ゲームセンター経営の総商、破産申請へ 負債総額１１億６７５９万円／愛知
総商は６月２７日までに事業を停止、事後処理を杉浦英樹弁護士に一任し、破産申請の準備に入った。負債総額は１１億６７５９万円だが変動の可能性がある。
西三河地区でゲームセンター「ユーファクトリー」を運営していた。テレビＣＭの効果もあり一定の知名度を有し、ピークとなる１９９７年６月期には売上高約３７億円を計上していた。その後は経済低迷や携帯ゲーム機の台頭から客数が減少傾向にあったため、改善策として２００３年１１月頃より、東京都内に飲食店を開設するなど異業種へ参入。しかし、近時は風俗営業法の厳格化からゲームセンターの２４時間営業が困難となったことで、２０１２年６月期の売上高は１１億６２２９万円まで低下し、３億円の赤字を計上し資金繰りは逼迫していた。
［７月１日・ＴＳＲ情報］
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