気になっていたレストランの口コミ・評判をお気に入りレビュアーごとにご覧いただけます。
これらの口コミは、ユーザーの方々の主観的なご意見・ご感想であり、お店の価値を客観的に評価するものではありません。あくまでも一つの参考としてご活用ください。 また、これら口コミは、ユーザーの方々が訪問した当時のものです。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。 詳しくはこちら
'14/06/25 ('14/06 訪問)
今回は5500円コース
なんてリッチなんでしょ
まず、かりん糖のようなものが、なんでしょ?
答イカスミのソーセージ
に続き、上海蟹の山菜餡掛け
オレンジ冷パスタ
蓴菜サラダ
鰻フリッタ
ここまでは一口で頂ける前菜感覚
金目鯛の鱗焼き
とうもろこしスープ猪のジュレ入り
地元野菜のサラダ
黒毛和牛ステーキ、国産牛の煮込み、ポークウインナー
フルーツトマトの冷スパゲッティ
アイス、ヨーグルト
焼きたてフォカッチャ
ううん、今日は本当に食べ過ぎてしまった。
どれも美味しいけど、デザートのアイス&ヨーグルトが絶品です。お土産にアイス購入。
本日は退職記念式で団体で訪問
メニュー
茹でタコと海藻を合えた小皿
大きな蛤と鱸蒸し だし汁…イタリアンだからスープですね。おいしー
温野菜…ドレッシングがちょい濃い味付けで程よい歯ごたえの野菜がいくらでもいただけそう
春子の鱗焼き ハルコではありませんカスゴと呼ぶ(らしい)
ポークステーキと牛ホホ肉 大根を粗くおろしたのが付け合わせで、脂たっぷりポークもさっぱりいただけます
デザートはアイス、ヨーグルト、そしてなんと!焼きイチゴ!イチゴが甘くトロトロで、さっぱりアイスと爽やかヨーグルトと絶妙!おまけにホットチョコレートヨモギ入り
主賓には 白皿にチョコレートでおめでとうメッセージをくれ、写真も撮ってくれその場で全員にくれました。
いつも行き届いた接待で、みんな大満足。紹介した私も鼻が高い。
'14/06/15 ('14/06 訪問)
~再訪 2014.6~
結婚記念のお祝いに(何ヶ月遅れだか…しかも日にち合ってない笑)行ってきました†(≧ゥ≦)†
アオリイカのイカ墨ソーセージにナスとキュウリを合わせたアオリイカのカルパッチョに
ぷりっぷり伊勢エビ
牡蠣を食べて育ったミネラルたっぷり天然うなぎの炭火焼き
生と茹でのシラスがたっぷり甘い玉葱のスープ
サクサクの手長エビにモクズガニ
チーズとしらすが絶妙コンビネーションでスープも美味なズッキーニのお花
猪のコンソメジュレに空豆のスープ
鯛のお腹に背中
甘いあまーいフルーツトマトのパスタ二種
梅のグラニテ
山羊、猪、合鴨の炭火焼き
地場野菜のサラダお豆のバーニャカウダ
自家製ヨーグルトにアイスクリーム!
シメの牛乳☆
目をみはるテーブルマジック♪
美味しくて楽しい時間、素敵な結婚記念お祝いができました!
ありがとうございました~(≧ゥ≦)♡
~再訪 2013.3~
なーんと!
今回のウシマル訪問は…
食べログ運営局の方々とのオフ会だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!
し・か・も
久々きゅいさま~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~っ♪
皆さんの元気そうな笑顔に会えて、とってもとっても嬉しい楽しい美味しいオフ会でした
いただいたのは
ホタテのような食感が美味しいタイラ貝や
香ばしい炭火焼きのホッキ貝に
芝山産朝取りセリ、クレソンのサラダでした
シャキシャキヤーコン、
ほんのり苦味で春の味、つくしもいました
わぁ~
スタートから春を感じます♪
次のお皿は
モクズガニのプリン
竹筒をパカッと開けると
ふわぁ~っとカニミソと清々しい青竹のい~い香り!
ドライトマト、山芋、タケノコ、プリンと
それぞれの食感が楽しめます
それから
いすみ産モクズガニの冷製タリオリーニ
きしめんみたいな手打ちの生パスタに
モクズガニの身やミソを和えたソース、のびるが添えてあります
それから
ハマグリと銚子産無農薬キャベツのヴァポーレ♪
大きなハマグリにびっくりだけど
それ以上に濃縮された海のエキスたっぷりな味わいにびっくり!
ニンニクが見た感じ多いかな~、と思ったのですが、
味はバランスとれてめっちゃウマ!
春の代表野菜キャベツも無農薬ですよ
私の本日のオシ皿!(b^ー°)
次のお皿は
いすみ産孟宗竹オーブン焼き
こちらもよい意味で青臭いい~い香り
サクサクした食感が楽しい
添えられていたのは生ハムに漬けた黄身
ねっとりとしてカラスミみたい☆
それから
房州天然ヒラ茸と椎茸
シェフが朝、山から採ってきてくれたキノコっ(゜∀゜;ノ)ノなんてステキ♪
椎茸って天然に生えるんですねー(◎O◎)
椎茸はぎゅぎゅっと旨み詰まってる~(≧∇≦)
ヒラ茸の柄と思ったのは生パスタ
「蹄のパスタ」と言うそうな
検索してみましたが出てこず~(>ω<)
ま、とにかく☆
ホルスタインのハードチーズがアクセントになってむっちりウマーイ!
…ん?
そういえば、キノコって
秋じゃない?
すると
キノコは光よりも
湿度と気温が関係していて
春と秋は気候が似ているので
今の時期、春でも採れるのだそう!
それから地場野菜のサラダ
フキや菜花といった春のお野菜に、
紅芯大根、青いちご、アイスプラント、ロマネスコといった見目麗しい野菜たち
紫カリフラワーやベローナ、カステルフランコといった珍しい野菜たちの共演!
セロリのグラニテでお口直し
そしてお肉料理が四種類っ♪
山武産網取りマガモ
袖ヶ浦産ホルスタイン牛タン
横芝産山羊ロース
房州仔猪モモ
うにゃー
もう3月なのに、マガモを食せるなんて、感激っΨ(≧∇≦)Ψ
しかも
しっかり脂がのっててすんごく美味しいっ(≧∀≦)ノシ
そんでもって牛タン!
うそーん★って言いたくなるくらい
めっちゃやわらかっ☆
シンジラレナイ
それから…
生きていた時を彷彿させるウリボウちゃんの脚っ
さっぱりした味で美味しくいただきました
成仏してね
そして
定番の牛乳アイスとヨーグルト!
この美味しさは五感を震わせてくれます
最後に
シナモン、レモンを併せてオーブン焼きにしたおっきいいちご!
はぁ~っ
溜息のでるような素敵な食事会でした♡
皆さん口を揃えておっしゃっていたのは、
貝たちの濃厚な美味しさ
脂ののった鴨の美味しさ
牛タンの柔らかさ
デス
ワインも沢山頂いちゃいました
あ!
日本酒も♪
~再訪 2013.1~(画像ナシ)
この日は夫と夫の両親、妹と伺いました
個室でゆっくり食事と会話を楽しむことができましたぁ(*^∀^*)♪
念願の網捕りのマガモは期待以上の美味しさ
*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜ v(≧ゥ≦)v *・゜゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*:.。. .。.:*・゜
しっとりしてるのに適度に締まった食感!
炭火焼きのい~い香り!!
柚子胡椒やお塩との相性もバッチリ!!!
極楽です~☆
他に、
大胆にカットされた骨付きの猪、
溶け出したバターと磯の旨味たっぷりの蛤に私もとろけそうになったり
濃厚なカラスミの生パスタや、
春らしい爽やかな苦味の筍、
香ばしい香りにぷりぷりの食感イカ墨のソーセージ、
こっくりしたお豆のソースでいただく地場野菜のサラダと、
色々な食材、色々な味わいにシアワセな眩暈がおきたり
定番の美味しさ牛乳とアイスクリームとヨーグルトのコラボ(+苺っ♡)にうっとりしたり
義父母妹にも、すごーく喜んでもらえて私も鼻が高くなっちゃいました!
そ・し・て☆
なんという偶然!!!
師弟の強い強い絆を感じちゃう一幕~♪
v(☆ゥ☆)v
いやー、ウシマルマジックですかね~
みんながシアワセになれるレストラン、ウシマルは松尾にありますよん♫
メニューの詳細はコチラ↓
千葉産ホルスタイン牛のモッツァレラとスープ(モッツァレラが超、の・びーる!大根と合わせるだなんて☆)
九十九里産ハマグリのフリット いすみ産ジャージーバター詰め(バターが濃厚でたまらんっ)
イカ炭のソーセージ(香りヨシ食感ヨシ味ヨシと3拍子お揃いでぇ)
いすみ産朝取り孟宗竹と勝浦産アワビのカルパッチョ(春の風とコリコリアワビ、味付けサイコー)
自家製カラスミと地粉のタリオリーニ(生パスタもちもち、カラスミはパンチの利いた美味しさ)
地場野菜のサラダ(お豆のソースいいネ♫)
房州産仔猪骨付きロース、山武産網取りマガモ(言葉がありませぬ♡)
牛乳とアイスクリーム+苺っ(何故私の好きなものがこんなに盛りだくさん???)
も(≧ゥ≦)もノシ
~再訪 2012.9~
おまかせコース6000円+ワイン2000円でお願いしました
奥の個室を利用させていただき、撮影バシバシ、コメントバンバン、ツッコミあり、拍手あり、ダウンあり、というなんともまあ賑やかで楽しいオフ会でございました☆☆☆☆☆
メニューは以下の通りです
自家菜園かぼちゃのアイス
横芝産山羊チーズと茹で落花生
作田産岩ガキと地粉のパイ包み
銚子産トマトと自家菜園シークワァーサーの冷製カッペリーニ
いすみ産房総地鶏のわら焼き(国産飼料のみ使用)
山武産黒胡麻のニョッキ
九十九里産海取り天然ウナギ炭火
地場野菜のサラダ
いすみ産ジャージー仔牛モモ
富里産三元豚仔豚モモ(2ヵ月半)
千葉県産鹿(雄)ロース・フィレ
搾りたて牛乳
ヨーグルトと牛乳アイス
ハーブティー
どーですか、どーですか、たまげますでしょ、メニューからして!
劇場が始まってからは、パフォーマンスの素晴らしさ、おもてなしの気持ちをひしひしと感じ→デラウェアのワインにやられ→あえなくダウン
という一幕はありましたが、見事復活を遂げ♪
無事に電車で帰ってまいりました
夫が帰宅してから、ゲットしたたねやの最中と韓国の栗チョコをほおばりながら、ウシマルについて熱く語ってしまいましたぁ♡
いつものことながら、「C」サマ、「B」サマ、ありがとうございまする!!!
ごちそうさまでございましたぁ(って、もう食べたんかい!)
今回は、心優しき「G」サマ
げ!これ良くない表現だな、訂正!
「ぎょ」サマよりニコンのデジカメをお借りしまして撮影いたしました
ケータイとどう違うか比較検討すべく、隣同士に並べてみましたよん
そうそう、紹介しなきゃだな
「G」サマ、じゃない、「ぎょ」サマから、こちらで販売されている九十九里のお塩をいただきましたよぉ
ゴチになります!!!わーい♡
で、その「G」サマ、じゃない、「ぎょ」サマから、私のレビューは
○当日、もしくは翌日にあげる!そうでなければ価値がない!
○味の云々についてよりも、楽しさが伝わればそれでよし!
なのだと、お褒めの(泣)言葉をいただきましたので
僭越ながら、アップ一番乗りを飾らせていただきます☆
*記載メニュー等、コピペを許可します(笑)
【 自家菜園かぼちゃのアイス 】
しょっぱなからアイスですか、とびっくりさせられましたが、これは冷製スープがアイスになっちゃったぞ!という感じ
ひんやりかぼちゃアイスに、これまたかぼちゃソースがかかっています
カボチャの甘みがじんわり、それをショウガでひきしめて~
【 横芝産山羊チーズと茹で落花生 】
山羊チーズ、後から山羊の匂い(?!)が(笑)
大粒の落花生にびっくり
チーズも落花生のペーストと二層式
手が込んでますなー
【 作田産岩ガキと地粉のパイ包み フリット 】
ぎゃー、岩ガキ、でっかいです!
半分にカットされているのにもかかわらず、でっかいです!!!
そして、キノコちゃんが♡
アカヤマドリダケ、ヤマドリダケをいただきましたが、すごいでしょ、キノコ画像見てくださいよー!!!
シェフが朝から山に入って採ってきてくださったとのこと、感激~♪
【 銚子産トマトと自家菜園シークワァーサーの冷製カッペリーニ 】
自家菜園でシークワァーサーって、採れるんですね~
温暖化の影響???
シークワァーサーのさっぱり柑橘系ソースにノックダウン!
器を掲げてソース飲み干しちゃいました
【 いすみ産房総地鶏のわら焼き(国産飼料のみ使用) 】
一番印象に残ったのはコチラかなぁ
ドーム型のお皿の内側には、藁が
そして、地鶏は、首の剥き身せせりから、ささみ、白子(ニラのお花と一緒に)、ハツ、砂肝、レバーがまあるく並び
柚子胡椒でいただきます!
この柚子胡椒、不思議でたまりません
だって、こんなにフルーティー☆☆☆
せせりはお初です
弾力があって、脂身がぎゅぎゅっと詰め込んであります
ニラのお花って、食べられるんだぁ
しかも、白子って、お魚のしか食べた事ありませんでした
レバー、あれ、禁止になったのでは?と思ったら、牛のレバーが禁止だそうで(by師匠)
勉強になるなぁ
どの部位も、藁の香りが程良くしみ込み、味わいの違いはもちろん、触感も楽しめて大満足の逸品でした♪
【 山武産黒胡麻のニョッキ 】
モロヘイヤのソースと共に、黒ゴマの含有率、すごくない?!って聞きたくなる程の胡麻感たっぷりのもっちりニョッキ
ウマー!!!
【 九十九里産海取り天然ウナギ炭火 】
この辺りでグロッキー
氷を頭にダウンしておりました・・・とほほー
あ、でも、完食しましたよん!
【 地場野菜のサラダ 】
オクラの花びら、口に入れると軽くぬめり感があって、花もオクラなんだー、と「へー」ボタンを連打したくなりました(古い)
甘みのあるしゃきしゃきした野菜、ウド?ハス?と思って聞いてみたら、ヤーコンとのこと
これまた「へー」ボタンを連打したい気分
【 いすみ産ジャージー仔牛モモ 】
ジャージー牛って、牛乳作るだけでなく、お肉も美味しいんですねー
バターをたっぷりつけて
【 富里産三元豚仔豚モモ(2ヵ月半) 】
うっわー、フォトジュニックな肉の塊が登場しました!!!
朝の九時からじーーーーーっくり低温調理した豚さん
いっやー、柔らかくてめちゃめちゃジューシィ☆
おなかの余裕があれば、もっといただいたのにぃ・・・
【 千葉県産鹿(雄)ロース・フィレ 】
これをぶどうのソースでいただいたら、すんごく合うんです♪
鹿、以前千葉のレストランでいただいた時は、あまりに赤い身にちと苦手感でしたが、こちらはおいしくいただけましたよぉ~
【 柚子胡椒(じゃない!山椒です★)のグラニテと いろいろチーズに秋田産の山ブドウ 】
柚子胡椒(じゃない!山椒です★)があまりにフルーティでびっくりしたことを、お伝えしましたが、今度は山椒がグラニテになって登場
どれだけ楽しませてくれるのでしょう、ウシマルさんは!!!
そして、チーズ
乾燥させたモッツァレラ、青カビ、日本酒で洗ったチーズ、ワインで洗ったチーズが
日本酒で洗ったチーズが食べやすく、トロンとした食感が気に入りました
【 搾りたて牛乳 】
定番の美味しさ☆
【 ヨーグルトと牛乳アイス 】
ぎゃー、もっと持ってきてくれてもいいですよー、と言いたくなるくらい美味しいっす~♪
幸せすぎます!!!
