フランスのおでん。

2013年12月12日 (木)
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ポトフを煮ていて「何かもの足りない」と思うことある?
結局、コンソメや余計なものをどんどん足すことに。

でも1つのポイントさえ覚えておけば、「塩」だけでじゅうぶん濃厚に。
コンソメの素とかは使いません。
コンソメを入れると、結局、どんな料理もぜんぶ「コンソメ味」になってしまい、飽きる・・。
そして、肉や野菜本来の味が分からなくなってしまう。

というか、もともとスープやシチューって、コンソメの素とかは使わないものだよね?
味噌汁でだしの素を使わないのとおんなじで。

野菜や肉の持っているうまみだけでじゅうぶん美味しくできるよ〜。

【煮込み5分でできる時短バージョン】→http://cookpad.com/recipe/2036655
【土鍋でことこと煮るバージョン】→http://cookpad.com/recipe/958824

フランスのおでん、ポトフ。
土鍋で煮ると火の通りが早く、かたまり肉もとろとろ〜。

ちなみに、みそ汁は「味噌」を味わうもの。
そもそも昔は、鰹節や昆布なんて超高級品で、庶民には手が出せないものだったわけだし。
鰹節や昆布を入れなくても、具の野菜やわかめや味噌のうま味だけでじゅうぶん美味しいダシがとれる。
舌が慣れると、素材そのものの美味しさを味わえるようになる。
(しかも母としてはダシをとる手間も省けるし、家計にも優しいという笑)


便利なもの=特に必要ないもの。かも。

○○の素や、○○調味料は、別になくても困らないものね。
塩・味噌・砂糖・醤油・酢、、基本の調味料だけを揃える。
できる・できないじゃなく、そういう食生活にシフトせざるを得ない時代になっただけ、かも。

私は毎日使うものだから、砂糖、油、塩、味噌、醤油、酢はちゃんと体の滋養になるものを選びたい。
少し高くても、一度買えば毎月何千円も調味料代にかかるわけじゃない。
毎日105円のガムやジュースを買っていたらそのほうが高くつく。

自分と家族へのささやかな投資だと思う。

悪い添加物や有害なもので、肌の調子が荒れて、アレルギー症状出て、むくみがちで、って、
高いサプリや化粧品を買っていたら本末転倒だし。
ぜんぶを無添加・オーガニックに徹底するなんて、私にはとうてい無理だけど、できる範囲で、自分に負担をかけずにやることは、今すぐに出来ることだもんね。

いちばん大切なのは、お腹が「グウ~ッ」となる感覚を取り戻すことだと思う。
イコールそれは、「食べ物の本来のおいしさを取り戻すこと」だと思うから。
腹ペコでカバンから取り出す塩おにぎりの美味しさとか。
歩き疲れて乾いた喉に、お茶やジュースではない「お水」の美味しさとか。

「腹へった!いただきます!美しい!」が毎日共感できる食卓にしたい。

手抜きでも、料理苦手な人でも、台所に立つたびに子供の笑顔が増える。
こった外食よりも、おにぎりひとつに安心がつまってる。

さて、今日もごはんをつくりましょ。

引用レシピ

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