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「脱法ドラッグ撲滅」豊島区が宣言7月4日 22時17分
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東京・池袋の繁華街で、脱法ハーブを吸った男が運転する車が暴走した事件を受けて、豊島区は脱法ドラッグの撲滅を宣言し、今後対策を強化することにしています。
東京・豊島区では先月24日、池袋の繁華街で脱法ハーブを吸った男が運転する車が歩道を暴走して歩行者を次々とはね、30歳の中国人の女性が死亡したほか男女7人がけがをしました。
この事件を受けて、豊島区は6月区議会の最終日の4日、脱法ドラッグなどの撲滅を宣言する議案を区議会に提出しました。
この中で高野之夫区長は「町の安全・安心を脅かす違法ドラッグや脱法ドラッグを私たちは決して許さず、町からすべて撲滅するために私たちは行動する」などと宣言し、全会一致で可決されました。豊島区は今後、脱法ドラッグの撲滅に向けて新たな条例の制定を検討したり、危険性を訴える啓発活動を充実させたりするなど対策を強化することにしています。
高野区長は「今回は国や都の規制の網をかいくぐって事件が起きた。二度と繰り返さないように、区としても何ができるのか、新たな条例の制定なども視野にあらゆる手立てを検討していきたい」と話していました。
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