【 ハーブティー 】
アップルミントでさっぱりと
いんや~、やっぱり☆5の満点店!!!
ごちそうさまでした♪
ウシマル、ダイスキー!!!
*******
初訪 2012.5
結婚記念のお祝いに、美味しいものを食べに行こう計画を練っておりました
練りに練りすぎて延び延びに。。。いえいえ、満を持して、です☆
目指すはウシマルさん!!!
どうしてここに決めたかと言いますと・・・
葡萄党幹事長サマを筆頭に、ぷんちサマ、行列のできるサマ、アルベロのオーナーと、
錚々たるメンバーがウシマルさんをお勧めしておるのですよーーー!!!
お任せコースで予約をしました
「えっ、こんなところに?と不安になるような場所にある」とのアドバイス(?)とナビを頼りにいざ、出発♪
お天気もよく、お祝い日和だー♡と盛り上がる夫と私
12時ちょうどに到着です
お店に入ると「○○さまですね、お待ちしておりました」
えーなんでなんで?どーしてわかるの?
噂のオープンキッチン(ちょっと煙いらしい)を見ながら、謎は解けないままに着席
幹事長サマがいないのでワインは遠慮して(笑)、「ウチの牛乳」をいただきます
オーナーのお父さまが搾った朝取り牛乳、美味しくないわけがありません
さぁ、お料理がきましたよ~
【勝浦産の鮮魚をつかった前菜】
イシガキダイのカルパッチョ
わかめと小松菜(か?)のぬたに新鮮イシガキダイがのっています
ぬたって、ぬるーんとした感じが苦手なのですが、こちらはさっぱりぬたで気にならなーい!
イシガキダイをさっぱりいただきました
イセエビのプリン
勝浦のイセエビは有名ですが、エビミソのうまみを十二分に味わえます
エビの身もプリッとして美味しい
シェフ、スゴイですー☆
ブダイのヴァッポーレ
大きなうろこ模様がしっかり分かります
ふうわりした白身、やさしい味わいです
【片貝産鮮魚】
ギンポとソバ粉のフリット
アツアツ、カリッカリの表面、香ばしいギンポとソバ粉のもにゅぷちっとした食感が楽しい組み合わせ
お塩も一工夫してある様子、ドライハーブが混じってるのかな
【地場野菜のサラダ】
造花にありそうな肉厚の葉っぱ!これがサクサクしててとっても不思議、名前を聞けばよかったー
そして器がガラス製の鏡餅の下の段、みたいな形でサラダが宙に浮いて見える!楽し~♪
【自家製パン】
巨大な巨大な円盤が登場です、ほら、トップページの写真にあるやつです!
目の前でカットしてくれました
おおーっ、ゆげが、ゆげが出ています、ほっかほかですよ~
表面についてあるお塩がいい塩梅で、後引くおいしさ
でもここで食べ過ぎちゃぁ、危険です!お肉が待っています☆
【本日のお肉】
鴨川産黒毛和牛A5ロース
ごめんなさい!メニューを見た時「ふーん、ロースか」と思いました
しっかーし、とんでもありませんでした!「ふーん」じゃないだろ!!!って感じ、反省しましたよ
ナイフを入れてびっくり、なんじゃこりゃー、この柔らかさ、お肉ですかホントにー???
二人して大興奮です
飛騨高山で食べた飛騨牛も美味しいと思ったけれど、いやぁ鴨川に勝負アリ☆
千産千消がいいねー、という結論に達し
旭産F2牛フィレ
こちらも負けていませんよ
お父さんが黒毛和牛、お母さんがジャージー牛(だったか)の牛さんがF2になるんだそうです
うーん、ここまで来ると、名前なんかどーだっていー、みたいな気になってきます
だって美味しいんだもん
冨里産ダイヤモンドポークソーセージ
渦巻き状の太ーいソーセージです
お塩でいただくのも美味しいですが、マーマレードソースの方が合うと思いました
追加で猪の炭火焼き
毎回あるわけではない、と聞いたものですから、こりゃー食べなきゃ、ってイキオイでお願いしちゃいました
骨付きですよ、がぶっといきたいところでしたが、さすがに気が引けて(笑)
ナイフとフォークでいただきました
考えてみれば当たり前ですが、豚肉みたい☆(だってイノシシを家畜にしたのが豚だもんね)
脂身が多いな、という気はしましたが甘みのある脂身
食べられて満足、満足♪
【グラニテ】
レモンでお口をさっぱりさせて
【銚子産フルーツトマトのスパゲッティ】
もう、お腹いっぱい、入らない、なんて思ったのに、トマトの甘さ、うまさに脱帽
胃がぎゅーんと広がってくれて、食べられちゃう、摩訶不思議
【ドルチェ】
ウチの牛乳で作ったアイスクリームにヨーグルト、よもぎのどらやき(?)、クリームブリュレ
牛乳が苦手、っていう人もぜひ食べてください、このアイスクリーム!
こんなにお腹いっぱいじゃなかったら、「おかわりください」って言ってます♡
クリームブリュレも表面が固くって私好みでした
美味しかったねー、今まで食べたレストランの中で一番だねー、と夫と話していると
「結婚記念日、おめでとうございます」とプレートをもってきてくださいましたぁ♪
すごーく嬉しかったです☆
ありがとうございました!!!
お土産に、お塩やトマト、自家製パン(余っている時だけ購入できるとのこと)を買いこんで、お店を後にしました
本当にいい結婚記念日になりました♪
ウシマルさんに出会えたことに感謝!
また来ます♡
って、コートを忘れて30分後に取りに戻りましたとさ
'14/05/17 ('14/05 訪問)
(2014/5/16)
千葉県産の食材を使用した料理が評判のウシマル。
「千産千消」の造語を作り出すほどの強烈な個性あふれるお店。
場所は九十九里海岸。最寄駅は総武本線「松尾」駅。
東京の多摩地区に住む私にとっては、食事をするのも1日がかりだ。
今回は、区切りの200件目レビューということでお邪魔した。
だが、こんな時に限って朝から中央線が遅延。
幸運にも1時間の余裕をもって出発したので、千葉駅から目的地に
向かう電車には間に合った。まばゆい新緑の木々に加えて、田植え
を終えたばかりの水田が車窓の風景を豊かなものにしてくれる。
我家の近所の水田と比べると半月早いタイミングかな。
緑豊かな車窓を愉しみながら、1時間ほどで松尾駅到着。
駅前に止まっていたタクシーでウシマルへ。
予約していた12:15に入店。
厨房が見渡せるテーブル席には、沢山の女性客。
その横を通って、一番奥の個室に通された。
おじさんは隔離か(笑)
___________________________
おまかせコース 8,500円
○手長海老、鮎、モクズ蟹のフリット
○いすみ産モクズ蟹の冷製カペリーニ
○片貝産太刀魚のカルパッチョ
○岩牡蠣
○フォカッチャ
○鰻の白焼き
○地鶏のカルパッチョ
○貝のパセリソース添
○車海老のカレーパウダー添
○地場野菜のサラダ
○ジビエ
○銚子産フルーツトマトのタリオリーニ
○ウシマル製ミルクのアイスクリーム
○紅茶
___________________________
何と、初めにテーブルに乗っていたメニューに記載されて
いないものが次から次へ。
まずは、手長海老、鮎、モクズ蟹のフリット。素材の素の味を愉しむ。
モクズ蟹は殻の中の身をスプーンで穿り出した後、殻まで舐めた。
個室だからできるお行儀の悪さ(笑)
いすみ産モクズ蟹の冷製カペリーニは、細麺のパスタがモクズ蟹と良く
絡み合った逸品。メカブも添えられており、ねっとりとした舌触り。
次に、ガラスのプレートに載って来たのは片貝産太刀魚のカルパッチョ。
新鮮な太刀魚が軽く炙ってあり表面は香ばしく中身はレア。
そしてエンガワも添えられている。
そして驚きの一皿、岩牡蠣。とにかくでかい。私の手ぐらいの大きさだろうか。
しばらくあっけにとられていると、オーナーさんが濃厚な岩牡蠣に合う日本酒を
サービスしてくれた。千葉県香取産。
岩牡蠣を一口大に切りながら日本酒をちびりちびり。。。いいねぇ。
今度はワゴンででっかいフォカッチャが登場。焼き立てのホッカホカ。
スパッと切ると、切り口から湯気が立ち上る。
この焼き立てをいただいたが、クラストがバリバリに固く岩塩をまぶしてあり、
素朴な美味しさ。そして、もちもち感にあふれるクラム。ん~病みつきになりそう。
鰻の白焼きもガラスのプレートで。こちらも新鮮でさっと軽く炙ったもの。絶品だ。
貝のパセリソース添は、コトブシという鮑に類似した貝、そしてシッタカの2種類。
これらにパセリとオリーブオイル系ソースを添えたものだ。
新鮮な貝の味はもちろんのこと、地元産パセリの風味が主張しているのが素晴らしい。
車海老のカレーパウダー添で海老のカリカリの頭の香ばしさを愉しむ。
カレーパウダーと車海老の身も良くあっている。
銚子産フルーツトマトのタリオリーニは、ニンニクの良く効いたタリオリーニと
果物のように甘いフルーツトマトの絶妙なコンビネーション。
肉類でお腹いっぱいになっていたが、どうしても食べたくて無理やり頼んで正解!
最後はドルチェ。ウシマル製牛乳のアイスクリームは、自家製牛乳だけあって、
濃厚なお味。そしてアイスクリームの下に敷かれたクリームチーズとのマリアージュ
も愉しめる。
最後まで絶品料理のオンパレードで満足したが、肉類でお腹がいっぱいになったこと、
お酒を飲みすぎて最後の方の料理の味がはっきりしなくなってきたこと、など反省点
も多い。今回の反省もかねて、またいつかお邪魔したい。
何、肉料理のレビューがないんじゃないかって?
ほっといてくれ~(-_-メ)
'14/04/08 ('14/04 訪問)
500回目の記念の御店を何処にするかは自ずと
此方の御店に決定はしていましたが・・・1月上旬か
2月中旬に訪問する予定でしたが天候その他で行ける事
が敵わず、また3月という月周りにより私の日程等にて
逝けずしまいでした。早く訪問したいという気持ちからか・・
1週間前と思い四街道から電車で訪問。優しいソムリエさん?に
○○さんは来週土曜です。って私の早とちりでね。ごめんなさい。
どういうわか・・私が500軒目の御店に《ウシマル》さんを
選んでいる事を御知りのようで其れは丁寧に接してくれました。
そんで4月5日昼に1人で訪問。料理お任せ。御酒お任せで
幕張のイタリアンは天使が降臨して来ましたが此方の御店を
たとえるなら、天国ですかね。素晴らしい。
最初、御酒に関して、ビールか泡どちらにしますかとの問いに
勿論、泡を選択。其れは美味しい日本の泡を出して呉れました。
少し、辛口で美味しいです。最後までこれで行きたい位です。
料理に合わせた白、赤と出して頂きガンガン飲んでいたらかなり
酔っ払ってしまいました。
料理は私の体の調子、食べたい物などを聞き、其れに合わせて
シェフが作って下さります。ワインも日本酒もあり、途中だして
くれたお酒はおみやとして買う予定でした。それ程に美味しい。
ソムリエの方に(確かオーナーは女性の方てしたよね?)との質問に
(以前は女房に遣らせていましたが今は、成田のホテルからうつり
私が遣っています。)って此のコシの低い方がオーナーだったの
良い・・・良いです。最高のおもてなしをしてくれるオーナーです。
シェフの作る料理も良いですが、オーナーのおもてなしが最高です。
四街道から各駅停車の電車で50分位ですので通いそうです。次回は
家族とランチでも行きます。
ようやく500軒目です。
少し間が空きましたが少しづつUpしていきます、以前のスピードは無理
ですが宜しくお願い致します。
'14/03/04 ('14/02 訪問)
【副題】 大人の遠足「千葉ツアー」 第二弾④
【あちき的オススメ】
・素晴らしい地元食材の数々
【お会計】
・料理 ・・・ お任せ料理 @8500円
・飲物 ・・・ お任せ @5000円
【あちき的シュチュエーション】
・の~んびりとした時間の中で千葉の食材を心行くまで堪能したいとき
【内容】
・いすみさん朝採り孟宗竹焼き
・シラス3種 生、釜揚、煎餅 シラスソース、紅大根
・印西鯉のカルパッチョ 卵、田辛子、鯉の皮
・印西産 子モクズガニ、手長海老、モクズガニ・ワカサギ・ハゼ・鯰のフリット シークァーサー添え
・大根、勝浦産黒鮑、鮑肝
・生ハム漬け卵黄、いすみ産房州地鶏藁焼き セセリ、雌レバースモーク、砂肝、ハツ、鶏白子、ササミ、雄レバー
山葵・山椒塩添え
・勝浦産伊勢海老 カレー風味バーニャカウダー
・地野菜 大豆ソース
・山武産網取りマガモ、コガモ 山鴫(頭付き)、キョン、猪
・鴨肉スープのリゾット 串焼き
・セロリシャーベット
・ウシマル ヨーグルト、アイス
・カフェオレ
・自家製フォカッチャ
・CHAMPAGNE MARC MILLESIME 2008 BRUT
・Saint-Romain Clos la Truffiere 2009
・齊藤ぶどう園シャルドネ + 炭酸
・ロ万 福島会津 花泉酒造 無濾過一回火入れ
・貴 純米吟醸雄町50
・ALOXE-CORTON 1ER CRU 2000 LES VERCOTS
・DOMAINE ALAIN JEANNIARD GEVREY-CHAMBERTIN 2004
【詳細】
前日は昼の幕張フレンチから始まり、夜は千葉の至宝「寿司栄」で日本酒を堪能☆
そして最後は泡ダベェ?ってんでワインバーで〆た初日・・・
ホテルに戻ると爆睡・・・
さて2日目のこの日・・・
10時17分千葉駅発総武本線銚子行き電車に乗る為、8番線ホームでお友達と待ち合わせ。
めっちゃローカルな感じの車両でやんすねぇ~
あちき達ご一行は先頭車両に並び、4人掛けの向かい合わせ席を狙う!
狙い通りの席を確保しホッ・・・
千葉駅から目的地までは11駅、約1時間の旅でやんすよぉ~
ただ単に乗ってるだけじゃ意味が無い???
行きの電車からが遠足ですよねぇ~
ってな訳で昨晩ワインバーで仕入れた「泡」でゼロ次会をしながら向かいましたぁ!
窓の外はいつの間にか田園風景が広がる、のどかな景色☆
線路は単線になり、車内の乗客も次第に少なく・・・
そして漸く目的地である「松尾駅」に到着!
のどかな駅前からタクシーに乗車し、目指すは「ウシマル」・・・
ドライバーさんに店名を伝えれば10分程度で運んでくれまするよ~
前置きが長くなりんしたぁ・・・(汗)
突然瀟洒な南欧風の建物が目の前に出現!
ここが目的地でやんす☆
広い駐車場に大きな木、そして裏手にはお店の畑が広がりまする。
オープン前に到着すると、直ぐに中からマネージャーさんが笑顔でお出迎え☆
ご挨拶していざ店内へ・・・
天井が高くて明るく開放感あるお店でやんすねぇ~
あちき達ご一行はお店の奥にある個室へご案内。
程なくしてこの日のランチがスタートでやんすよぉ!
あちきの席に飾ってあるメニューは可愛らしい熟睡中の「鹿」!!!
嬉しいっすねぇ~
相方には「キョン」、ってあの八丈島の???
(ご存じの方は相応の・・・)
まずは泡で乾杯っすよね☆
「CHAMPAGNE MARC MILLESIME 2008 BRUT」、スッキリとして飲み口が優しい。
最初の料理は地元「いすみ産朝採り孟宗竹焼き」、表面の皮を剥ぐと湯気と共にふわぁ~といい香りが立ちこめる。
朝取りだけに新鮮でエグミも無く、焼いただけなのに自然の甘さが強烈☆
素直に美味しい・・・
そうそう、こちらは地元食材をふんだんに使う郷土愛溢れるお店なんですよぉ!!!
