しかし、イケダハヤトさんの、報告がほんとなら、地域ネタはじゃんじゃかアクセス増に貢献するらしいので、「地域ネタがウケない」じゃなくて、「(いまの)地域メディアとその作り方がウケない」ということかもしれないですね。。
— 西田亮介/Ryosuke Nishida (@Ryosuke_Nishida) 2014, 6月 28
「ジャーリストキャンプ2014報告会」に参加した西田さんが、軽くぼくについて言及してくださっていたので書いておきましょう!
移住したらアクセス伸びました
「新記録!月間130万PV、50万UUを突破しました」でも書いた通り、今月は過去最高のアクセスを記録しています。
「たまたまバズってるだけでしょ?」と思うなかれ、「ページ/セッション」が大幅に改善しているんですよ。ここが改善しているということは、つまり「一回来てくれた読者が、今までより多くのページを閲覧してくれるようになった」のです。「ページ/セッション」の数字は、移住前は1.7〜1.8だったのですが、移住後は1.9〜2.2程度まで伸びています。
特段バズらない日は「ページ/セッション」が2.2近くなることも珍しくない感じです(記事がバズると「ページ/セッション」は下がる傾向があります)。普通のデザインのブログでこの数字はなかなかないのでは、と自画自賛。ちきりんさんとかはもっと数字高そうですが…。
別の切り口のデータで見ると、バズ型のアクセス(セッション時間 0-10秒)が倍増しているだけでなく、長時間(61秒以上)滞在してくれる読者も倍増していることが分かります。
高知から閲覧してくださった方々も、1,473%増とめちゃくちゃ増えています。計測している範囲で1.3万人ほどいらっしゃると思われます。高知県の人口が76万人であることを考えると、なかなかのリーチだと思います。
とまぁ、そんな感じで、移住で発生したバズを差し引いても、恐らくうちのブログはアクセス数が増加しました。その秘訣は…!
東京の読者を中心に据えていること
しかし、イケダハヤトさんの、報告がほんとなら、地域ネタはじゃんじゃかアクセス増に貢献するらしいので、「地域ネタがウケない」じゃなくて、「(いまの)地域メディアとその作り方がウケない」ということかもしれないですね。。
— 西田亮介/Ryosuke Nishida (@Ryosuke_Nishida) 2014, 6月 28
冒頭で引用した西田さんの話に戻ると、うちが地域情報を扱いつつ、メディア価値を伸ばすことができたのは「そもそも、東京の読者をターゲットにしているから」だと思います。
実際、データでみるとうちのブログは東京読者が50%と、圧倒的なボリュームを占めています。「まだ東京で消耗してるの?」というタイトルには、そういうデータ的な背景もあります。ぼくの目は東京のみなさまを見ているのです。
うちはローカルコンテンツ「だけ」を発信しているわけではありません。コンテンツの中心は東京時代と変わらず「メディア論」「オピニオン」「最新テックトレンド」「ソーシャルビジネス」なんてあたりです。うちのブログが媒体価値を高めることができたのは、「ローカルコンテンツは一部」と位置づけているからなのでしょう。
ローカルコンテンツを書く際も、東京の読者の視点を意識して書いています。まぁ、移住したてなので自然とそういう目線になるんですけどね。「高知に移住したわけですが、マジで生活が幸せすぎて困惑しています」なんかは、まさに東京のみなさまに向けてお手紙を書いております。
「(いまの)地域メディアとその作り方がウケない」という言葉を参照するならば、地域メディアとして「アクセス」を伸ばしたければ、その地域だけではなく、東京をはじめとする都市の読者へも情報を届ける努力をすべきです。逆説的ですが、地域色を出しすぎず、あくまでローカルコンテンツは「一部」に留めるべき、ということです。感覚的には東京向け9割、ローカル向け1割くらいがちょうどいいんじゃないでしょうか。
ただし、これは純粋にアクセス数のボリュームを増やしたい場合の議論です。もっと違うKPIを設定する場合は、ときに本末転倒な戦略となってしまうでしょう。
また、地方から東京に届ける場合、東京の読者を具体的にイメージできる編集能力が求められます。東京で長らくコンテンツを作ってきた人材なんかを巻き込めると、(アクセス数的に)イケてるローカルメディアができると思われます。
もっと言ってしまうと、ローカルメディアには「甘え」が許されてしまうんですよね。地域に情報を届けるのは、それほど難しくないんです。地域のことを知っている人たちがやるわけですし、販路も作りやすいですし。
もっと難しいのは、その地域から、他の都市にコンテンツを届けることです。たとえば高知から、東京でバンバン読まれるメディアを作るのは、やっぱり難易度が高いわけです。でも、本気でインパクトを追及するのなら、その視点「も」持たないとダメだと思うんですよ。
そんなわけで、ぼくは当面高知に住まう予定ですが、目線は常に県外の都市を見ています。コンテンツを届けるのは、高知の人々「ではなく」、東京の皆々様です。東京に限らず、海外の都市に動画コンテンツを届けたいとも考えています。
もちろん高知の人々に情報を届けるメディアも仕掛けたいですが、それはぼく以外にも得意な人が山ほどいるので、関わるとしてもアドバイザーくらいになるのでしょう。
というわけで、ぼくの「#移住日記」を見て、東京で消耗している人は移住を検討してくださいませ。ほんっと!すばらしい生活です。移住してよかった!
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東京から高知県に移住したよ
「#移住日記」始めました。