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伊藤忠元社員 横領容疑で逮捕7億円着服か7月6日 12時56分
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「伊藤忠商事」の元社員が、出向していたニュージーランドにある関連会社の資金、数億円を自分の口座に不正に送金して着服したとして業務上横領の疑いで逮捕されました。
警視庁は合わせておよそ7億円を着服し、個人的な投資の損失の穴埋めに流用していたとみて捜査しています。
逮捕されたのは、伊藤忠商事の元社員で大阪に住む、西口元容疑者(32)です。
警視庁の調べによりますと、西口容疑者は伊藤忠商事が出資するニュージーランドの関連会社に出向し、経理などを担当していましたが、この会社の口座から数億円を自分の口座に送金して着服したとして、業務上横領の疑いが持たれています。
西口容疑者は不正の発覚を遅らせるため、会社宛ての架空の請求書を偽造するなどしていましたが、ことしになってみずから着服の事実を申し出、伊藤忠商事が懲戒解雇したうえで刑事告発していました。
警視庁はことし2月までの2年近くの間に合わせておよそ7億円を着服し、個人で行っていた外国の通貨を売買する「FX取引」で出た損失の穴埋めに流用していたとみて捜査しています。
伊藤忠商事は「不正が起きたことを厳粛に受け止め、再発防止に向けて内部統制の強化とコンプライアンスの周知徹底を図ってまいります」とコメントしています。
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