続いては「シラス3種 生、釜揚、煎餅 シラスソース、紅大根」、面白いっすねぇ~
生はまったりとした甘み、煎餅は香ばしい。
バーニャカウダーのようなシラスソースがまたいいアクセント。
お酒はマネージャーさんにお任せ・・・
「Saint-Romain Clos la Truffiere 2009」、ほのかな甘みと深みある味わいの白。
それには「印西鯉のカルパッチョ」、卵、田辛子、鯉の皮が添えられる。
鯉と言えば鯉こくや鯉のあらい、旨煮位しか喰ったことがありませぬ・・・
全く泥臭く無く歯ごたえがあって美味しいっすね☆
今度は女性スタッフさんが何やらボトルの様なものを持参・・・?
中にはシャルドネが入っているそう。
このワインは千葉の齊藤ぶどう園で作られたノンラベルのものだと。
しかもこの女性スタッフさんがその齊藤ぶどう園さんの方なんですって!
そのワインに炭酸を注入して即席スパークリングに変化!!!
柔らかな味わいとシュワシュワ感がいいっすね☆
楽しい演出にも感謝・・・
さて料理の方は印西産フリット尽くし・・・
「子モクズガニ、手長海老、モクズガニ・ワカサギ・ハゼ・鯰のフリット シークァーサー添え」。
可愛らしい子モクズガニ、手長海老はカリッと。
モクズガニのフリットは中に身がぎっしりと詰まっており、味が凝縮して濃厚!
鯰はさっくりとしてふわっと揚げられる。
ハゼは臭みも無く柔らか。
地元食材をちょっとずつ色々ってステキっすね☆
ワインから日本酒へ移る・・・
福島会津の「ロ万」、すぅ~っと呑み易い酒。
料理は「勝浦産黒鮑、肝、大根」、素材の味を活かした様はまるで和食っすね☆
味の染みた大根が美味ぃ~
次なる酒は「貴」、純米吟醸雄町・・・旨い。
藁が入る大きなスガハラガラスで登場したのが、地元いすみ産房州地鶏の藁焼き。
「生ハム漬け卵黄」は濃厚な卵黄の味と香りが・・・
「セセリ」は適度な食感がいい。
「雌レバースモーク」はどことなく「雄レバー」よりも舌触りが滑らかな感じで味が濃い。
「砂肝、ハツ」は歯ごたえがいいっすよね。
そして驚いたのが「鶏白子」、正直初めて喰いましたがまったりしてますが意外と濃厚さは少ない感じ。
「ササミ」は安心する味わいっすね。
山ワサビ、山椒塩が添えられる。
そして「勝浦産伊勢海老」が運ばれる☆
カレー風味のバーニャカウダー仕立てで熱々・・・
レアー感抜群のプリッとした伊勢海老の食感が最高っすね!
ここで酒はワインに戻り、「ALOXE-CORTON 1ER CRU 2000 LES VERCOTS」、変化があっていいっすね。
「地野菜サラダ」、大豆ソースでさっぱりと。
「DOMAINE ALAIN JEANNIARD GEVREY-CHAMBERTIN 2004」、・・・旨い。
メインは「山武産網取りマガモ、コガモ 山鴫(頭付き)、キョン、猪」が供される。
山鴫、キョンって初めてっすよぉ~
「山鴫」は臭みも無く旨味がジュワァ~ッと。
「キョン」って喰えるんでやんすね???
案外パサッとしてて鹿肉ともまた違う感じ。
「マガモ」は「コガモ」より脂っぽさがありんす。
「猪」はリアルな感じで登場!
身が引き締まってますねぇ~
「鴨肉スープのリゾット」、鴨の旨味を吸ったリゾットが串焼き状態で登場!
面白くもあり、美味しい。
「セロリシャーベット」、ほのかなセロリの香りが口の中に漂う。
「ウシマル ヨーグルト、アイス」、濃厚な牛乳の味わいが強いインパクト!
カフェは「カフェオレ」に。
その他パンは目の前で切り分けてくれる「自家製フォカッチャ」。
ふわぁ~っと湯気が立ち上りまするよ。
あぁ、ゆったりとした時間が過ぎ去りまする。
地元千葉の食材をふんだんに使った素晴らしい料理の数々・・・
しかもワインにも千葉のワイナリーを使う処は、如何に郷土を愛しているかが伝わりまするね☆
千葉駅から約1時間、ほとんど九十九里に近い場所にあるお店。
それだけの時間を掛けて、非日常の空間で味わう料理と酒・・・
その価値はあると感じましたぁ~
お任せ料理@8500円、お任せワイン&酒@5000円、この内容でこのお値段はリーズナブル☆
サーヴィスも素晴らしいっすね。
さて、そろそろ帰りの電車のお時間が近づいて参りました。
帰りは松尾駅15時30分発千葉行きでやんす。
土日は1時間に1本なんで電車の時間は気を付けないとね・・・
タクシーを呼んで頂き、帰り支度。
帰りを気にせず愉しみたい、って方はお店にお願いすると近くのホテルを紹介してくれまする。
打矢シェフともご挨拶しお店を後にしやしたぁ~
電車内ではあちきはほぼ爆睡(汗)
千葉駅からは総武快速に乗り、40分程で一気に東京へ・・・
こうして「大人の遠足 第二弾千葉ツアー」は目出度く終了となりんしたぁ~
ご一緒頂いた皆様、そして素晴らしい料理と酒を提供頂いたお店の方々に感謝☆
大人の遠足「千葉ツアー」、無事におしまい・・・
'13/12/28 ('13/12 訪問)
2013年12月に初訪問。
地元産にこだわって、シェフ自ら毎朝食材を集めると聞いていたので、ぜひ行きたいと思っていました。
やっと念願叶い、夫婦そろっての誕生日祝いということでランチで訪問しました。
HPにはコースの金額が色々あるのですが、HPを更新できぬままいるそうで、現在はランチは4500円と6000円(?)のコースなのだそうです。
今回は初めてだったので4500円コースにしました。
ドリンクは別ですが、私達はお酒を頂かないので「ワインを作るグレードのぶどうのジュース」(700円)を頂きました。
(どうもコースによってジュースの色は違うようで、私達は赤ぶどう、おそらく上のコースの方は白ぶどうのジュースでした)
予約から感激したのは、お店が忙しいであろう時間帯にかけてしまったためか、鳴らしても通じなかったので電話を切って後で書けようと思っていたのですが、その直後お店からお電話を頂いてしまいました。
頂いたお電話で予約をしたところ、「どちらから来られますか?」「どうやってこちらのお店を知ったのですか?」「何かお祝い事でしょうか」と色々と聞かれたので「お誕生日祝いです」と話したところ、写真のようなサービスを頂きました。
また前日の夜にも「明日の来店のご確認です」とお電話を頂きました。
たまたまその際、12:45予約を早めることは可能ですか?と聞かれたので、早く行く事も可能だったので、予約時間を変更して頂き、最初に入店させて頂きました。
コース料理は表に書いてあるように、前菜3品、サラダ、主菜盛り合わせ、ドルチェだったのですが、それ以外にもたくさんお料理が登場しました。
ひとつひとつ、丁寧に仕込みがされていて感激しました。
当日も苦手な食物(夫が貝類、甲殻類苦手なので外して頂きました)を確認して頂いたり、そばを出す時に「そばアレルギーはありませんか?」と必ず確認して下さいました。
食器はスガハラグラスの作品が多く登場したので伺ったところ、
「せっかくここまで来て頂いたのだから、近くのお店にも立ち寄って頂きたいと思って紹介がてらスガハラさんのものを使っています」というこだわりよう!
私自身はスガハラグラスが大好きなので、様々な使い方にも感激しました。
お料理は写真に解説を載せたので割愛しますが、見事に「この時期採れる房総産のもの」ばかりが集められていました。
どれもひとつひとつ丁寧な仕事がされているのも感心です。
ただ、お酒を頂かない我々にはちょっとだけ塩気が強いように感じたものもありましたが、全体的には流れの調和が整ったコース料理となって仕立ててあり、大満足でした!
コーヒーはカップだけイタリアのエスプレッソメーカーのものですが、コーヒー豆は大多喜の「HUG(抱)」さんのものだそう。
食事時間は2時間ほどかかりましたが、満腹、満足の食事となりました。
大切な人と、またぜひ伺いたいです。
'13/10/14 ('13/10 訪問)
遠くても行きたくなる!千葉を満喫しに。
遠い道のりも楽しくなる!
その先に”ウシマル”があるならば♪
東京からはちょっと旅行気分~九十九里にほど近い松尾にあるイタリアン。
千葉駅から各駅停車で揺られて向かう、緑豊かなかわいらしい一軒屋レストラン。
ここでは、豊富な千葉の恵みを堪能することができる。
シェフが自ら山で採った朝取れ茸。
地獲り野菜。
九十九里の魚介。
地鶏やジビエ。
そして、酪農を営むオーナーの実家から届く乳製品まで。
とことん地元食材に拘った、千産千消。
その日の仕入れでメニューが決まる。
伺ったのは、休日のランチ。
お友達の粋なはからいで、テーブルに置かれたメニューの写真は甲殻類。
まさか・・・
マネージャーさんが、
「ご希望の食材があっても、入荷がなければご用意できないのですが、
今日は、甲殻類を呼んだんですね」って。
出るわ、でるわ。
甲殻類。(どっかでも書いたフレーズだな)
軽く炙った伊勢海老はねっとりと甘く車海老はミソがパリッと煎餅状に香ばしく
初めてお目に掛かった小さなイトヨリ海老は、ピチピチ跳ねる躍り食い。
モクズ蟹は、冷製カッペリーニ入り。
トマトの酸味と粘りけのあるモロヘイヤがモクズ蟹と絡み
透明感のあるカッペリーニとの相性抜群。
そして・・・甲羅を見たら思わず連想する”甲羅酒”やっちゃいました。
日本酒もあるんです。
この甲羅酒、当然オイルがちょっと浮いている感じになるのですが
むしろコクになって絶品でした。
甲殻類の〆は、ワタリ蟹。
馬鹿松茸のオルゾットと共に。
もう、幸せです。
終始甲殻類に大興奮でしたが、他の料理も印象に残るものばかり。
焼きたてほっかほかのホカッチャ。
オオモミ茸と片貝産ホッキ貝のカルパッチョは、
食感が楽しく、茸のソースが一見あっさりなのですが
余韻の長い後を引く味。
鶏肉盛り合わせは、軽く藁で炙ったもの。
山椒と山山葵であっさり。
レア感と香りで本来の部位の味を楽しむ事ができます。
季節の味覚ヤマドリダケモドキ(日本のセップ茸)は
豪快に炭火焼きで中はジューシーで外は香ばしく。
シンプルだけど、天然鰻の脂が加わって最高に美味しい。
ワインは、マネージャーにお任せでデラウェアを使った珍しい物~白ワイン~日本酒
そして、メインでは!?
何と、私のバースデーヴィンテージのブルゴーニュ。
マネージャーさんが、「自分のバースデーヴィンテージなんですけど」と
出してくださったうれしいサプライズ。
そんなワインといただいた、メインの炭火焼きがまた素晴らしい。
ジャージー牛、地鶏、仔鴨、鹿、4種を少しずつ。
シェフのこだわりを感じる火入れと熟成。
これでもか!と出てくる地元の野菜と沢山の茸。
ドルチェは、お待ちかねウシマル産の牛乳を使った
アイスとヨーグルト。
シェフは、シャイな感じでしたが
彼が朝から山を駈けて茸を採り、
海で網をふるってイトヨリ海老を捕って
豪快に炭火焼きをする姿を想像すると
何だか温かい気持ちになった。
電車の時間さえなければ、6時間くらいいたい・・・
いや、次は泊まりだな。
ウシマルを目指して旅をしよう。
いや、したい♪
マネージャーさんのサービスに浸りつつ
興奮度マックスの楽しいランチでした。
今回のお任せコース 7,000円/1人(ディナーも同様のコース可)
★勝浦産コショウ鯛と山武産木耳
★片貝産車海老 勝浦産伊勢海老 イトヨリ海老の踊り食い
★房州産オオモミ茸と片貝産ホッキ貝のカルパッチョ
★いすみ産モクズ蟹の冷製カッペリーニ
★鶏肉盛合せ セセリ串焼き 卵茸と卵の子 ササミ レバー 砂肝 ハツ
★片貝産ワタリ蟹と馬鹿松茸のオルゾット
★九十九里浜産海獲り天然鰻とシェフが獲るヤマドリダケモドキの炭火焼
★地獲り野菜のサラダ
★炭火焼 4種類
・いすみ産ジャージー牛
・いすみ産房州地鶏
・山武産仔鴨
・房総産鹿肉
柚子胡椒 山ワザビ ナツハゼのソース 山サンショ
★ドルチェ ウシマル産牛乳 アイスとヨーグルト
★カッフェ エスプレッソダブル
'13/10/10 ('13/10 訪問)
九十九里海岸の中ほど、房総半島の東の外れ。太平洋の香りさえ遠くない田園風景の中に小さな集落。その中に可愛らしい装いの1軒屋が、良く手入れされたガーデニングの庭と共に佇む。中目黒の熟成肉ビストロ、ブッパ店長の仲間でもあったシェフの炭火焼は、肉の熟成による食べ頃の見極めと、その火入れ加減にひとかたならぬ拘りを持つ。地元産の野菜、九十九里の魚、房総半島で獲れたジビエを使い、和製セップ茸ヤマドリダケモドキなどの茸類を、毎朝シェフが自宅近くの山を歩いて採って来る。何より酪農を営むオーナー家の名実ともに自家製乳製品が絶品。
お奨めはディナー、ランチともにお任せコース。その日、その日の一番の素材を、その客の顔を思いながらメニューに組み込み、さらにオーナーの夫でもあるマネージャーが、サービスをしながらの状況判断により、シェフと相談して皿の内容を見直したり、追加の皿を出す。このマネージャーとシェフを中心にしたスタッフのチームワークが素晴らしい。
料理は千葉の食材の豊富さに圧倒させられる。地元産有機野菜の種類の多さもさることながら、シェフ自ら、茸を山で採って来るところが千葉のオリジナリティ。自宅で飼う乳牛から採れたての牛乳を出している。その牛乳から作る自家製ジェラートや自家製ヨーグルトは癖になる美味しさ。どこか牛の香りが漂う田園風景と、この店の料理の数々は、完全にシンクロしている。
地元ジビエの炭火焼は、肉の熟成度合いを熟知したシェフの手により、目の前でジックリと焼きあげられていく。銚子沖や九十九里浜から外房半島南部まで、獲れる魚貝は数限りない。地元の魚料理もシェフのスペシャリテ。新鮮な鮑やサザエ、金目やホウボウの焼き加減も絶妙で、これも忘れられない味わいとなる。
今回は九十九里浜片貝海岸からの海の幸が素晴らしかった。車海老、ホッキ貝、ワタリ蟹の競演。それに勝浦産の伊勢海老、いすみ産のモクズ蟹まで加わる豪華さ。勝浦伊勢海老の甘みが美味しい。九十九里浜で海獲りされた鰻と近所で採れたセップ茸、ヤマドリダケモドキの組合せも絶妙な秋の味覚。香りと味わいの複雑さ。それらを豪快にいすみの牛肉や山武の鴨、房総の鹿肉炭火焼きが吹き飛ばす。嬉し過ぎる。
地元で獲れたイトヨリ海老に至ってはまだ生きている。可愛らしい海老たちが皿の上でピョンピョン跳ね、まさに踊り食い。心臓の弱い人には、かわいそうで食べられないかもしれない。
ワインはブルゴーニュを含めかなり充実している。泡はスプマンテかシャンパーニュ。白は季節の料理に合うセレクションがイタリア、フランスと幅広い。赤もこだわり感のある、かなりニッチなところを抑えていて面白い。女性オーナーの夫であるマネージャーがワインのセレクトを担当。ワイン好きな客を手ぐすね引いて待っている。
今回は地元産の葡萄酒で乾杯。そしていつも通り、ブルゴーニュの競演。生きた海老には日本酒を合わせる。日本酒も希少な生原酒や変わった酵母の人気ブランド。料理との相性を最優先しながら、面白さも追及している。
場所はJR総武本線、松尾駅から、はにわ街道を蓮沼海浜公園に向かい、田園風景の中をまっすぐ。レストラン魚屋の先を右に入った集落で、右折、左折すると左手に見えてくる。駅からタクシーで千円前後。可愛らしい外観は日本の輸入住宅会社が作るスペイン風とイタリア風の中間というイメ-ジ。小屋裏利用のドーマーはイギリスの農家をモチーフにしているのかもしれない。オーナーの母親の趣味と言うガーデニングによる庭の手入れが行き届いていて感心する。
インテリアもクラシックな欧風。絵画の掛かる壁や窓のデザインも徹底している。オープンキッチンのカウンターでは、目の前でシェフが炭火で肉を焼いている。排気量の問題か多少煙たいのは気になる。奥に2テーブル程度の個室があり、落ち着いて食事をするには、個室の方が良いかもしれない。
パティシエ出身のオーナーは現在育児休業中。夫であるマネージャーと、若くて意欲満々のシェフ、有能な女性ホールスタッフやキッチンのメンバー、そして酪農家でもあるオーナーの両親が織りなす、千葉の華麗なる1戸建リストランテ。房総の恵まれた食材を堪能したければ、旅行してでも寄りたいレストランではないだろうか。
≪今回の料理≫
お任せコース 7000円/1人
勝浦産コショウ鯛と山武産木耳
片貝産車海老 勝浦産伊勢海老 イトヨリ海老の踊り食い
房州産オオモミ茸と片貝産ホッキ貝のカルパッチョ
いすみ産モクズ蟹の冷製カッペリーニ
鶏肉盛合せ セセリ串焼き 卵茸と卵の子 ササミ レバー 砂肝 ハツ
片貝産ワタリ蟹と馬鹿松茸のオルゾット
九十九里浜産海獲り天然鰻とシェフが獲るヤマドリダケモドキの炭火焼
地獲り野菜のサラダ
炭火焼 4種類
いすみ産ジャージー牛
いすみ産房州地鶏
山武産仔鴨
房総産鹿肉
柚子胡椒 山ワザビ ナツハゼのソース 山サンショ
ドルチェ ウシマル産牛乳 アイスとヨーグルト
カッフェ エスプレッソダブル
≪今回のワイン≫
お任せコース 7000円/1人
2013 デラウェア 生葡萄酒 斉藤葡萄園 千葉県山武市 120mlグラス
