給食の牛乳などに使われていた紙の「三角パック」をつくる日本テトラパックは4日、2004年以来、止めていたパックの製造を再開すると発表した。三角パックは店に並べにくいうえ、冷蔵保存にも場所をとることが敬遠されて、次第に使われなくなった。最近、無菌で液体を詰める技術の確立で常温保存が可能になったことで生産再開を決めた。まず日本酪農協同がリンゴジュースの容器に使い、生協の宅配サービスで販売する。