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インドネシア大統領選挙戦終了7月6日 4時48分
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東南アジア最大の人口と経済規模を持つインドネシアの大統領選挙は5日、候補者がテレビ討論などで支持を訴えて1か月にわたる選挙戦を終え、今月9日の投票で有権者の判断が示されます。
2期10年務めてきたユドヨノ大統領の任期満了に伴うインドネシアの大統領選挙は、元軍人のプラボウォ・スビアント氏(62)とジャカルタ州知事のジョコ・ウィドド氏(53)の2人の争いとなっています。
両候補とも、さらなる経済成長のためにインフラ整備や産業振興などが必要だとする点で一致し、公約に大きな違いは見られず、先月4日から始まった選挙戦では全国各地を回って支持の取り込みを図ってきました。
最終日の5日は、道行くドライバーに対して運動員がチラシや花を配ったり、競技場でコンサートを開いたりして、それぞれ支持を訴えました。
また5日夜はテレビ討論が行われ、「強い指導者」を印象づけてきたプラボウォ氏が「国民の信任を得られれば全力を尽くす」と強調したのに対し、ジョコ氏は「利益団体とのしがらみを断つ」と述べて、庶民派として改革を進める姿勢を鮮明にしました。
世論調査では、これまでリードしてきたジョコ氏をプラボウォ氏が激しく追い上げる展開で、接戦が予想されています。
アジアの新興国として存在感を高めるインドネシアのかじ取りを担う大統領選挙は、9日に投票が行われ、1億9000万人近い有権者の判断が示されます。
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