2011 Muscadet Sevre et Maine Domaine de la Pepiere 120mlグラス
2011 Muscadet Sevre et Maine Cuvee V.V. Domaine de la Pepiere 120mlグラス
山間 7号 無濾過生原酒 H24BY 新潟第一酒造 新潟県 90mlグラス
2009 CLISSON MUSCADET SEVRE ET MAINE Marc OLLIVIER et Remi BRANGER 120mlグラス
2007 Savigny-les-beaune Premier Cru les Lavieres Catherine et Claude Marechol 120mlグラス
白瀑 蔵付き分離 セクスィー山本酵母 ロックで飲む山廃 山本 秋田県 90mlグラス
1978 Pommard Epenots 1er Cru Heritierd Domaine BIDOT-BOURGOGNE 120mlグラス
* * * * * * * * * *
≪過去のレビュー≫
今回はお任せコースをランチで。今回の九十九里産海獲りウナギも絶品。今回はワインに加えて、珍しい長野の地ビールや千葉県の日本酒まで登場。その日の料理に合うものなら、何でも出てくるのが面白い。
≪過去の料理≫
お任せコース 6000円
自家菜園かぼちゃのアイス
千葉県横芝産 山羊のチーズと茹で落花生
千葉県作田産岩牡蠣と地粉のパイ包みフリット
自家製の焼きたてフォカッチャ
アカヤマドリダケとヤマドリダケモドキのフリット +α
千葉県銚子産トマトと自家菜園シークァーサーの冷製カッペリーニ
夷隅産房総地鶏のわら焼き 国産飼料のみを使った地鶏の色々な部位
クビ ササミ シラコとニラの花 スナギモ ハツ レバー
千葉県山武産黒胡麻のニョッキ
九十九里産海獲り天然ウナギの炭火焼
地場野菜のサラダ
本日の肉の炭火焼
千葉県夷隅産ジャージー仔牛のモモ
千葉県産雄鹿ロースとフィレ
千葉県富里産三元豚 2ヵ月半の仔豚モモ
ツルムラサキとシソの実のソテー
千葉県夷隅 KOMAGATA製チーズ 赤ワインのウォッシュ 日本酒のウォッシュ 白カビ 青カビ 無花果と山葡萄添え
山椒のソルベ
自家製牛乳
ドルチェ 自家製牛乳のジェラートと自家製ヨーグルト
紅茶
≪過去のワイン≫
お皿に合わせたワインのお任せコース 2000円
NV Touraine METHODE TRADITIONNELLE BRUT Domaine Guy Allion 60mlグラス
山伏 壱 Yama-Bushi saison one 玉村本店 長野県 60mlグラス
2010 Delaware Fruity Freshness Chateau Sakaori 山梨県
2011 KOSHU Barrel i-vines & Chateau Sakaori 山梨県 60mlグラス
自然酒 五人娘 生酛仕込 純米吟醸 寺田本家 千葉県 60mlグラス
1995 Beaune Les Teurons PREMIER CRU DOMAINE DU CHATEAU DE CHOREY 60mlグラス
2006 PETIT ANDORON SAINT-SEURIN DE CADOURNE HAUT-MEDOC 60mlグラス
* * * * * * * * * *
≪過去の料理≫
PRANZO B ランチコース 3500円
ストウッツィキーノ 鯵のタタキ団子 胡瓜の冷製ズッパ
アンティパスト 九十九里町作田産の岩牡蠣 +1000円
アンティパスト ズッキーニの蕾 チーズとズッキーニ詰め
アンティパスト ヤマドリダケモドキのフリット +α
自家製フォカッチャ
コントルノ 千葉県産の温野菜
プリモピアット はば海苔のスパゲッティ or 猪ベーコンのスパゲッティ
セコンドピアット ホウボウ 千葉県産杏子茸と蕎麦ガキ or 猪とビタミン大根の粗おろし
フロマージュ 夷隅産市チーズの盛合せ or ドルチェ マスクメロンのズッパ仕立て 葛入り
ドルチェ 自家製牛乳のジェラートと自家製ヨーグルト +α
ディジェスティーヴォ 葡萄の葉っぱのアイスティー
ピッコラパスティチェリア ホオズキのキャラメリーゼ
≪過去のワイン≫
PINO CHARDONNAY SPUMANTE BRUT SANTERO 900円/200ml1本
2010 BEAJOLAIS BLANC LA PETITTE MAISON HAUTE 500円/120mlグラス
2010 Muscadet Sevre et Maine Sur Lie Domaine de la Pepiere 800円/120mlグラス
2004 MOREY-SAINT-DENIS Vieilles Vignes DOMAINE ALAIN JEANNIARD 1200円/120mlグラス
Japanese Grappa 葡萄華 デラウエア葡萄樽熟 KING SELBY
* * * * * * * * * *
≪過去のレビュー≫
妻と2人で九十九里デート。先日、スガハラガラスファクトリーでガラス食器の大人買いをして、野趣溢れるハーブ園のラ・パニエに行ってきたばかりにもかかわらずに。しかし九十九里一番の名所は、この:一戸建イタリアン、ウシマル。千葉イタリアン人気NO.1のトラットリア・アルベロの支配人から、「千葉のレストランはもっと協力してみんなで千葉全体の飲食を盛り上げるべきです。九十九里のウシマルなど素晴らしいレストランがたくさんある」と言う話を聞いて、さっそく行ってきた。
外観がもう日本ではない。素晴らしく洒落た南欧風の一戸建。建物周りのガーデニングも、広い庭を女性オーナーの母親が、趣味で手入れしていて気持ちが良い仕上がり。若き女性オーナーの両親が酪農家なので、この店は自ら育てる牛のミルクやジェラートを売りにしている。野菜も自家農園製。ハーブももちろん自家製で、九十九里の香りを満喫できる。マネージャーの対応もマメ。良く気が付きサービスも質も良い。話もちょっと面白い。し「:妻がオーナーなものですから」とマネージャー。マメにならざるを得ない事情をジョークで切り売りしている。
店に入ると大きなオープンキッチン。1戸建の外観からはイメージの違う構成でちょっと驚く。炭火焼きの牛や鶏が人気で、オープンカウンターでシェフによる炭火焼きの様子が良く見える。カウンター席もあるが、煙と熱が近い。豪快に焼く姿を見るのは悪くないが、煙から遠い奥の個室の2テーブルがベストポジションか。
シェフはシェフコートの上にエプロンを掛けている。:炭火焼きがメインなので、真っ黒になるからだろう。妻が「可愛いい」と言っている。スーシェフは女性。それに若いスタッフが1人。ホールはマネージャーともう1人の女性。千葉市内で有名なバーのオーナーの奥さんが手伝いに来ている。テーブルは満席で、2回転目も2組みほどいた。聞いていた通りの人気店。
女性オーナーは、10年前のオープン時はパテシエであった。今は子育てで休業中とマネージャー。マスオさんも大変。食事はアラカルトもあるが、ほとんどの客は魚か肉を選ぶ4千円か、7千円のお任せコースを頼んでいる。とにかくボリウムがあり、ポーションは控えめで依頼。その前に、いつもの通り泡から。泡のともは旬の九十九里産岩牡蠣。
帰りを考えて、さっとのつもりが、結局:いつもと同じ3時間コース。千葉までの帰り道は遠い。しかし来た甲斐があり、千葉のイタリアンには、千葉らしいレベルの高さがあることを実感できる。ビジュアルや品に拘るイタリアンとは一線を画す、千葉の素材、和の伝統、見た目の素朴さ、:料理の優しさ、そして何より、田舎らしい人間味溢れるサービスと、野趣溢れる環境。
ついでに言うなら食器も全て地元九十九里のスガハラガラス製。そこは麻布十番の名フレンチ、レフェルヴェソンスと同じ。
この店はコンセプトからディテールまで、一貫した姿勢のオーナー一家、マネージャー、シェフ、スタッフによる共同体。それに店を支えるサポーターとしての客が加わると最強になること請け合い。これからの千葉のレストランが、ますます楽しみになってくる店をライバル店の支配人のお陰で発見できた。
≪過去の料理≫
朝採り作田産岩牡蠣 900円/1個
九十九里は作田で今朝上がった岩牡蠣。クリーミーな旬の盛り。オリーブオイルがピリッときいている。山ワサビを入れている。ちょっと和の香り。
サービスのアミューズ トウモロコシのジェラート
ジェラートもソースもトウモロコ。あの甘さがそこはかとなく感じられる。遠く千葉から猛暑の中を九十九里までやって来て、まずはホッと一息。さすがホスピタリティが高いと噂の店。
前菜 銚子産フルーツトマトの冷製カッペリーニ
銚子はトマトの産地。あまいフルーツトマトに重石を乗せてエキスを抽出し、柑橘のソースを合せている。さらに彩りとして、柚子の先端、子供の部分を取って振りかける。冷たいカッペリーニをつるっと食べられ、美味しい。
前菜 九十九里産天然ウナギの炭火焼き ヒラタケのプリン敷き
ウナギの白焼。炭火と和風テイストのイタリアン。下に敷かれたプリンの中身、ヒラタケの食感もなかなか良い感じ。
前菜 牛丸畑と地場農家の野菜サラダ 自家製大豆のソース
野菜は自家農園産と九十九里産で、ドレッシングが自家製大豆ソース
おまけの前菜 朝採り九十九里作田産岩牡蠣のフリット
最初にアラカルトで頼んだ岩牡蠣のフリット版。おまけとのこと。「うちはいつもこんな感じでメニューにないものがポンポン出ちゃうんですよ」と明るいマネージャー。泡も空いたところで、そろそろ白ワイン。グラスでシャルドネのいいところを「お好きなものを言ってください。開けちゃいますから」。このサヴィニーが気になると言うと「ワイン好きな方がワインを飲みに来るには、とても遠くて申し訳ないので、こう言う時はなんでもやっちゃいます」とマネージャーもノリノリ。嬉しい。
自家製フォカッチャ
ホールの真ん中で、スタッフがデモンストレーション。サクサク切り出してくれる。平焼きではない、ふっくら丸みを帯びたものは、正式にはフォカッチャとは言わないが。まあどうでもいい話。
プリモ 自家製アンチョビのペペロンチーノ
細いスパゲッティーニ。アルデンテがいい感じ。さほど辛くないので、白ワインにも合う。
プリモ バジリコと落花生のジェノベーゼ 銚子産フルーツトマト
妻のパスタにはバジリコに細かく砕いた落花生が入っている。何とも言えぬ食感。千葉と言えば落花生。今日はあまいフルーツトマト責め。こちらのスパゲッティーニは、ペペロンよりちょっと太め。
魚料理 銚子産キンキのヴァッポーレ
キンメも捨てがたいが、銚子はキンキも良い。ヴァッポーレは蒸し焼き。キンキの脂の乗った白身がフワッとして、白ワインのお供に最適。
グラニテ 山椒のジェラート]
どこか全般に渡って和の香りが漂う。シェフの出仕でも関係しているか。赤ワインはお任せでマネージャーに依頼。
肉料理 いすみ産ジャージー仔牛の炭火焼き
豪快にカウンターの炭火で焼き上げた仔牛。ちょっと表面は焦げているが、中は思ったより柔らかい。フレンチの火入れを期待してはいないが、炭火焼きとしては良い出来の火入れか。それにしてもオーナーの両親が可愛がった仔牛でなくて良かった。そこが一番気になって落かなかった。:いすみ市も美味しい牛の産地。
ドルチェ うちの牛乳アイスクリームと自家製デザート
この牛乳アイスクリームは最初に食べてくださいとマネージャー。自家製デザートは、カンノーニ、ヨーグルト、ティラミス。甘いティラミスの後にアイスは合わないとのこと。確かにこのアイスは美味。単に自家製牛乳と言うだけではない。カンノーニは胡麻クリーム。やっぱり和風イタリアンか。
うちの牛乳 珈琲 紅茶 うちの牛乳責めで終わる。
≪過去のワイン≫
NM サンテロ ピノ・シャルドネ・スプマンテ・ブリュット 900/円ピッコロボトル
ウマ安系のスプマンンテ。価格の割に肌理の細かい飲み易い泡。900円はグラスの洗い代のみ。
2008 ドメーヌ・カトリーヌ・エ・クロード・マレシャル サヴィニィー・レ・ボーヌ
これはパリのビストロなどで人気急上昇中と言われるブリニィ・レ・ボーヌの造り手夫妻のドメーヌもの。かなり美味しい。岩牡蠣のフリットが、このワインとヨダレと共に胃に流れ込んで行く。とにかく珍しいワイン。とても2008年とは思えない。:熟成感すら漂う。10年前の初リリース時、まだ4年の若木から造ったサヴィニーが、INAOから「このワインにACを与えずに何に与えるのか」と言わしめた奇跡のワインとも言われている。
2007 ドメーヌ・カトリーヌ・エ・クロード・マレシャル ラドワ・レ・シャロ
白ワインと同じ造り手のピノ・ノワール。ラドワも珍しい。この造り手は最もピノ・ノワールらしいワインとして、毎年ブルゴーニュ委員会から表彰されているドメーヌ。九十九里の牛料理と最高のピノの組合せに脱帽。
'13/08/26 ('13/08 訪問)
先日読んだ 『東京カレンダー』 に出ていた骨付き山羊肉の写真と記事を見てずっと気になっていたお店。
8月終わりの土曜日に、半日がかりで行ってきました。
初めてのお店なので最初はランチで様子を見ようということになりましたが、ワインなしのイタリアンというのは考えられないので、電車とタクシーでお店まで。最寄りの 「松尾」 駅は、これまで見たことがないぐらい、のどかな雰囲気です。東京から2時間半ぐらい離れただけで、ここまで変わるんですね。。。
電車の到着時刻の関係で予約よりかなり早く着いてしまいましたが、席は既にセッティングされ、メニュー表も置かれていました。
ただ、お料理は予定どおりのスタートとなるということでしたので、スパークリングワインを飲みながら待つことに。
何本か実物を持ってきて下さったスパークリングの中からミュスカデの微発泡を選びましたが、よく冷えていて夏にはぴったりでした。
何かおつまみを頼もうかと話していたら、チーズ(ウェットタイプとドライタイプの2種類)とハチミツ、そして山羊のサラミを出して下さいました。
どれもワインにぴったりです。チーズとサラミだけでなく、ハチミツも千葉産でした。
いつもは写真を撮るのをつい忘れてしまい、記憶力も悪くメモも取らないため、かなり曖昧な口コミになってしまうのですが、今回はメニュー表を持ち帰りましたので、バッチリです。
今回戴いたものは以下のとおり。6,000円のランチコースです。
・かぼちゃの冷製スープ
・勝浦産鮮魚のポルペッティ (モロヘイヤ添え)
・マコのうろこ焼き
・作田産朝取り岩ガキ
・銚子産フルーツトマトの冷製カッペリーニ
・伊勢海老のパスタ
・九十九里朝取り天然ウナギの白焼き
・地場野菜のサラダ
・バジルのシャーベット
・本日のお肉 (香取産黒毛和牛、?川産仔猪、植芝産山羊ソーセージ)
・牛乳
・ドルチェ、コーヒー
また、前菜が出される直前にフォカッチャが焼き上がり、熱々のものを切り分けて戴きました。もちもちしていて美味しかったです。
どのお料理も美味しくてコメントを書ききれないほどなのですが、岩ガキが特に印象に残っています。
見たことがないぐらい大きくて、身を食べたあとに白いミルクのようなものが殻に残っていました。まさに海のミルクですね。
また、「千産千消」 だということは知っていましたが、使われている塩もガラスの器も千葉産だと知り、そのこだわりに感服しました。
素材の良さが分かる調理法で、一皿一皿を楽しむことができましたし、かなり満足度は高いです。
サービスに関して辛口のコメントもあるようですが、私達は特に不満は感じませんでした。
ソムリエの方もとても仕事熱心で好感が持てましたし、この立地にある気軽なイタリアンならば、充分すぎるぐらいだと思いました。
ランチでこれなら、夜はいったい・・・と、とても興味がわきますが、うちは二人ともお酒を飲みますので車では行けません。
ディナーとなると1泊して2日がかり・・・となってしまいますが、まだそこまではちょっと考えられないので、とりあえずは季節毎のランチにお邪魔したいと思います。
'13/08/12 ('13/07 訪問)
訪問の数日前に夜の7,000円のコースを予約して訪問。
他のレビューにもある通り、このお店は千産千消を謳い、
千葉で取れた新鮮食材で構成されたメニューが食べられるとのことで期待して伺いました。
お店はとってもおしゃれですが、子供連れもいたので、あまり気取らず普段使いも出来そうです。
コース料理は海で大きな岩ガキ、アワビや牛(何牛だかわすれた)、ダイヤモンドポーク、シカ肉のステーキなど
全部で13皿くらい出たと思います。あと、焼きたてのフォカッチャも。
ボリュームはたっぷりで食べ応え満点。
CPは良いと思います。
お酒も、日本のワインやら日本酒など面白いのもありました。
ただ、食材が良いので塩でシンプルな味付けの皿はおいしかったけど、
う~んっと思うお皿もいくつかありました。
千産千消というコンセプトは良いので、もっと一皿の完成度を高めて
行ってほしいと思います。
今後に期待!!
