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厚労相 最低賃金の大幅引き上げに期待7月6日 16時43分
田村厚生労働大臣は兵庫県三田市で講演し、雇用情勢は改善してきているとして、厚生労働省の審議会が今月下旬にも目安を示す最低賃金について、去年に続いて大幅に引き上げられることに期待感を示しました。
企業が従業員に支払わなければならない最低賃金を巡っては、厚生労働省の審議会が今月下旬にも引き上げ額の目安を示すことにしており、全国平均で時給764円と、前の年から15円という大幅な引き上げとなった去年に続いて、経営者側がどこまで引き上げを認めるかが焦点となっています。
これに関連して田村厚生労働大臣は、兵庫県三田市での講演で、「ことし5月の有効求人倍率は1.09倍で、およそ21年ぶりの高い数字だし、完全失業率は3.5%で、およそ16年ぶりのいい数字となり、完全雇用に近い」と述べました。
そのうえで田村大臣は「非常に賃金が上がりやすい状況と言え、政府としても去年と比べて遜色のない最低賃金の引き上げを目指して環境を整備していかなければならない」と述べ、最低賃金が去年に続いて大幅に引き上げられることに期待感を示しました。
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