ブラジルで高架道崩落、2人死亡
2014年7月4日10時47分 スポーツ報知
ブラジルW杯の開催都市の一つ、南東部ベロオリゾンテで3日、完工間近の高架の道路が崩落し、2人が死亡、約20人が負傷した。地元メディアが伝えた。
死者は1人との情報もあるが、捜索は続いており、死傷者数は増える可能性もある。
道路はW杯に向けて整備が進められたが、開幕に間に合わず、完成間近だった。ブラジルは2年後にはリオ五輪を控えており、安全なインフラ整備は引き続き重要な課題となる。
ベロオリゾンテではこれまでに5試合を開催。8日には準決勝の1試合が行われる。
道路は、車が多数通っていた下の道路に崩れるように落ちた。バスの前部が押しつぶされたほか、乗用車1台が下敷きになった。犠牲者の1人はバスの女性運転手という。工事用のトラック2台も巻き込まれたが、誰も乗っていなかった。
AP通信によると、現場はW杯の競技場から約5キロ。(共同)