'13/07/10 ('13/04 訪問)
【2013年4月ディナー訪問】
お気に入りのお店。
3月のオフ会に続き、4月は連れとディナーで訪問です。(ちょっと古いレビューでスイマセン)
お任せコース7000円。
*落花生のスープ
*イカスミのソーセージ 甲イカのカルパッチョ 細かく包丁を入れた甲イカが柔らかくて美味♪
*コハダのカルパッチョ 肝乗せ コハダの肝って美味しいんだ!と感心。
*メガイアワビとトコブシのタリアータ
あわびはシンプルにカルパッチョ。
とこぶしは身をすりつぶして、塩水・オリーブオイルを混ぜたソースを掛けてあります。
下には肝のソースも。
とこぶしの方が、香りが高くて野趣溢れる旨さ。
アワビはおっとりとした旨さ。
楽しい食べ比べ。
*春子鯛の鱗焼き 筍
筍は、盛りのせいか前回よりも旨味が濃厚。
1週間ほど前に、湯島の超人気店で頂いた筍より美味い。
うろこ焼きもパリパリで楽し♪
*ホッキ貝のカヴァデリ カヴァデリという、ねじねじ君なショートパスタをホッキ貝に合わせてます。
海の香りが漂ってくる品。
*地場野菜のサラダ
*朝取りフルーツトマトの冷製カッペリーニ
フルーツトマトが素晴らしく甘い♪
感動モノの甘さ。
*本日のお肉
いすみ産ジャージー牛のロース
三元豚仔豚
濃厚なミルクを採るジャージー牛の肉は、赤身の味が濃くて美味しい。
肉の旨味が存分に味わえ、霜降りより好きかも。
脂も適度に付いてます♪
仔豚は皮の風味が良くって、火入れも豚・猪関係をこちらで何度か頂いた中では一番良かった。
ジューシー♪
*セロリのグラニテ
*めかぶのスパゲッティ とろとろが面白いめかぶのパスタ♪
*ウチの牛乳で作ったアイスとヨーグルト 定番。さっぱりとして、最高。
1ヶ月前の訪問とは違った食材が出る一方、同じ食材でもより旬の旨さを感じられるものがあったり、自然の恵みと季節の移ろいを存分に感じる事が出来ました♪
ほんとシェフの努力に感謝です。
一方、今回のワインのテーマは、同じ葡萄品種の産地違いの飲み比べ。
白のソーヴィニヨンブランは、日本(山梨)とフランス(ロワール)。
日本の方が、香りが抑えめで、貝類には合う。
フランスは、青草の香りがするソーヴィニヨンブランらしい味わいで、その香りが野菜に合います。
日本の方も野菜(地場野菜のサラダ)に意外や合うと思ったら、ドレッシングに味噌を使っているから合うのだとか。
なる程!
赤はメルロー。
フランス(ボルド-)とアメリカ(カルフォルニア)。
やはりカルフォルニアの方が、果実味が強い。
一方、ボルドーはグレートビンテージの2005年ということもあってか、オーメドックとはいえしっかりしていて、とても美味しい。
もう2005年も飲み頃に入って来ているのですね。
ここのワイン飲み比べはほんと楽しい。
近年無いくらい飲んだかも(まー、グラス4杯くらいですが・・)
ということで、今回も大満足♪
とっても幸せな時間を過ごしました。
なお今回、Ushimaruで予約を取ってくれる提携ホテルに泊まりましたが、ビジネスホテルなのに広くて寝るには十分な宿でした。
一泊一人5000円。
Ushimaruでのウエルカムドリンク(泡)付きだし、お腹いっぱい♪幸せ気分いっぱい♪のまま即寝られるし、このパターン良かったです。
今度は夏かな。
ご馳走さまでしたー。
【2013年3月ランチ訪問】
食べログ事務局主催のオフ会に行って参りましたーー!!
1月に怪我をしてからは初のオフ会。
場所は大好きなUshimaru♪
まだ怪我が治ったとはとても言えない状態だったのですが、なんとか大丈夫だろうと。
食い意地が、痛みや不自由さに勝りました♪( ♪ じゃないですよね・・)
直前まで返事を待って頂いた幹事の方に感謝です。
当日は、6000円のお任せコース。
内容は以下になります。
*タイラ貝、ホッキ貝ヒモと芝山産朝取りセリ・クレソンのサラダ
貝からスタートというのが春ですなぁ。
串焼きにした貝も添えられて、ホッキのさくさくの食感と上品な旨味がタマラナイです。
セリ・クレソン、さらにはつくしなどもあって、苦みが春を感じさせてくれます。
春の海と野の出会い。
*モクズガニのプリン
*モクズガニの冷製タリオーニ
モクズガニは味噌が旨いんですよね。
その味噌を使ったプリンとパスタ。
旬では無いため濃厚さがやや足りないですが、それでもコクがあるっす♪
*ハマグリと銚子産無農薬キャベツのヴァポーレ
ヴォポーレは蒸し煮っすな。
大きな地ハマグリ。よく見掛ける輸入ものとは味が全然違います。
ジューシーで香りが素晴らしい。
春キャベツの甘みとハマグリの出汁、そこへニンニクが香るスープがとてもとても美味しい。
*いすみ産孟宗竹オーブン焼き
またまた春を代表する食材。
千葉は筍の名産地。
やや青さが香る中に甘みが広がる筍。
もう少し甘みが欲しいかな?とも思いましたが、十分美味しい。
*天然ヒラ茸と椎茸
椎茸がとっても旨い。旨味がハンパないのです。
あまりに旨いので、どこ産の椎茸ですか?と聞いたら、天然ものだとか。(後で手元のメニューを見たらそう書いてあった・・。恥)
椎茸って、天然ものがあるんですね!
そして、前述のように普通口にしている栽培ものより断然旨い。
自然の力の素晴らしさを見せつけられた思いです。
そして、それを採ってきてくれるシェフにも脱帽。
まさに馳せて走って食材を集めたご馳走を提供してくれるこの店の真骨頂。
*地場野菜のサラダ
良い箸休め。
蕗など春の野菜やカステルフランコなど珍しい野菜が入ったこれまた食の好奇心を満たしてくれる食材で構成。
素晴らしい。
*セロリのグラニテ
*本日の肉の盛り合わせ
網取り真鴨・ホルスタイン牛タン・山羊ロース・仔猪モモ
もう3月なのに、網取り真鴨がっ!
香りとコクがあって、すっげー旨い。
この5倍くらい食べたかった・・。(貴重なので無理ですが)。
それと牛タンがとても柔らかくて旨かった!
山羊ロースはちょっとクセがあるので、好みが分かれるかも。
仔猪は塊で来て、取り分けてくれます。
この塊での焼きは、前回の豚さんもそうだったけど、ちょっと火を入れすぎ・・。
ああ、それにしても鴨と牛タンの素晴らしさよ・・。
皆意見が一致してました。
*ウチの牛乳で作ったアイス ヨーグルト掛け
こちらの定番。こちらで飼っている牛から採った新鮮なミルクで作るアイスとヨーグルト。
そりゃー、旨いです♪
*苺のオーブン焼き
この辺りは苺の名産地でもあります。
焼いて旨味を増した苺♪
ということで、今回も大満足。
春の食材に冬の名残の食材なども織り交ぜ、素材そのものの美味しさを素直に味合わせてくれる。
天然の椎茸には特に感動しました。
お酒も、ムルソーの垂直飲み(2004年2003年。暑かった2003年の方が甘みが強くてまろやかなコクがある)や同じ畑で作り手違いの
モレ・サンドニなど、とても楽しい企画があり、至福。
ということで、今回も大満足。
やっぱこの店いいなー。
オフ会自体も、色々な要望などを事務局の方に伝えたり、久し振りにあったレビュアーの方々と笑いあったりして、復帰オフ会はとても思い出深いものになりました。
感謝です。
余談
怪我をして、まだ腕の動きに不自由な面があってリハビリ中ですが、この会の翌日に結構な改善が見られました。
それまでは、本当にわずかづつの改善だったのですが。
笑ったりして、筋肉の緊張がやや解けたのかも。
食べログのリハビリ効果にびっくり?です(笑)
本当に感謝っすーー(涙)
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九十九里浜近くの千産千消を掲げるイタリアンレストラン。
前から気になっていたのですが、9月にオフ会でお呼び頂きランチで訪問。
あまりに気に入ったので、11月にディナーで再訪しました。
その2回分まとめてのレビューです。
【2012年9月ランチ訪問】
前述のようにオフ会(うめばら会)で訪問。
お任せコース6000円です。
当日の料理は以下。
*自家菜園 かぼちゃのアイス
*横芝産 山羊チーズと茹で落花生
*作田産 岩ガキと地粉のパイ包み アカヤマドリダケとヤマドリダケモドキのフリット添え
*銚子産 トマトと自家菜園シークワァーサーの冷製カッペリーニ
*いすみ産 房総地鶏のわら焼き
*山武産 黒胡麻のニョッキ
*九十九里産 海取り天然うなぎの炭火焼き
*地場野菜のサラダ
*お肉 3種の盛り合わせ いすみ産ジャージー仔牛もも 富里産三元豚仔豚もも 千葉県産鹿ロース・フィレ
*フロマージュKOMAGATAのチーズ盛り合わせ
*山椒のグラニテ
*うちの牛乳 アイス ヨーグルト
*コーヒー・紅茶・ハーブティー
という皿数豊富な充実内容。
特に房総地鶏のわら焼きが、ふわふわの白子とかがとても美味しく、肉もコクがあって美味かった。
海取り鰻は力強くてこれも美味し。
鹿も美味かったですが、もうちょっと優しい火入れでも良いかな。
仔牛はその仔牛のお母さんから作ったバターを添えていたり(香りが似ているので味が馴染む?)、すごいコダワリです。
そんなこんなで、千葉の食材にこだわって作った、シンプルだけど素材が生きている料理に感激。
電車の関係もあり、4時間たっぷり楽しみました。
過ごした時間も楽しく、予約を取ってくれた葡萄党幹事長さんや幹事のうめばらももさん、楽しい時間をご一緒して頂いた方々に感謝しつつ、再訪を誓って店を後にしたのでした。
【2012年11月ディナー訪問】
ということで、11月の下旬に連れと訪問。
場所的に夜は空いているかと思いきや7割くらい埋まってました。
ディナーのお任せコースは7000円。
アラカルトや4000円のコースもあるようなのですが、やっぱりここまで来るなら思いっきりお任せするのが良いかと思いますデス。
当日の料理は以下。
(なお、照明の関係で我がヘボカメラではちゃんと写っておらず、見苦しくてスイマセン。)
*ダイアモンドポークの自家製ハム 鹿肉のサラミ
鹿肉のサラミは深い味。香りがとても良い。
*サマツ茸とあおりいかのスライス 肝のソース
シコシコのあおりいかとキノコの食感が絶妙。上品に仕上げたイカの肝のソースが絡んで美味い。
*ホシザメのフカヒレとハナビラニカワ茸入り 鴨のスープ
優しくも滋味深い味の鴨のスープに、シェフが採ってきた天然の茸と地元のフカヒレ。
心と体に沁みます。
*ヒラタケと新そばのフリット そばがきのソース 蕎麦粉を使ってヒラタケをフリットに
新蕎麦は香りが高し。ヒラタケも天然。大地の香りの競演。
*車海老の冷製カッペリーニ
車海老やサルエビの味噌を絡めてあるカッペリーニ。
添えてある頭はサクサクで味噌が美味 身はレアレア♪
*アカシタビラメと地粉パイのオーブン焼き
アンチョビで味付け。ふわふわ♪
美味いよー。
*墨イカのソーセージ トマトジャム添え
イカ墨とイカの身などを詰めたソーセージ 小さいながら旨味がとてもあります。
イカの身の歯応えも良い♪
*フォワグラのポワレ イチジク添え
普通に旨し。
*地場野菜のサラダ
ピーナッツソースだったかな。ほっとする一皿。
*朝取りのキジと網取り真鴨の炭火焼き ササミ・ハツ・レバー・砂肝の串焼き
キジはコクのある身が締まった地鶏みたいな味で、結構旨い。
しかし何と言っても絶品だったのが、地元山武で獲れた鴨。
網取りのために血が流れておらず、レバーのように濃い味。
しかもふるふると柔らかい。
もー気絶するくらい美味かったです。
内臓の串もかなり美味い。
この鴨はちょっと忘れられない美味。
*夏みかん・柚子など柑橘のシャーベット
さっぱりと♪
*自家製下仁田葱とハマグリのスパゲッティ
量は聞いてくれます。
地蛤ですかね。大きい。
蛤の旨味がパスタに絡んでたまらない♪
*うちのミルクアイス ヨーグルト ミルク
こちらのお店で飼っている牛のミルクを使ったデザートの直球勝負。
前回と一緒ですが、やはり究極の自家製デザートです♪
コクがあってとっても美味い。ママの味♪
*コーヒー・紅茶・ハーブティー
ということで、ディナーは料理13皿。
すごい品数です。
しかも昼よりさらに内容・量ともに充実。
とっても満足・満腹。
で、こちらの店についてまとめると以下になります。
味付けは素材の味をそのまま生かした優しいもの。
海老のミソやイカスミ、鴨の出汁などでコクを出して、塩は控え目。
一方濃い方が好みの方用に、塩(九十九里産)が添えてあったりもします。
また、他にも色々なソースで楽しませる工夫も。
千葉の自然の恵みを、自ら栽培したり山に分け入って採ったり、あるいは現地に赴いて地元の方から調達。
奇をてらうことなくそのまま生かし、素直に素材の持つ滋味を味わわせてくれるお店。
しかも、持ってくる千葉の食材はハンパない種類。
頭が下がる想いです。
前述のように、各料理は素材をそのまま生かしたものです。凝ったものではありません。
火入れにしても完璧とは言えないものもあります。
また、無理に千葉の食材を使わなくても・・というのもほんの一部ですがありました(山葵とか)。
しかしそういった事を超越して、地場の素材の味を心ゆくまで楽しむ食の悦楽という意味で最高のお店かと思ってます。
またワインやサービスも素晴らしい。
グラスワインでお願いしたのですが、それが融通無碍。
時には同じ作り手の違うキュベ(グレード)の比較をさせてくれたり、あまり飲めないと言うと料理によって少しだけ合うワインをサービスしてくれたり、一杯1000円を5杯分でかなりの種類(8~9種?)飲んでました。
しかもシャサーニュモンラッシェなどのグランヴァンも含んでです。
とってもとっても楽しかった。
ワインも自ら買い付けに行ったりしてるようで、お酒まで自分たちで走り回って確認し集める姿勢に感服。
また月2回地元の方によるマジックショーもあって、たまたまその日に当たっていたのですが、これも大変楽しかった。
各お客さんごとにテーブルマジックを披露してくれて、かなり見応えがあり。
食以外でも客を楽しませようとするその姿勢も素敵。
走り回って食材を集めるから、ご馳走。
ご馳走という言葉の由来をこれ程見事に体現しているお店は、他に知りません。
スローフードという意味でも見事。
こういうお店が千葉にあったとは、千葉レビュアーとして誇り以外の何物でもない。
そういうコンセプトを別にしても、食べていて素直に楽しく今自分が千葉で一番好きなお店です。
