砂糖を選ぼう。

2012年12月10日 (月)
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三温糖=カラメル加工した上白糖。

鉄分・カルシウム等ミネラル豊富な「きび砂糖」や「純黒糖」と同じだと思ってる人が多いけど、上白糖より加工された砂糖。
ミネラルはゼロ。
白砂糖と同じで体を冷やし、代謝を鈍らせます。
精製糖は、体のミネラル吸収を阻害するので、代謝がにぶり、体が温まらない。

結果、太りやすく、むくみやすい体質に。

同じ砂糖でも発ガン性や脳障害の危険性があるパルスィートやアスパルテームなどの人工甘味料はもってのほか。
低カロ食品・飲料の摂りすぎで、頭痛、うつ、だるさ、集中力の低下、視力低下、生理不順、イライラなどを引き起こす、「人工甘味料症候群」も問題に。

人工甘味料のソルビトールに関しては、アメリカでも死者が出たのでつい先日、使用禁止になりましたね。
日本では子供のグミやお菓子にもいまだにガンガン使われてるけど・・。

日本は添加物の種類も、トランスファットも、農薬も、遺伝子組み換え規制も、元々いいかげん。
食品衛生法は体重50kgの成人を 基準にしており、「薄まるから直ちに影響はない」という考え。
幼児が食べたら許容量ギリギリのものも。
そもそも「日本製は安全」という根拠は昔からなかった。

低カロスイーツなんかより、ふつうの自然なきび砂糖を使ったお菓子のほうが、どれだけヘルシーか。

甘いものは私たちの心を幸せにして、楽しい時間を与えてくれる。
だからお菓子は楽しみたい。
ならば、砂糖を選ぼう。

もちろん、塩も。
精製された食塩は体のミネラルを奪います。
自然塩にはカルシウムやマグネシウムなど、海のミネラルがたっぷり含まれています。
江戸時代の飛脚さんは、ごはんに天然塩をつけただけの「塩おにぎり」で、1日何10kmと山越えをしていました。
ハンバーグや牛乳やチーズがなかった時代です。

最近は体温が36℃以下の人が増えているそうで。
体温が1度上がると、基礎代謝の量は約12%上がるとされています。
逆に体温が1度下がると、免疫力は30%低くなるそうで。

体温が3 6.5℃なら免疫機能はフルに活動し、体内酵素も活発になっている状態です。
血行もよく、細胞の自己修復機能も正常に働くので、肌のはりやツヤもよいです。
風邪をひいて熱が出ている時は、最も免疫力が高まっている時。

低体温になると免疫力もガクンと下がり、
疲れやすく、病気や風邪にかかりやすく、治りにくくなったり、生理痛、生理不順、アレルギー症状が出やすくなると考えられています。
基礎代謝が低下しているので、少し食べても太るという「やせにくい体」になり、栄養の吸収が悪くなります。
結果として細胞の老化は、肌の老化だけでなく、あらゆる不調を招く。
ガン細胞は35℃台で一番活発に増殖することがわかっています。
(「低体温」で検索を)。

だから女性は特にお腹や子宮を冷やしてはダメ。
女子は冷えとり必須。

低体温のおもな原因は、

●精製された小麦粉や白砂糖や、甘い物、コーヒーのとりすぎ。
(南国のお菓子やジュースが激甘なのは体を冷すため。)
白砂糖より甜菜糖や黒砂糖。小麦粉より全粒粉。白米より玄米。

(※ただ、玄米・全粒粉は食物繊維の排出作用が強いので、幼児や妊婦さんは貧血や下痢になることも。必ず5分づき米にして食します。)

●季節はずれの野菜や果物の摂取。
トマトやキュウリなど夏の野菜、それに南国の果物(バナナやパイナップルやキウイなど)は体温を下げる解熱作用があるから、体を冷やします。
逆に冬の野菜や北方で採れる作物には体を温める作用があります。

今は一年中、いろんな果物や野菜が手に入るのでなおさら麻痺してきます。
旬の食べ物を摂ることは、とても重要。

●暖房や冷房機能の整った環境に1日中いることが多く、運動不足。
(近年、子供にも低体温の子が増えているのも納得できます。)

●入浴をせず、シャワーで済ませることが多い。

●ストレスや生活リズムの乱れにより交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、体温調節がしづらくなる。

「なんとなく体調が悪い、疲れやすい、風邪をひきやすい、肌の調子が悪い、アレルギー体質だ」という人は、体温が低く、免疫力が下がっている危険信号かもしれないそうです。

朝起きたら白湯。
お腹がぽかぽかに♪

グリーンスムージーなどハワイやLAの流行に乗っても、日本人の体には合わないんですよね。
そもそも欧米人と日本人の体内酵素は違う。だから基礎体温も違う。
グリーンスムージーを続けて体が慢性的に冷えに傾き、逆に生理不順や肌荒れを引き起こすことも。
幕内秀夫さんいわく、子供と女性の理想の朝食は「ごはんと味噌汁」だそうです。
それも焼き魚やおひたしなど、無理におかずをあれこれ付け足す必要はなく、ごはんと味噌汁でじゅうぶんだそう。

ハワイの流行に飛びつかなくても、日本人は和食が完全栄養食。
味噌、漬け物、酢、醤油、身の回りに良質な発酵食品はたくさんある。
生野菜を朝の弱った胃に無理やりつめこむより、わかめの味噌汁に必要なビタミン・ミネラル・酵素・食物繊維がたっぷり溶け出している。
なんてバランスのよい1杯なんだ♪

単純なことなんだ。
朝にあたたかいもの。
それだけで毎日体調もすごく快調になる!
一番てっとり早い体温の上げかた。
お肌も代謝もパッと活発になる。

グリーンスムージーより、白湯。
白砂糖より、甜菜糖。
シャワーより、入浴。
紙ナプより、布ナプ。(←驚くほどお腹がポカポカする!生理痛解消♪)

冷えとりは大切ですねー。

私は毎日使うものだから、砂糖、油、塩、味噌、醤油、酢はちゃんと体の滋養になるものを選びたい。
少し高くても、一度買えば毎月何千円も調味料代にかかるわけじゃない。
毎日105円のガムやジュースを買っていたらそのほうが高くつく。
○○の素や、○○調味料をやめて、良質な基本の調味料だけを揃える。
自分と家族へのささやかな投資だと思う。
悪い油と白砂糖でお肌が荒れてむくみがちで・・って、高級化 粧品や高価なサプリを買い揃えてたら本末転倒〜。

ぜんぶを無添加・オーガニックに徹底するなんて、私にはとうてい無理だけど、できる範囲でのんびりやっていくことは今すぐに出来ることですもんね。
お腹が「グウ~ッ」となる感覚を取り戻す。
腹ペコでカバンから取り出す塩おにぎりの美味しさとか。
「腹へった!いただきます!美しい!」が毎日共感できる食卓にしたい。
手抜きでも、料理苦手な人でも、台所に立つたびに子供の笑顔が増える。
こった外食よりも、おにぎりひとつに安心がつまってる。

リンク【安心して使える砂糖はどれ 】→ http://alter.gr.jp/Preview2.aspx?id=1410&cls=

リンク【人工甘味料ソルビトール、アスパルテームなど、常食で脳腫瘍や催奇形性の発生率高。妊婦や子供には適さない】⇒ http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/1275318/1293328/79216559

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