を行っています。原子炉の冷却には影響はなく、使用済み燃料も当面は安全だということです。
東京電力によりますと、6日午前11時すぎ、冷温停止の状態になっている福島第一原発5号機の原子炉建屋1階で、配管の弁付近から海水が漏れているのが見つかりました。
この海水は使用済み燃料プールやポンプなどに使う冷却水を冷やすために送り込まれているもので、東京電力ではこの冷却システムを止めて海水が漏れた場所の特定や修理を急いでいます。
この作業に伴って5号機では使用済み燃料の冷却ができなくなっていますが、東京電力では9日程度はこの状態でも安全は保てるとしています。
また、原子炉の冷却は別の系統で行っているため影響はないということで、使用済み燃料プールの冷却の復旧に時間がかかる場合は原子炉を冷やす系統で使用済み燃料プールを冷やすことも検討するとしています。
[関連ニュース]
[関連ニュース] 自動検索 |
・ 福島第一と第二原発 新たな異常なし (7月5日 8時12分) |
[関連リンク] |
|