ということで、こちらを300件の区切りレビューにさせて頂きました。
いつも拙レビューを読んでくれている方々に感謝致します。
'13/06/19 ('13/06 訪問)
<2013.6>
ある日のランチ。
写真数点アップ。
<2011.8 初訪>
かれこれ数十年前にイタリアを旅することがあり、訪れる先々で有名店を食べ歩いたが、フィレンツェのエノテカピンキリオーリ本店は忘れられない一軒であった。さてフィレンツェなどの大都市ではなく田舎の小さい街の食堂で戴く食事には単に塩を振って(せいぜいオリーブ油くらいかけて)焼いた肉が多々提供される機会があった。(海が近くなら魚介焼きなのだが…)イタリア人はこんな素朴な料理が好きなんだな~ぁと思ったものだが。
そんなイタリア的?焼物と自家菜園で採れる新鮮な野菜が美味しいのがこちら地産地消(千産千消か?笑)を掲げるushimaruである。
肉なら牛豚鶏は云うに及ばず、季節にはジビエ系も用意されている。また魚介は九十九里産を中心に朝採れの新鮮な物が揃っている。焼物にしろ新鮮な野菜サラダにしろ「新鮮な物をシンプルに調理を」は素材を一番美味しく戴く調理なのだろうか?また予算に応じて各種プランに答えてくれるので、好みの食材や料理等を予約時に伝えれば対応してくれるのも使いで良しである。この日は冷製スープから始まりデザートまでコースで戴いたが一押しは自家製ソーセージ。市販のそれとは違い、本当に肉とスパイスだけで作った物らしく余計な味がしなく美味しく戴けた。どちらかと云うと手の凝った料理と云うよりはサラダや炭火焼きなどシンプルな料理が美味しいトラットリアではなかろうか?もちろんパスタなども美味しいのは云うまでもないが…。また牧場も営まれているので牛乳を使った料理なども美味しく、この日のメニュウではデザートのアイスに使われていたが、市販のそれでは味わえないフレッシュさを醸し出していた。少量だがミルクもサービスして貰った。
ゆったりとした洋館風の広間で目の前がオープンキッチン。それを見ながらゆっくりと食事、たまにはこんな贅沢もいかがだろうか?
因みに第二、四の土曜日は店内にてマジックショーが開催されている。子供連れや好きな方にはこの日を狙って予約をしてみてはいかがだろうか?
ウシマル@松尾(千葉)~ ALMOST PARADISE ~
'13/05/19 ('13/05 訪問)
◆出色の一皿に変えて
砂浜をそぞろ歩く男と女、波と戯れる犬、
傾きかけた日差しは少し光線を弱めて
さざ波はその照り返しでキラキラしている‥
その幸せの象徴のような光景に
フランシス・レイの奇跡のように美しい調べが重なる。
往年の仏の名画 『 男と女 』 の1シーンを思い浮かべた。
九十九里の海風が新緑をそよがす。
豊饒の海と肥沃な大地が皿を彩り、瑞々しい描線を見せる。
めじなの肝の苦甘さに舌鼓を打ち
生しらすと新玉ねぎのスープの透明な美声に心打たれ
岩牡蠣の猛々しい大きさに絶句して
磯筋蝦の踊り食いを楽しむ。
房総地鶏の締まった歯応えを堪能し
猪の脳味噌のフリットの白子のようなとろみと
檜のむせ返るような生木のフレッシュ感の意外な相性に感嘆し
草だけを食べさせた牛に生後間もない仔豚、網取りの仔鴨などの
様々な部位の命の手触りの繊細に感動する‥
山海それぞれの食材は
技巧に走らない”素肌”重視の料理になる。
郷土イタリアンでは無論無いのだが、東京イタリアンでも無い。
イタリア料理と云うものは無い、
イタリア各地に郷土料理があるだけだ、と良く云われるが、
その意見を借りるなら
この千葉の地でも独自の郷土料理が生まれたのかもしれない。
この世の中の幸せの上澄みだけで出来たような料理に
高揚しない人がいるだろうか?
何の取り留めも関連性も無いのだけれど、
この店で食事をしていて
『 男と女 』 の情景と同じく連想した、LOVERBOYの曲のフレーズが有る。
ALMOST PARADISE
We're knocking on heaven's door
”天国はもう直ぐそこ 僕たちはその扉をノックしたよ”
さぁ、次はあなたがその天国の扉をノックする番 ☆†_(σ_σ)β))☆!
◆今回のお品書き
お任せコース 7000円
勝浦産の朝取りめじなの肝、柚子胡椒と空豆のソースで ◯
飯岡産の朝取り生しらす、雨上がり後の新玉ねぎのスープで ◎
しらすの煎餅 ◯
作田産の岩牡蠣(全長18.5cm×高さ11cm!) ◎
自家菜園の花ズッキーニのオーブン焼き、夷隅(いすみ)産モッツァレラチーズを詰めて
生ハムを振りかけて ◯
夷隅(いすみ)産の房総地鶏のレバー、砂肝、せせりの藁焼き
山わさびと岩塩で◯
海老味噌の冷製カッペリーニ、伊勢海老のローストと磯筋蝦の踊り食いと共に◯
房州産の猪の脳味噌とウドのフリット、オーブンで炙った檜の切株と共に ◯
わかめとめかぶの冷製パスタ、伊勢海老のローストと共に
地場の野菜と山菜のサラダ、大豆のソースで
肉盛合せ:房州産の仔猪の骨付きロース、夷隅(いすみ)産のジャージー牛のリブ芯ロース、
山武産の網取り仔鴨の胸・笹身・もも、横芝産デュロック種の生後3ヶ月の仔豚のもも
山わさびと柚子胡椒、ナツハゼで◎
*ナツハゼ‥落葉の低木の一。その実は黒く熟し、日本のブルーベリーと云われる
野生のクレソン
フォカッチャ
チーズ3種:ホルスタイン牛のモッツァレラ、ムチュリ、ジャージー牛の燻製モッツァレラ
*ムチュリ‥スイスの伝統的なチーズの一。熟成タイプのナチュラルチーズ
口直し:山椒の葉のソルベ ◯
朝搾りたての牛乳のアイスクリームとヨーグルト ◎
朝搾りたての牛乳 ◯
コーヒー
+グラスワインと(一部)日本酒、地ビール、自家製リモチェッロお任せで
(昼)12000円/人
◆この店の楽しみ方
<プロフ>
千葉が誇る一軒家イタリアン。
食べログ評価 4.28(千葉県総合ランキング3位 2013.5/19現在)
打矢健シェフが地産地消の食材をフル活用して、渾身の料理を供する。
2000年Open。
<注 文>
昼のコースは一部プリフィクスの1600円(土日祝は2300円)、3500円と
お任せ7000円の3種類。
近所ならともかく、そうそう来られないロケーションなので(笑)お任せを選択。
ドリンクもバイ・ザ・グラスが楽♪
基本はワイン合わせだが、房州地鶏の藁焼きには日本酒、
猪の脳味噌のフリットには地ビールを柔軟にコーディネートしてくれた。
〆の自家製リモチェッロも爽やかで美味。
<雰囲気>
最寄り駅は山武市の松尾駅だが十分遠いので、タクシーが正解。
ウシマルの名前で通じる。
ちなみに、タクシー代は1100円ほど。
緑が目に優しい、可愛らしい一軒家。
内装も尖らない寛ぎ空間、とりわけ個室のプライベート感は抜群だ。
暖かいサービスも非の打ち所無し♡
◆情報出典&Special Thanks to
葡萄党幹事長さん
ご馳走さまでした~
'13/05/14 ('13/04 訪問)
千葉県山武市・・・
はじめて聞く地名のため、地図を広げなければここはどこ?!の状態です。
これほど地の利の悪い場所にありながら評価の高いお店。
気にならないと言えば嘘になります。
この日は「千葉県内終日グルメツアー」を組んおり、久しくしているレビュアー様に運転してもらい計4人での訪問となりました。
西船橋で待ち合わせ、バターロールのような雲がふわふわしている青空の中をドライブ。
車内の会話はグルメ談議、あっという間に1時間が経過し到着となりました。
道中は日本の田舎道という感じでしたが、到着して建物を見ると、まるでイタリアにある一軒家風情。
この天候もあって、まるでプーリア地方へ旅行した感覚になります。
ドアをあけると開放的な店内で、オープンキッチン風(←調理場は見えないけど焼き場などは見れる)
数席のテーブルと個室1部屋、壁には小さな窓があり、差し込む太陽光の演出によって、自分たちが千葉県に居る事を忘れさせてくれます。
個人的にこういう雰囲気は大好き。
もしこの窓から「海」が見れたら確実に評価は満点です。
食材は全て地産地消にこだわっており、あらゆる食材の調達を県内で行っているそうです。
大きな牡蠣やフルーツトマト、本場イタリアも驚きのチーズに至るまで、千葉県てこんなに食材豊富だったの?!と驚かされます。
フロアを仕切っているマネージャーのような方の接客が素晴らしく、シェフとの連携もお見事。
他の従業員も懸命に頑張ってはいるものの、どうしても上記両翼の陰に隠れてしまって質が低く見えてしまうのは致し方ない事かな。
全16皿近く提供されたのですが、前半のポーションはかなり小さめだったのですが、後半になると一気にイタリアンらしくボリューミーになります。
特にグリルお肉の4種盛りについては、どうしても食べきれず同席した方におすそわけ。
どうやら、お客の食べるスピードや流れなどから量を調整しているようです。
このお肉の後にフルーツトマトのタリオリーニ。
グリルは無理でしたが、このタリオリーニは全粒粉タイプでモッチモチ。
最近頂いた炭水化物料理の中では非常に高評価な1皿となりました。
ドリンクも全て入れて1人8000円。
1皿あたり500円弱という驚きのコストパフォーマンス。
もはや現時点でここ以上のイタリアンは見当たりません。
'13/05/14 ('13/05 訪問)
食べログのレビュアー様ら4人でのオフ会で利用しました。
東京からは車で2時間ほどの千葉県山武(さんむ)市。
最寄り駅からも徒歩で30分以上かかる郊外レストランUshimaru。
周りは畑なのですが樹を植えてお店の敷地からは見えないようにしています。
お店の周りだけ別世界のイタリアンといった感じでしょうか。
尖塔がお洒落な一軒家レストランです。
店内はカウンター4席とテーブル席が26席、個室もあるようです。
オープンキッチンで客席と繋がっており調理の様子は丸見え。
お店側もお客さんを見ながら料理出来ます。
ゆえに料理の提供時間などは要領を得たものでした。
最初は魚の料理が次々とテンポよく出てきて海の恵みに舌鼓。
素材を活かす料理が多くゴテゴテした料理は少ないです。
イタリアンに縛られずフレンチや創作料理とも表現できる料理。
接客担当のチーフの方が秋田ご出身ということで、
野菜系の中に一部秋田産があったものの基本的に全て千葉産。
料理について詳しくは末尾寸評に。
シャーベットが出た後にメニューに書いてあるタリオリーニは出ないのか尋ねると、
ご希望とあればエベレスト盛りでも出すという対応。
経堂のガラムマサラでも経験しましたが、こういう接客姿勢は結構好きです。
オープンキッチンゆえ客の食べっぷりを見て出す量を調整する模様。
他の参加者はもう食べられないとギブアップしていましたが、
最後にチーズの盛り合わせまで出して頂いていました。
チーフは椅子の背もたれや肩に手を乗せて後から話してきておりましたが、
こういう接客は支払い1万円以上のフレンチでも経験しました。
この接客を威圧的と捉えるかフレンドリーと捉えるかはその人次第かも知れません。
接客面で苦言を呈するとすれば若手従業員の知識の無さ。
料理の説明を求めてもチーフが代弁することになっていました。
あとは骨付き肉の骨を強く焼き過ぎで骨から肉が剥がれない点。
全体を通しての不満点はこの2点程度でしょう。
お店でチーフが不満点があればおっしゃってくださいとのことで書きましたが、
粗を探して見つけた程度で全体の満足度は極めて高いです。
イタリアンは最近新橋で行列の出来る立ち飲みイタリアンに行きましたが、
料理の味、値段、接客、雰囲気、全ての点でこちらが遥かに上でした。
都心であれば倍以上の値段を取られそうな気がします。
コストパフォーマンの高さが売りの立ち飲みイタリアンすらCPを悪く感じてしまいます。
15種類以上の料理を味わっていながら料理代は7,000円ポッキリ。
内税のうえにサービス料も取られないという良心的過ぎる値段設定。
なお今回はシェフのおまかせコース(7,000円)を予約してありました。
他にグラスワイン(800円)なども楽しんでおります。
近所にあれば絶対に常連になりたい。
例え遠くても可能であれば再訪したい。
そう思えるほどの素晴らしいレストランでした。
千葉県の誇りとも思える1軒ではないでしょうか。
___________________________________
料理寸評、【】内は標準点3.0に対しての料理の評価点
【3.8】イシダイのカルパッチョ
…コリコリとしたイシダイの食感から鮮度の良さを感じる。
九州で魚を食べるときには感じたが関東ではあまり感じない食感。
関東では魚は熟成させ、やわらかい歯応えを好む傾向にあるような気がするが、
個人的にはこういうコリコリ食感が大好き。
塩、酢、オリーブオイル、ヤマワサビの塩梅も良くセンス良好。
【4.8】銚子産キンメのうろこ焼き
…本日一番美味しいと思った料理。
刺身で食べられるキンメの鱗(うろこ)をカリカリに焼き、
身はレアーな焼き加減で提供。
サクサクの鱗が驚くほど美味しくて身も当然のように美味しい。
肉でも魚でも皮周辺の肉が一番美味しいものだが、
これは食感の対比も面白くて唸った逸品。
【3.7】炙りホッキ貝の新たまねぎポタージュ
…炙ったホッキ貝入りのポタージュスープ。
ポタージュは新たまねぎで甘さのバランスも良好。
ホッキ貝に少し磯臭さは感じたが全体的にレベルの高いスープ。
【4.0】赤貝、ソラマメ、ソラマメの花のカルパッチョ
…メニューには炙りと書いてあるが聞いたらカルパッチョとの説明。
赤貝や小振りなソラマメも美味しいのだが驚いたのがソラマメの花。
こういう花は食べても苦味やえぐみを感じて味より見た目な印象だったが、
白い花びらが美しいだけでなく味も悪くなかった。
【4.2】自家製フォカッチャ
…店内で焼き上げたフォカッチャで千葉県産小麦を使用とのこと。
フォカッチャというとソフトでモッチリ食感のイメージだったが、
こちらの焼き立てフォカッチャは皮がパリパリ中はモッチリ。
皮だけ食べるとバゲットを思い出すが中はフォカッチャ。
皮には塩(岩塩?)を強めに振ってあって濃い目の味が美味しい。
中身は他の料理のソースを掬うのにも役立った。
【4.5】岩ガキ
…千葉県の海にもテトラポットの辺りでは生息しているらしい。
大振りの岩牡蠣を生で頂く。
