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戦闘地域から救出のインド人看護師 帰国7月5日 20時54分
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イラクでイスラム過激派組織と政府軍の激しい戦闘が続く地域から救出された46人のインド人看護師が5日、インドに帰国し、家族と再会を果たす様子が地元メディアで大きく取り上げられています。
46人のインド人看護師はイラク北部ティクリットの病院で働いていましたが、ティクリットを制圧したイスラム過激派組織と政府軍との戦闘が激しくなり、現地に取り残されていました。
インド外務省によりますと、46人は3日、何者かに連れ去られましたが、政府が外交ルートや地元の関係者などを通じて救出を試みた結果、全員解放され、特別の民間機で5日インド南部コチの空港に到着しました。
看護師たちは出迎えた家族と抱き合うなどして再会を喜び、「助からないと思っていたので、息子や家族に会えて本当にうれしいです」と話していました。
帰国の様子は生中継で伝えられるなど、地元メディアで大きく取り上げられていて、多くのインド人が働くイラクの情勢は国民の大きな関心事になっています。
イラクの北部モスルでは先月、39人のインド人建設労働者がイスラム過激派組織とみられるグループに連れ去られたままになっていて、インド政府が救出のための活動を続けています。
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