コンバンワ!チャットモンチーだよ! オメガツイッタラーぺろぺろです!
Twitterが難しすぎてブヒブヒ言ってる。 - 自省log
なるほど、たしかに難しいですね!
Twitterはつぶやきツールでありますが、自由につぶやけ!と言われても何をつぶやいていいのかよくわかりませんね!
僕もTwitterを長年やってきてますがいまいち何をつぶやいたらいいのかよくわかりません。
しかし、ツベルクリンさんはこれからツイッター界の特権階級とも言われるアルファツイッタラーを目指すというではありませんか。
アルファツイッタラーを目指すなら一番手堅いのはやはりネタツイートですね。
僕もネタ的なツイートをよく飛ばしては滑っています。
しかし、ネタツイートをやり慣れていないと、そもそもどういうタイミングでどういうネタツイートをしていけば良いかわからないものです。
そんなわけで今日は「ネタツイートのつぶやき方」をレクチャーしていきたいと思います。
普段からツイートすることを考えておこう
ツベルクリンさんは
私自身が今までTwitterを避けてきたことがあって、何かあったらツイートしようという概念になかなか到達できないのが大きな要因。使い続ければスムージーになるかもしれないが
とおっしゃっています。
そう、ここがまさにネタツイ初心者の悩みがちなところです。
ネタを思いついてつぶやこうとするとタイミングが悪かったり、面倒臭かったり、あるいはつぶやく暇があるのに面白いことが思い浮かばなかったり…。
ではどうしたら良いのでしょうか。
一番良いのは「普段からツイートすることを考えておく」ということです。
面倒くさいですが慣れればなんということもありません。
僕は個人的に3つのカテゴリに分けてツイートを考えています。
- リアルタイムでつぶやくべきもの
- シュチュエーションに依存するもの
- いつつぶやいても良いもの
リアルタイムなものは今すぐにつぶやくべきものなので(何かが起こった、何かの中継をしているなど今を伝えるべきもの)これは普段から考えられないものです。
しかし、2と3のシュチュエーションに依存するもの、いつつぶやいていいものはある程度ストックしておくことが出来ます。
たとえばこんなツイート
うるさい上司、何とかしたい!!そんな方に、小林製薬の『うるさい上司ブチコロース』。上司のお茶にさっと混ぜて飲ませるだけであんなにうるさかった上司がグッタリと静かに。快適な空間がよみがえります!
— 木村 晃之 (@peroperopero) 2013, 10月 30
こんなのは本当にいつつぶやいてもいいし、バリエーションも作れるので、思いついたらすぐにつぶやくよりもストックとして保持しておきます。
呟くことが無いときなどに推敲してから投稿すればよいですね。
来て欲しくない相手を飲みに誘わなくてはいけないとき、スパムメールっぽいタイトルで送ると相手が勝手に削除してくれるという方法を思いついた
— 木村 晃之 (@peroperopero) 2014, 2月 7
こんなのは逆にシュチュエーションストックとして保存しておきます。
飲み会的な話題でTLが沸いている時や、あるいはスパムメール等で沸いている時につぶやくといきなり呟くよりは良い反応が出るのではないでしょうか。
ではどんなつぶやきをしたら良いのか?
さて、ここが問題です。
おもしろいツイートとは面白いネタツイートとはなんぞや?ということです。
残念ながら僕のツイートは空回りばかりしているのでおもしろいツイートについては助言できません。
しかし、並み居るTwitterの巨塔達のツイートからヒントを得ることは出来ます。
ネタツイートの鉄板・松駒メソッド
アルファネタツイッタラーとして有名な松駒氏。
どのツイートもだいたい300RT以上はされるというまさにカリスマです。
さて、松駒氏のツイートを見ているとだいたい同じようなリズムで形成されているのに気が付きますよね。
そう、どのツイートも140文字の上限いっぱいいっぱいまで使い、起承転結をしっかり作っているのです。
『やや突っ込みどころのある主語』が『なにかおかしな行動をとった』ところ『奇想天外な反応をされ』たので『オチ』。
起の部分がオチを補足していたり、起承承転結というようにもうワンクッション間に挟まっていたりとしていますが、基本的に起こりからオチまでの流れがスムーズです。
コンビニの問題新人ニーチェさんで一躍注目を浴びた松駒氏ですが、それ以外のツイートもきっちり計算された文章構成でとても面白い。
ネタツイートを目指すのであればまずはスタンダードにこの辺りから狙ってみるのはどうでしょうか。
世の中への不満を叫ぶ
やはり非モテやシニカルなツイートはウケがいいです。
しかし一番注意したいのは、不平不満をそのままつぶやいても不快なだけです。
やはりどこかにユーモアは入れなくてはいけません。
どうやってユーモアを入れるか?