岩牡蠣に合わせて楽しんで欲しいとシャブリなどワイン2種をサービスで少量。
「美味しんぼ」愛読者として牡蠣にはシャブリより日本酒を合わせたかったが、
生臭さはほとんど感じず十分楽しめた。
トロトロでプリンッとした岩牡蠣自体もハイレベル。
【4.2】ハマイトエビとサルエビの冷製カッペリーニ
…生きたままのハマイトエビが皿の中でビチビチ跳ねている。
桜海老のような小型海老の踊り食いをパスタとともに。
サルエビは剥き身となっていてネットリ食感は甘海老のよう。
カッペリーニは極細麺のパスタで食感はアルデンテ。
パスタソースは海老味噌だろうか、面白くて美味しいパスタだった。
【3.4】シッタカ貝の塩茹で
…殻のまま塩茹でされたシッタカ貝にオリーブオイル。
竹串を使いセルフサービスで身を取り出す。
小型のサザエといった印象で味はサザエのほうが美味しいような。
【3.6】花ズッキーニのグラタン
…花びらの中にはモッツァレラチーズが詰まっている。
グラタンとの説明だったがミルク煮という印象。
削り節のように細かく削った生ハムもかかっているらしいが、
生ハムの存在を口の中で感じられなかった。
見た目の美しさとモッツアレラの美味しさは際立っていた。
【3.5】渡り蟹のほぐし身
…料理の撮影を失念。
渡り蟹の身をほぐして渡り蟹の真子とともに。
コゴミ、マダケのタケノコ、麦なども入る。
渡り蟹はカンジャンケジャンで食べるのが一番好きだが、
茹でた渡り蟹もなかなか美味しかった。
【3.3】大豆仕立てのバーニャカウダ
…温野菜や生野菜の上に大豆入りバーニャカウダソース。
大豆が入っているからか一般的なバーニャカウダソースよりアッサリ。
使われている野菜は名前の分からない珍しい野菜が多く、
中にはえぐみを感じるものも多かった。
こういう独特でクセのある野菜にはコッテリしたソースのほうが合うような気も。
【3.8】炭火焼きグリル盛り合わせ
…房州仔猪の赤身肉と骨付きリブ、かずさ和牛のステーキ、
ジャージー牛のスペアリブ、ジャージー牛のハンバーグ、
ダイヤモンドポークのロース。
いずれも千葉県産の肉の競演。
ダイヤモンドポークとかずさ和牛とジャージー牛ハンバーグは、
ミディアムレアといった焼き具合で良かった。
ジャージー牛のスペアリブは火が通り過ぎなのが気になった。
手掴みで骨の周りの肉をこそげとろうとしたが歯が立たず、
フォークとナイフでもガジガジになっていて取れない。
こういう骨周りが一番美味しいのに残念だった。
もっともこういうお店でそこまで肉にかぶりつく人間は少ないのかも知れない。
味という点で一番だったのは仔猪骨付きリブの脂身部分。
仔猪はうりぼうと成体の中間ぐらいの猪とのこと。
【3.7】山椒と柑橘果実のシャーベット
…ワンスプーンで食べるお洒落シャーベット。
山椒と柑橘果実のサッパリしたシャーベットで口直しに最適。
【3.5】銚子産フルーツトマトのタリオリーニ
…製麺機で作ったという自家製タリオリーニはモチモチ食感。
フルーツトマトも適度に甘味を感じてなかなか良い。
エベレスト盛りでの提供も打診されたが自重した。
【3.5】チーズ盛り合わせ
…モッツァレラ、ジャージー牛の娘のムチュリ、青カビチーズ。
まだ食べることが可能ならと出てきたチーズ盛り合わせ。
青カビチーズはゴルゴンゾーラに似ているが千葉産なのでそうは名乗れず。
どのチーズもフレッシュで日本の酪農発祥の地千葉の実力を感じる。
【4.0】ヨーグルトとアイスクリーム
…ヨーグルトもアイスも県産牛乳のフレッシュさが伝わる。
一番美味しい食べ方は混ぜてフローズンヨーグルトのように食べること。
これは絶品のデザートだった。
参加者の中にはこれが一番と評する人も。
【3.5】ヨモギのニョッキ
…ヨモギ入りのニョッキにストロベリーソースをかけて。
ラズベリーより小粒の山イチゴも入っています。
柴又で草団子食べたり宇豆基野で麩饅頭を食べたり、
この1週間はヨモギ入りスイーツを食べまくっていました。
柴又の草団子より美味しくて悔しかった。
【3.5】カフェオレ
…丼のような器に牛乳が入ってコーヒーとともに。
フレンチではこういう形でカフェオレを提供することもあるらしい。
牛乳が良質ゆえか美味しいコーヒー。
'13/05/13 ('13/05 訪問)
日帰り旅行オフ会と称し、4名で千葉県の外房をめぐる旅を行いました。
ランチに選択したのが千葉県でも高評価なイタリアン「ウシマル」さん。
1か月前に予約を取っての訪問です。
千葉県山武市にあり、駅から徒歩30分というかなりハードルの高い立地。
しかも国道から細い県道に入り、さらに細い横道を曲がった、絶対に通りすがりで入るようなお店ではありません。
当方は車で訪問すると、お店の前に駐車場がたくさんあり、安心しました。
店内は天井が高く、広々した感じですがテーブル数は少な目で、カジュアルな印象です。
シェフ打矢健のお任せコース7000円
①石鯛のカルパッチョ
石鯛はあまり食べる機会がありませんので、貴重な体験です。石鯛の刺身にオリーブオイルを絡めて、山わさびを振り掛けてあります。身質がかなりコリコリと食感が良いのは鮮度が高い証拠ですね。魚を寝かせて柔らかくなり、アミノ酸が身に浸透した物を食べるのが関東では一般的ですが、私はこのゴリゴリ感がたまらなく好きです。期待できるスターターですね。
②銚子産キンメのウロコ焼き
小さい一口サイズの金目鯛の切り身を鱗が付いた状態で皮目を高温で熱しているため、鱗ごと食べられる状態になっています。身には極力火を通していないので、皮から離れるにしたがってレアになっています。皮目はカリっとして身はレア。これは美味いですぞ~!!しかも脂がのっていますね~。旬の時期からちょっと外れると思われますが、こんな脂がのっているんですね。ますます期待が高まります。
③炙り北寄貝の冷製新玉葱ポタージュ
ガラスの器に冷たい新玉葱のポタージュを入れ、その上に北寄貝を乗せています。一見、これを一緒に食べると生臭くならないものかと思いましたが、そんな事はありませんでした。北寄貝はコリッとした食感で鮮度も良さそうです。そして新玉葱ポタージュが甘い事!!地物の新鮮な玉葱を使っているからか自然な甘みを感じられました。
④そら豆とそら豆の花と炙り赤貝
炙った赤貝をそら豆とそら豆の花と和えてあります。そら豆も地物を使っているためか大きさにばらつきがあります。しかしこれはこれで、産地にこだわっている様子がうかがえますね。豆本来の甘味が良く出ているのも特徴かと。そして生まれて初めて食べたそら豆の花。想像していたより苦みやエグミや臭みが全くないので、食材の邪魔をせず彩りを加える事ができるんですね。
⑤白子産岩牡蠣
これは大きな岩垣です。近くの海は九十九里浜ですので、牡蠣が取れるイメージは無いのですが、テトラポットの周辺で生息しているそうです。身は大きく厚みがあるので一口ではちょっと無理そうですね。ナイフで切りながらいただくと、もう最高!!あ~、この店に来て良かったと早々に思ってしまいました(笑)
⑥サル海老とハマイト海老の冷製カペリーニ
一口サイズに小さく丸めたカペリーニの上に殻を剥いたサル海老と、それを囲むようにまぶした小さなハマイト海老は良く見るとピクピクと動いているではありませんか!!まだ生きていますよ!!これは驚きですね~。カペリーニは細いながらもアルデンテ。サル海老は甘味があり、ハマイト海老を踊り食いの様にいただきます。欲を言えば、カペリーニ自体にもう少し海老の旨味が出ていると良いと思いましたが。見た目にも衝撃的で大満足の一品でした。
⑦茹でシッタカ貝のオリーブオイルかけ
岩場に生息しており、あまり一般的に出回っていないシッタカ。子供の頃夏休みに田舎の方へ遊びに行った時、岩場で潜って良く採ったものです。個人的に非常に懐かしい味でありました。爪楊枝で奥まで引っ張り出そうとするものの、途中で切れてワタが食べられない!!ん~、でも美味いな~。
⑧ズッキーニの花のグラタン
ズッキーニがまだ小さい状態で咲いた花の中には千葉県産のモッツァレラチーズが入っています。周りは牛乳に浸してあり、すりおろした生ハムを
まぶしかけて熱している様です。これははたしてグラタンなのか?!とも思いましたが、関係ありません。美味しければ(笑)小さなズッキーニの身もコリッとした歯ごたえが良いですね。
⑨渡り蟹と渡り蟹の卵、真竹、こごみ
今度は渡り蟹の身と卵を真竹とこごみの上に乗せた物。この素材の合わせ技は良いですね~。無駄な味付けを一切していない、素材重視の一品。ところで普通のイタリアンはアミューズ・前菜・スープ・パスタ・魚・肉などの順番で出て来るのが一般的ですが、まったくそれにのっとていないコースですね。あと一体何品出て来るのでしょうか。謎であります。
⑩大豆を使ったバーニャカウダ
穂先筍・トマト・ベリーリーフ(?)・アイスプラント・こごみ・ロマネスコカリフラワーなど具だくさんの生野菜・温野菜の上にバーニャカウダ風の温かいソースをかけております。このソースは通常のバーニャカウダならアンチョビですが、こちらは大豆を使っているそうです。地元で取れた野菜をふんだんに使っているのはとても良いですね。野菜とはいえここへきてこの量は一人分としては多いですね~。嬉しく思う反面、コースを最後まで食べられるのかちょっと不安。と言っても実際は期待の方が大きいですけど(笑)先の読めない展開にワクワクします。
⑪肉のグリル各種盛合せ
お~!!やっと肉が出てきました。ダイヤモンドポーク・イノシシのロース・イノシシの骨付きリブ・ジャージー・ジャージーのハンバーグ・かずさ和牛と何と6種類のグリルした肉が出てきました。先ほどからオープンキッチンで肉を焼いており、良い匂いをプンプンさせていましたので、完全にテンションが上がっています。食べてみるとそれぞれ肉質に特徴があり、面白いですね。ちょっと硬いと思われる場所もありましたが、逆に地元の食材を使っている感じがして、私にとってはプラス評価であります。
⑫山椒と柑橘果汁のシャーベット
陶器で出来たワンスプーンのシャーベットは柑橘果汁でさっぱりとして、山椒のアクセントが効いています。
⑬銚子さんフルーツトマトのタリオリーニ
え~?!肉の後にシャーベットが出たのでもう次はデザートかと思っていましたが、ここへきてパスタですか!!タリオリーニは自家製の製麺機で作った物との事で、モチモチした乾麺には無い食感。そしてこの銚子産のフルーツトマトが甘い事!!最近フルーツトマトがスーパーでも売られるようになりまして、良く買いますが、安いものはプチトマトとどこが違うのか。と思う程甘味がありません。ここのフルーツトマトの甘味は最高ですね。しかも軽いので、あの重い肉を食べた後でも全く問題なく完食してしまいました。
⑭チーズ盛合せ
もう食べられない!!って思っているところにチーズをお勧めいただきました。全員満腹でスルーしようとしました。モツがお好きなレビュアー様以外は、、、(笑)しかし結局目の前に出されると食べてしまうんですね。モッツァレラ・青カビのカマンベール・ハード系。どれも日本人の好みに合わせて減塩で作られた物。粗塩も添えられているので好みでいただきます。特にモッツァレラチーズはミルクの香りがする特別美味しいチーズだと思いました。
⑮先ほどグリルしたジャージー牛の娘から絞った牛乳
小さな一口さいずのグラスに、先ほどグリル肉で食べたジャージー牛の娘牛から取った冷たい牛乳が入っています。こういうのは珍しいですね~。ちょっと残酷な感じもしますが(笑)
⑯ヨーグルトと牛乳アイスクリーム
やっとホントのデザートの出番です。どちらも地元の牛乳を使ったデザートです。乳の香りが良く、この重厚なコースの終焉にふさわしいさっぱりしたデザートです。
⑰ヨモギのニョッキ イチゴソース
まだ出て来るか?!っと思ったのは本日17品目の自家製ヨモギのニョッキ。お茶菓子の位置づけかと思われます。イチゴソースの上には地元で取れた木苺をまぶしています。
⑱締めの冷たいカフェオレ
珈琲・紅茶・カフェオレの選択肢でしたが、牛乳もこちらのお店の売りの一つなので冷たいカフェオレを選びました。
全体を通して:
最後のドリンクを抜くとなんと17品目!!そしてお会計は珈琲を含むコースで一人7000円ぽっきり。サービス料も無い様です。いや~、凄いですね~!!信じられないコストパフォーマンスですよ。一品換算で約412円。付け加えると、料理数にはカウントしていない出来立てのフォカッチャも周りがカリッとして中はふっくら。それも考えるとこれ以上のコストパフォーマンスは存在しないと言っても言い過ぎではないと思います。しかもコースを思い浮かべてみると、質もかなり高いと思います。こんなアクセスの悪い場所でも人気が出る謎が解けました。わざわざ遠くから来た甲斐がありましたね~♪ウシマルさんありがとうございます!!大満足、そして参りました<m(__)m>
総合:4.5
料理・味:4.3
サービス:4.3
雰囲気:4.0
コストパフォーマンス:5.0
'13/05/07 ('13/05 訪問)
九十九里浜の何も無い広大な海を見たくなり、久しぶりに茂原街道を下って茂原経由で一宮へ。
一宮から九十九里有料道路に乗り、終点の片貝海岸まで暫しドライブ。
片貝海岸からは、食べログ「千葉県ベスト3」に輝いている有名なレストラン「ウシマル」さん
に手が届く距離の為、急遽お店に電話してみました。すると、呼び出し音が聞こえるだけで一向
に電話が繋がらず、今日はお休みかと思いつつも、折角近くまで来たのだからと取り敢えずナビ
にお店の住所を入力し、いざウシマルさんへ。
時刻は既に19時をまわり、暗く寂しい県道122号線をしばらく進むと、県道58号線を左折
せよとナビからの指示。更に暗くなった道を暫く進むと、普通はあり得ない所で右折せよの指示。
更に暗くなり、視界はヘッドライトのハイビームが照らす前方のみ。
このまま進んでとんでもない場所に出てしまったら... という不安を感じつつ暫く進むと、斜め右
前方に微かな温かい灯りが。
よかった... どうやら営業している様です。
千葉市若葉区にある有名店「トラットリア・アルベロ」さんも初めて訪れた時は「こんな所に!」
と思いましたが、今回は更にその上を行っています。食べログ的「千葉の名店」は、意表をつく
場所にあるのが、また一つの魅力なのかも知れません。
