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 国連のデュジャリック報道官は2日、安倍内閣が集団的自衛権の行使を認める閣議決定をしたことについて、「これは内閣の決定であり、これから国会で審議される予定だと理解している」とし、「国連はこの問題の推移について、注意深く見守っている」と述べた。

 この日の定例記者会見で、安倍内閣の閣議決定に対する潘基文(パンギムン)事務総長の見解を問われ、答えた。潘氏の見解には踏み込まなかったが、国連として今後の展開を注視していることを明らかにした。(ニューヨーク=春日芳晃)