どうも、ネット上で「失敗した乙武洋匡」と呼ばれている、だいちゃん(∀)です。
どうも、うちのブログの記事がYahoo!ニュースさんに取り上げられている模様。ありがとうございます!
障害者・高齢者優先席に座っている人の前で障害者手帳を出してみた - だいちゃん.com | Buzz - Yahoo!ニュース
この記事について、障害者が健常者を叩いているなどの指摘をいただいております。
ここでいう「叩く」とは、本来の意味である身体的暴力による「叩き」ではなく、ネット上などで批判することを指しているわけですが、果たして私のような身体障害者がマナーの悪い健常者を叩くことが悪いことなのでしょうか?
私がこの記事の炎上について謝罪会見を泣きながら開く、ということを望んでいる方もいるようですが、アナと雪の女王に誓って、ありのままの自分でいる為にそのような会見は開きません。というか、私の会見などに集まるような報道陣はいないと思うのですが……。
少し話が逸れてしまいましたが、「障害者・高齢者優先席」とは、”優先”席なのだから、別に健常者が座ってもいい、と解釈している方が実に多いように感じます。確かに理屈上はそうなのですが、障害者・健常者優先席に座っているような方が目に見て分かるような障害者や高齢者に席をちゃんと譲っているか、といえば譲っていない例が多いわけです。
私自身は別に”優先席”などに座らなくても平気なのです。しかし、バスや電車の中を見ていると、目で見て分かる高齢者などが何人も席を立ったままなのにも関わらず、「席を譲らない」という光景が目に飛び込んでくるわけです。障害者・高齢者優先席、一般車両に関わらず、です。
100歩譲って一般車両は置いておくとしても(許しはしない)、優先席は譲るべきでしょう。そのくらいのマナーが出来ている人は私を叩きなさい。普段から高齢者や障害者に席を譲っているような人はどんどん私を叩きなさい。
しかし、このような当たり前のことすら出来ていない方が多いから、社内アナウンスなどで「席をお譲りください」と放送されるのでは?
電車内でのスマートフォン使用
電車内の放送で「優先席付近では席をお譲りください」という放送をよく耳にします。
最近では、携帯電話の電波ごときでは心臓のマウスピースは影響を受けない、という知識が一般的にも広まってきているとは思います。なので、電車内での携帯電話やスマートフォンの使用が完全にダメ、という意見は賛否の別れることと思います。
しかし、少なくとも「優先席付近」では使用を控えるべきでは? そのような放送も流れているわけですから。しかしながら、優先席付近での使用どころか、優先席に座って大股開いてスマートフォンをかちゃかちゃいじっている光景をよく目にしませんか? 私はよく見かけます。マナー違反でしょう。
1000歩譲って大股を開いているのは、あなたを性的交渉へと誘っているのだとしましょう。しかし、それでも目の前のセックスよりもマナーを大切にすべきだと私は思います。
優先席に座っている人は妊婦や目に見えない障害者かもしれない
・健常者だって疲れることくらいある
・妊婦かもしれない
・目に見えない障害者かもしれない
Yahoo!ニュースに取り上げられている私の記事について、このような意見が多かったように思います。以上の理由から、障害者・高齢者優先席に座っている方で席を譲らない人を見ても、簡単に注意をすることは出来ないのだと思います。実際、透析患者(身体障害者1級)が人工透析の帰りに疲れて電車の優先席に座っていると、注意されて嫌な思いをした、という話を伺ったことがあります。私が注意した例に対しても、「相手が妊婦だったらどうするの?」というような意見をいただきました。
少なくとも、私が注意した例は、5人10人という集団で騒いでいた集団です。例え何人かが妊婦だったとしても、全員が妊婦、という可能性は低いでしょう。
仮に全員が妊婦であれば、マタニティーマークを集団でこちらに叩きつければ済むことです。集団のほうが強いわけですから、私のような人間一人に対抗出来ないはずがありません。
そのような「万が一」の可能性を考えるのは、杞憂というもの。AKB48の殺傷事件のように確率の低いことです。細心の注意を払いつつも、注意しなければいけないことは、注意すべきでしょう。
最後に
言いたいことは一通り書いてしまったように思いますが、何か私に意見があるのであれば、コメント欄やtwitter、はてなブックマークコメント、facebook、どこからでも受け付けます。
文句のある奴はかかってこい!!
こちらからは以上です。
だいちゃん(∀)
※追記
東京都ではこのような取り組みを行っているみたいです。あまり浸透していないようですが。
ヘルプマーク東京都の取組を全国に広める活動や手段、ないのかな。 例えば自分の場合、長距離や長時間の外出は介助者同伴が原則必須。 もしヘルプマークが浸透し優先席を譲って貰えるのなら行動範囲が広がる。倒れるリスクが回避出来るからだ。 pic.twitter.com/bqnWeOMgjw
— へるこ (@HellKo) 2014, 6月 30