今年の梅雨は大雨の被害が多いですよね。
先週の日曜日は都内でも道路が冠水して車が動かなくなっていたのを見て、それが東京の光景だとは思えませんでした。これからは台風の季節になるので、さらに注意が必要となりそうです。
日本だと台風は発生順から○○号というように名前をつけますが、世界的に見ると人命をつける国が多いかと思います。男性の名前と女性の名前がありますが、女性の名前の方が死者数が多いという調査結果が出たそうです。
Female-named hurricanes kill more than male hurricanes because people don’t respect them, study finds 
イリノイ大学とアリゾナ州立大学の研究者が1950年から2012年の間のハリケーン被害について調べたところ、女性の名前がついているハリケーンの死者数が平均45名であったのに対し、男性名では23名ほどになっていたそうです。
ハリケーンに名前をつけるようになったのは1950年からで、もともとはすべて女性名でした。1979年から男性名も混じってつけられるようになったようですね。
死者数が増える要因として、女性名だと危機意識が薄まり、シェルターに避難しなくても大丈夫だろうという油断から死者が増えると研究者は話しているようです。女性の方が穏やかで、危険ではないというイメージから人々の行動に影響が出るそうですが、果たして本当でしょうか。
個人的には、男女平等を訴える欧米らしく、強くて危険なハリケーンの時にあえて女性名をつけているような気がしないでもないですが。こういう研究結果が出てもなお、アメリカでハリケーンに女性名をつけるのか、それとも名前ではなく別の呼称に変わっていくのか、とても気になりました。
日本もこれからの台風シーズンに対し、気をつけていかなければならないですね。
それでは、また。