鈴木剛志
2014年7月5日23時40分
東北防衛局は4日、列車の中で盗撮行為をしたとして、同局の40代の男性防衛事務官を停職20日の懲戒処分にしたと発表した。男性は当初、「防犯カメラの性能を試していた」と否定していたが、後に一転して盗撮を認めたという。
防衛局によると、男性は昨年10月1日夜、JR仙山線の車内で、靴のひもの部分に小型カメラを装着。乗客の通報で駆けつけた仙台北署員に事情を聴かれた際、「自宅で使う防犯対策用カメラの性能を試していた」と盗撮を否定した。
だが、押収されたカメラには、列車の天井や乗客の足元のほか、女性の下着のような画像も写っていた。このため、再び聴取されると、一転して盗撮行為を認めたという。同局に対し、「公務員でありながらこのような行為をして反省している」と話しているという。(鈴木剛志)
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朝日新聞社会部
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