坂本、大谷撃ちで“7度目の正直”球宴MVPだ!
2014年7月4日6時2分 スポーツ報知
巨人・坂本勇人内野手(25)が、大谷撃ちで球宴MVPをつかむ。監督推薦で7年連続7度目の球宴出場が決まり、「選出していただき、素直にうれしいです。他の選手のプレーを間近で見られる機会なので、自分自身楽しみですし、監督の期待に応えられるプレーをしたい。(MVP?)そういう活躍ができたらいいですね」と意気込んだ。
対戦したい投手に指名したのは、160キロ右腕の日本ハム・大谷だ。6月11日に札幌Dで対戦したときは、第2打席で154キロ直球を中前にはじき返した。3打数1安打だったが「やっぱり球が速かったですね。ボールにも勢いがあったし、いい投手でした」と強烈に印象に残った。昨年の球宴では対戦できなかったため、「今年こそはできたらいい」と夢舞台での再戦を希望している。
速球対策はできている。1日の広島戦(マツダ)では、150キロ前後の直球を武器とする大瀬良と中田から、ともに速球を狙って本塁打を放った。「タイミングがすごくいい感じで取れている。いい間合いができている」と手応えを感じている。
オールスターには強い。昨年も第2戦(神宮)で猛打賞を放つなど、3年連続となる敢闘賞を獲得した。だがMVPだけは縁がない。この日は広島戦(マツダ)が雨天中止となり、帰京した。“7度目の正直”で、球宴の主役になるつもりだ。(井上 信太郎)