トップページニュース特設「ストーカー 殺意の深層」
ストーカー 殺意の深層
昨年、被害件数が2万件を超え、過去最悪となったストーカー事件。15年前に埼玉県桶川市で起きた事件をきっかけに、ストーカー規制法が生まれ、被害者保護の取り組みも続けられてきましたが、被害は一向に収まる気配はありません。ストーカーはなぜ生まれ加害者は何を考えているのか、事件を未然に防ぐためには何が必要なのか、番組やホームページを通じて検証していきます。
ストーカー取材最前線
警察が導入した最新のストーカー対策 その課題は
(2014年7月6日)
各地で相次ぐストーカーによる凶悪事件。警察が対策を強化しても追いつかず、今、国内のストーカー対策は大きな転換期を迎えています。あらためて、何が求められているのでしょうか。
ストーカー体験談とご意見紹介
(2014年7月6日)
サイトには、ストーカーの被害を受けたことがある方、ストーカーの加害行為をした経験があるという人などから多くの体験談が寄せられています。ストーカーに関する体験談や、ストーカー問題へのご意見の中からそれぞれ一部をご紹介します。すべてはご紹介できないのですが、ご了承ください。
体験談・ご意見をお寄せください
ストーカーの被害を受けたことがある、あるいは、現在も受けているという方の体験談を募集しています。また、ストーカーの加害行為をしたという体験談も併せて募集しています。事件を防ぐために必要な対策や現状の対策へのご意見もお寄せください。
ストーカー問題・これまでの取材から
ストーカー加害者の告白
(2013年12月12日 クローズアップ現代)
「強い支配欲」「自分の所有物」…。過去にストーカー行為を繰り返していた男性が、知られざる加害者の心理をカメラの前で告白した。最新の研究から、加害者は「常軌を逸した執着心」「相手を束縛する支配欲」にとらわれ、本人や周囲に「阻まれれば阻まれるほど、逆にエスカレートする」など、知られざる内面が明らかになりつつある。なぜ被害は相次ぐのか。なぜ殺害までエスカレートするのか。専門家や警察が模索する加害者対策の最前線に迫る。
なぜ危険は見過ごされたのか
(2013年10月22日 クローズアップ現代)
平成25年10月、東京・三鷹市で18歳の女子高校生が殺害されたストーカー殺人事件。警察に相談した僅か7時間後に事件は起きた。専門家によると、20歳前後、元交際相手、「俺は死ぬ」と言う、待ち伏せなど、今回の容疑者の状況や言動などは危険度が極めて高い典型だと言う。なぜ、危険は見過ごされてしまったのか?日本より10年早くストーカー対策に乗り出した米国では地域を挙げてストーカーの芽を摘むための具体的な啓発活動が行われる。どうしたら悲劇を防ぐことができるのか、考える。
なぜ家族まで ~検証・長崎ストーカー殺人~
(2012年1月24日 クローズアップ現代)
平成23年12月、長崎県西海市で23才の女性の母親と祖母の二人が殺害された事件。逮捕された27才の男は、千葉県の女性の家に居座り日常的に暴力を繰り返していた。女性の父親から相談をうけた警察は、男に事情聴取や警告を行っていたが、男は女性から引き離された事を機にストーカー行為を行い、最後には家族の殺害に及んだ。その後の取材から、警察の対応には、男女間の暴力事案に対する処理のスピードや、警察どうしの連携などに問題があったことが判ってきた。SOSはなぜ届かなかったのか、事件を検証する。
警告を無視するストーカーたち
(2003年6月17日 クローズアップ現代)
ストーカー規制法が施行されて3年。被害者から警察へ訴えがあると加害者への「警告」が行われ、さらに行為が続けば行政命令や刑事罰が課せられることになった。警告の効果は大きいとされている一方で、数字には現れない、警告が逆効果になる例も増えている。ストーカー対策に取り組んでいるNPOには、警告に対する逆恨みから行為がエスカレートしたため、怖くてそれ以上訴え出ることができずに逃げ回っている被害者からの相談が急増している。規制法では対処しきれないストーカーの実態を探り、始まった対策について考える。