[PR]

 日本維新の会の上西(うえにし)小百合議員(31)=比例近畿ブロック=が4月の衆院総務委員会で「まず自分が子どもを産まないとダメだぞ」とヤジを受けた問題で、自民党の大西英男議員(67)=東京16区=が4日、自身の発言だったと認めた。相次いで発覚した議会での女性蔑視発言。問題の裾野は広く、根は深い。

■女性蔑視を否定

 大西議員は4日午前、上西議員に「ご迷惑をおかけして申し訳ない」と電話で謝罪。朝日新聞の取材に対して「女性だけでなく、男性の若手にも『日本のためにも、早く結婚して子どもをつくった方がいい』と言っている。女性蔑視とは考えていない」と話した。