ブラジル代表医師:「ネイマールの選手生命は問題なし」
GOAL
ブラジル代表のチームドクターであるジョゼ・ルイス・ルンコ医師は5日、ワールドカップ(W杯)準々決勝のコロンビア戦で腰椎骨折の重傷を負ったFWネイマールについて、選手生命に危険はないとの見解を示した。
ネイマールはコロンビア戦の終盤、DFフアン・スニガに後方からチャージを受けて負傷。大会の残り試合を欠場することになった。
腰椎骨折ということでコンディションが心配されたが、ルンコ医師は5日に開いた会見で、神経への損傷はなかったと説明。通常の生活や選手生活に影響が残ることはないとの見解を示している。
復帰には40日から45日ほどを要する見通しを示唆しており、バルセロナでの来シーズン開幕に間に合うかどうかは微妙なところかもしれない。
「このタイプの骨折は普通安定するのに3週間から6週間を要するものだ。痛みが消えてからもう一度CTスキャンを行う。写真による骨の状態の確認と、動きに対する痛みの確認が必要だが、40日から45日ほどを要することになると思う」
また、ルンコ医師はネイマールが8日に行われる準決勝ドイツ戦をスタジアムで観戦できる可能性も否定はしていない。
「すべては痛みがどの程度あるか次第だ。彼に痛みがなく、大丈夫だと感じられるのであれば、何も禁止はされていない。(観戦が)回復に影響することもないだろう」
ネイマールはキャンプ地でチームとともに一晩を過ごした後、自宅での療養を望んでチームを離れたとのことだ。同選手はストレッチャーに横たえられたまま医療用ヘリコプターに乗せられてキャンプ地を離れた。
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