ここはネタツイートのレジェンドダビンチ恐山氏のツイートから学んでみましょう。
リュックサックを背負って満員電車に乗る人は「いま、自分の背中はでかい」という事実を3秒おきに思い出して欲しいんだよな。
— ダ・ヴィンチ・恐山(有実泊) (@d_v_osorezan) 2014, 5月 13
ぼくならついつい
「満員電車でリュックサック背負ったまま乗ってる奴がいるwwwうぜぇええええ」
とツイートしてしまいそうなところですが、ひねりを加える事で見事ユーモアに昇華していますね!すごい。
しかも3秒おきにというところで「うざい」という感情もきちんと伝わってきます。
自分の身に何か嫌なことが起きてしまうと、ついつい攻撃的なツイートになってしまうことがありますが、ひねりを加えてツイートすると、怒りも一緒にユーモアとして昇華することができるのでお勧めです。
シュールな短文
シュールな短文は気楽につぶやけ、人を傷つけることも少なくお勧めです。
ただこれは多分向き不向きがあって、頭を空っぽにしてどうでも良い言葉をいくつかつないで吐き出すことが上手な人でないと難しいと思います。
僕の好きなシュール系短文のツイッタラーさんは
この辺り。
短文シュール系は分析不可能でそれぞれ味があるので、沢山色々見て取り入れられるところは取り入れてみると面白いと思います。
ツイートの流れ
実際にどのようにツイートをしていくかという流れを見て行きましょう。
簡単にツイートしているように見えますが、投稿までの流れがある程度決まっています。
- イメージ
- 書き出してみる
- 推敲
- 文字数の調整
それでは昨日つぶやいた全然受けなかった僕のツイートを実例にどのような流れで呟くかを見て行きましょう。
1.イメージ
最初のイメージは以前つぶやいた『上司ぶちころーす』をアレンジしたいなという感じ。
小林製薬のCMのナレーション的な物を、お昼ごはんを食べながら、小便をしながら、だいたいのレイアウトを頭のなかにイメージしていきます。
2.書き出してみる
実際にTwitterのフォームに直に書き込んでいきます。
直に書き込むのは文字数がわかりやすいため、改行がある時は改行のイメージがわきやすいためです。
長くても良いのでとにかく一度イメージを全部書き出していきます。
初案はこんな感じ。
危険日でもしっかりセックスがしたい!そんなあなたにオススメなのが小林製薬「精液閉じ込めーる」。薄さ0.02mmの極薄ゴムの膜ですっぽりペニスを覆い隠すのでしっかり精液をシャットアウト!危険日も安心してセックスできます。嫌な匂いもありません!小林製薬「精液閉じ込めーる」。
3.推敲
『#何でも小林製薬風にしよう』というタグを入れたいのでちょっと長いです。
また、ちょっと色々詰め込みすぎなのと、若干えぐさがでてるので「小林製薬感」が少しないような感じがします。
というわけでバッサバッサとカットしていきます。
危険日でもしっかりセックスしたい!そんなあなたにオススメなのが「精液閉じ込めーる」。薄さ0.02mmの極薄ゴムの膜でしっかり精液をシャットアウト!危険日も安心してセックスできます。嫌な匂いもありません!小林製薬「精液閉じ込めーる」。
危険日でもしっかりセックスがしたい!より「が」を抜いたほうが勢い良く小林製薬感があるため抜きました。
小林製薬2つもいらないなということで最初の方をカット。ただでさえセックスが露骨なのでペニスを覆い隠す旨をカット。コレで残り24文字。
4.文字数調整
#何でも小林製薬風にしよう のタグを入れると残り10文字でギリギリセーフですが、非公式RTしたりする人を考えるともう少し余裕を入れたいところです。
というところで『嫌な匂いもありません』も割愛。
全部で21文字。
コレで投稿することにしました。
あとは適当なタイミングでツイートするだけです。
実際の投稿
危険日でもしっかりセックスしたい!そんなあなたにオススメなのが「精液とじこめーる」。薄さ0.02mmの極薄ゴムの袋がしっかり精液をシャットアウト。危険日も安心してセックスできます。小林製薬「精液とじこめーる」。 #何でも小林製薬風にしよう
— 木村 晃之 (@peroperopero) 2014, 7月 3
いかがでしょうか。(↑滑ってる>< )
ちょっと面倒ですが、慣れればだいたい5分位で一連の流れをこなすことが出来ます。
普段からツイートのネタを考えておき、どういうスタイルで呟くかというイメージができていれば、あとは文章をざざっと書いて140文字以内まで削り込めばいいだけです。
長くなりましたが、アルファツイッタラーを目指すならネタツイートは避けて通れぬ修羅の道です。
僕も道半ばで倒れた一人ですが、ツベルクリンさんは夢潰えて息絶えていった人々の夢も背負って頂上まで駆け上がっていってください。
応援しています。
※実際はいつも適当につぶやいています。