お店に入ると、女性の店員さんが迎えてくださいましたが、飛び込みであった為、「予約してい
ないのですが、2名、大丈夫ですか?」と尋ねると、間もなくOKとの返答が。
面白いのは、お店に入って右側殆どがオープンキッチンとなっており、座席は左側(お店正面側
の窓際)とその奥にある個室のみ。
お店に入ってすぐにキッチンが迎えるレイアウトは、自信がある証。期待は高まります。
名立たるレビュアー様が好評価を付けていらっしゃる名店ですので、出来ることなら全ての面で
好評価にしたい所でしたが、あくまでも、今回の訪問で個人的に感じたことを、以下に記させて
いただきます。
■ ワイン用のブドウで作ったストレート果汁100%
グレープジュース(グラス) 700円(税込)
少々甘口の炭酸グレープジュース(赤)。少し飲んだ所で「量がちょっと足りない
ですよね、もう少し注ぎましょう。」と少し足してくれたのには好感が持てました。
【 おまかせコース 】 5,000円(サービス料および税込)
■ 自家栽培そら豆の冷製スープ
そら豆の若々しい味と風味がダイレクトに来る一品。添えられた食用花とクレソン
の様な緑の野菜が少々青臭さを感じましたが、好みの問題かも知れません。個人的
には、味付けはもう一押し、深みと輪郭が欲しいと感じました。
■ 千葉県産小麦の自家製フォカッチャ
千葉県匝瑳市の小麦を全粒ごと丁寧に挽いた食物繊維たっぷりの小麦粉(全粒粉)
を使った自家製。しっとり感ともっちり感があり美味。上に九十九里産の岩塩が
付いていましたが、その部分のみ少々塩っぱいと感じました。また、エクストラ
・バージン・オイルが添えられていれば尚良いと感じました。
■ 九十九里産ワタリガニの冷製パスタ
ワタリガニの風味は微かに感じる程度。パスタは細麺の多分カッペリーニ。量は
一口サイズ。こちらは薄味で、個人的にはもう少し、味に深みが欲しいと感じま
した。微かにシャキッと感じる食感は面白いと思いました。
■ 勝浦産カサゴのカルパッチョ
プリプリで強い弾力性があり新鮮そのもの。食感は文句無しの◎です。しかし、
こちらも味付けがぼんやりしており、個人的にはもう少々、味の輪郭が欲しいと
感じました。
■ 千葉県産子豚と新玉ねぎのグリル
「こちらはサービス品です」と供された一品。皮付きの子豚肉をシンプルに塩で
グリルしたもの。山椒の実が添えられており、微かですが塩味にアクセントをプ
ラスしています。皮と脂身の部分が多い様にも感じましたが、個人的には好きな
ので◎。新玉ねぎは風味が良くシャキシャキで美味でした。
■ イカスミのソーセージ
イカとジャガイモ、そしてイカスミを使った自家製ソーセージ。食感は面白かっ
たのですが、味的にはもう一工夫欲しいと感じました。
■ 千葉県山武郡産シェフ朝どれタケノコのグリル
こちらのシェフが自ら採りに出掛けた地元のタケノコをグリルした一品。素材の
味と食感をダイレクトに感じて欲しいのではと思われる非常にシンプルなもの。
個人的には柚子胡椒等が少し添えられていても良い気がしました。
■ 勝浦産アカハタのソテー
タケノコが乗せられた皿の端に、追加サービス的に後から供されたアカハタ。
腹ヒレの部分と思われる部位がほんの少しだけ。食べられる身の部分は殆ど無く、
味付けは奥行きと輪郭が欲しいと感じられる薄口のタケノコのソースが少し付け
られているのみ。 (タケノコとの相性が良い故、 タケノコのソースとのことでし
たが、タケノコ自体を食べた後のせいか、ソースにタケノコ感は正直感じられま
せんでした。)
■ 生野菜と温野菜の大豆ソース添え
ミニトマトと緑黄色野菜(生野菜と温野菜)の上に、大豆で作られた最近流行の
バーニャカウダ的なソースが添えられている一品。こちらは個人的にエグミを感
じましたが、食べられなくも無い程度。
■ ダイヤモンドボークのグリル
千葉県富里市産純血中ヨークシャー豚をグリルした一品。塩でシンプルにグリル
されたものですが、皿の右隅に「山椒塩」「山わさび塩」「柚子胡椒」が添えら
れており、好みで味のバリエーションを追加できる仕様。添えられたセリ、新玉
ねぎ、大根おろしは爽やかさを演出しており◎。しかしポーク自体は特段の突き
抜け感は無し。
■ 和牛ロースのグリル
千葉県佐倉市産大川牧場のジャージー牛を使ったグリル。こちらも塩胡椒ベース
となっており、上記三種の「山椒塩」「山わさび塩」「柚子胡椒」で味に変化を
付けられる仕様。ナイフでスパッとカットできる様な柔らかい肉では無く、カッ
トするのに少々ゴキゴキとチカラが必要。特段の突き抜け感は全く無し。
■ 豚の自家製ソーセージ
こちらは「まだ食べられますか?」とのことで、特別優遇感満載で供された一品。
こちらは逆に塩味が濃いと思われ、単品で食べるには少々トゥーマッチな感もあ
りましたが、美味しくいただきました。個人的には皮にパリッと感と具にジュー
シー感が欲しいと感じました。
■ 山椒の葉と柑橘のシャーベット
パスタの前のリセットに一口サイズのスプーン?で供される一品。個人的には甘さ
が強いと感じましたが、さっぱりとして一息付くには良いと思われます。
■ 銚子産フルーツトマトのケッカソース・パスタ
千葉県匝瑳市の小麦粉(全粒粉)で作った自家製の手打ちパスタ。パスタは今まで
食べたことの無い様な食感で非常に美味。フルーツトマトがこれでもかという程ふ
んだんに乗せられていますがフルーツトマトの糖度はそれほど高くないのではと感
じられました。味付けは個人的な好みかも知れませんが、やはり、奥行きと輪郭が
弱い気がして個性的で主張が強いパスタとの相性には疑問を感じました。(こちら
のお料理は、味付けが濃いものと薄いもので結構な差がある様に感じられました。)
■ うちの牛乳アイスクリームとヨーグルト
今回断トツ1番の大ヒットです!
このアイスクリームは、最初の口当たりはさらっとしており、次に、ミルクの優しく
奥深い味が舌の奥左右からじわぁ〜っと広がります。こんな美味しい牛乳アイスクリ
ームは初めてです。ヨーグルトも自家製とのことでしたがこちらは普通に美味でした。
■ 銚子産焼きバナナ
真っ黒に焼かれた小振りのバナナの中は想像以上に糖度の高いバナナの実が。ほんの
一口ですが、少々食べにくく、手とフォークでいただきました。
■ ホットコーヒー
千葉県夷隅郡大多喜町にある焙煎香房「抱(HUG)」のコーヒー。
苦みが強く本格的な一杯。
最後に、大変恐縮ながら、こちらの接客サービスについて記させていただきます。
まず、冒頭で電話が繋がらなかった旨を記しましたが、その後、折り返しお電話いただき留守番
電話にメッセージを残してくださった様でした。(運転中で気付かず、お店に入って暫くして気
付きました。)
一皿一皿が供されるタイミングは驚く程早く、また、水やフォカッチャの追加もスムーズでした。
また、ユーモアある接客は好感が持てました。こちら「トラットリア・アルベロ」さんとも通じ
ているらしく、お互いにサービスについて切磋琢磨しているとのことです。
しかし、各テーブルに来て気さくに話してくれるのはいいのですが、、小生が腰掛けている椅子の
背もたれに手を掛けながら、背後からしゃべられるのには、少々不快感を覚えました。
本来でしたら、マイレビュアー様をはじめ皆さんが絶賛するお店ですので、良い評価を付けたいと
思って臨みましたが、あくまでも今回の感想としては、皆さんと異なる結果となってしまいました。
しかし、これはあくまでも「今回の」「個人的な」感想ですので、、
何卒ご容赦いただければ幸甚に存じます。
'13/02/01 ('13/02 訪問)
(2013年2月 再訪)
ランチのおまかせコースを予約して行ってきました。
この日もまた、素晴らしい食材と調理の妙、マネージャーのホスピタリティで完全リラックス、癒しの3時間でした。
用意されていた食材は、
*片貝産朝どりのアンコウ
*いすみ産孟宗竹
*山武産天然網取りマガモ
*房州仔猪ロース
*地場野菜
*自家製カラスミ、自家製生ハム、自家製牛乳
*手打ちタリオリーニ
柚子のジュースで乾杯。そして、看板の大フォカッチャを切り分け、湯気がもわ~。いつにもまして今日のフォカッチャはうめえぞ。そのあと、出されてものを見てびっくり。まさに、アミューズメントです。大きな車海老と大きな赤貝を串焼きにしたもの。それを、まあ。飴細工のデコのように串に刺して紫大根にぶっさし。車海老の頭をつぶして、チーズと一緒にぱりぱりにフライド。香ばしくて旨いよお。赤貝も生っぽくて、その上熱を入れて味を膨らませ。技あり!
アンコウの肝と刺身。スガハラガラスの特製お皿に乗って登場。特製の柚子胡椒でいただく朝捕りのアンコウ。身がぷりぷりでいとあはれなり。
そのアンコウのかまの部分をスパイス焼きにしたのが、次のお皿です。このスパイスが絶妙でしたね。あんこうも、骨にくっ付いている部分です。手で持ってむしゃぶりつきました。添えられていたのは、蕗の薹。春は確実にやって来てます。
引き続きアンコウ料理。アンコウの皮と内臓をソテー。その上には自家製モッツァレラ。その下には大根を鮟鱇出汁で炊いたもの。周りに鮟鱇出汁がかけられています。これをぐちゅぐちゅって混ぜて食べると、ホントこの世は天国。ちょっとピリ辛にして、味の輪郭を出しています。鮟鱇鍋が旨いはずです。出汁感が強いです。
ここで、雰囲気を一変する孟宗竹と自家製生ハム。竹の皮でカバーされてサーブされます。その皮をのけてやると、筍の濃厚な香りが一気に噴出してきます。これがまた、甘くて絶品でしたね。房総は筍がたくさん採れるんです。初物。春は確実にやってきています。
地場野菜のサラダ。野菜の種類が半端じゃないです。10種類?いえいえ、そんなもんじゃないです。トマトを専門に育てている農家からの甘いトマト。ゼブラトマト、って初めて食べました。大根だけでも3、4種類。トマトが3種類。ブロッコリーはちゃんと茹でたて。食べ進めると下からまた違う種類の野菜登場。自家菜園からの贈り物です。
ここで、変化球が。いかすみのソーセージ。なんじゃい、これ?羊腸の中に仕込まれているには烏賊と芋とイカスミ。ちょっと温かくて、めちゃめちゃうまいっす。ま、全部ワインレスでは信じられない食事です。お泊りか電車が鉄則だなあ。車だと便利なんですけどねえ。イカスミの嫌な臭いは全くせず。旨味だけが襲って来ます。
本日のパスタ。手打ちのタリオリーニ。上に乗っているのは自家製カラスミがこれでもかのうれしいたっぷり贅沢感。うまいねえ、ったく。パスタはパンと同じ小麦を使用しているとかで、もっちりがすごい。カラスミのスティックを齧りながらいただく王様喰いでした。
ここで口直しのグラニテ。ゆず味で、上から柚子をおろしてかけてます。さっぱりしたところで、じゃ~ん、ジビエ。
山武産天然網取りマガモと房州仔猪ロースのツートップ炙りで。鴨は定番の山ブドウのソースで。このばっちりとついた脂が絶品です。肉は繊維が細かく、繊維の間から肉汁が。猪はあばらのところの一番おいしい部位。これも脂の口どけがすばらしい。シンプルにあぶり焼きが一番うまいですね。熟成によって旨味を最高レベルまで引き上げ。これぞウシマルの真骨頂でありましょう。こっちはシアワセの絶頂。
そして、自家製牛乳。うまいのなんの。ここでチーズセレクションのサーブを訊かれました。おいしいのは、前回の経験で十分分かっておりますが、これはまた次回のお楽しみにとっておいて。お腹いっぱいになってますから。デザートは、自家製牛乳で作るジェラートとヨーグルト。どんだけおいしいか、まさにこれは、筆舌に尽くし難し、と。
いやあ、またまた大大満足のお料理でした。
あれま?まだありましたか。マネージャーが、“変なモノ”を運んで来ました。なんですかこれ?
え~っと驚くシナモン、桂皮ですね。木をそのまま輪切りにして温めて。シナモンの汁を作って、それを大きな苺にかけて。これも、すばらしくおいしいサプライズでした。コーヒーで興奮を鎮めて。
毎回すばらしい時間をいただいてます。マネージャーとシェフに巡り合えたシアワセ。この場所にずっといたい、と思いながらもお二人にお礼を申し述べて、下界へ降りて行きました。
(2012年9月 再訪)
オフ会に声を掛けていただきました(ぎょ)です。(G)です。
2回目のUSHIMARUさん訪問でした。初訪は1300件目の記念レビューでした。トップページで足跡をたぐると、2011年6月にレビューを上げていて採点は★5。今回店内に入ってからお店を出るまでのすべての、総合的な点数をつけるとすれば、★5++ですね。正直驚きました。お料理ももちろん★5++。初回で出会ったUSHIMARUとは全く別の顔を見せてくれたUSHIMARU。真の打矢シェフを見せていただきました。打矢ワールド、すごいです。
個々のお料理の内容については、この日ご一緒させていただいた他のレビュアーさんに報告を託したいと思います。すでに本会の会長殿が子細なレビューを上げていて、いつもながら完璧な内容で屋上屋を重ねる愚はやめておく、ということで。感想?ニアリーイコールということで。
ジブンは以下の点のみ言及したいと考えます。
1. 千葉の食材の豊かさ、バラエティの幅広さ、に、驚愕。それをシェフマジックで、更に深化させる稀有なレストラン。
そもそも、この牛丸のキャッチは、“あなたの知らない千葉がここにあります。”というものでした。
“オーナー宅で朝搾ったばかりの牛乳。地場の減農薬野菜、地元九十九里浜の朝取り鮮魚、千葉県が誇るトップブランド豚富里産“ダイアモンドポーク”、そして千葉で取れる天然のシカやイノシシ達・・・“ HPにあるお店の紹介です。
今回、まったくのシェフのおまかせということで、思う存分実力を発揮されたのではなかったと思います。定番の自家牛乳やチーズ、冨里産のゴールデンポークと言ったお店では聞きなれた食材を、大きく上回る種類と内容のものを用意してくださいました。食材のみを書き出してみると、どれだけ手を尽くしていただいたかよく分かります。
*九十九里産海取り天然うなぎ
*作田産岩牡蠣
*いすみ産房総地鶏
*いすみ産ジャージー仔牛モモ
*冨里産三元豚仔豚モモ
*千葉県産鹿(雄)ロース、フィレ
*横芝産山羊チーズ
*自家菜園シークワーサー
*山武産黒ゴマ、銚子産トマト、自家菜園かぼちゃ
どうでしょうか。全部千葉県産。ほとんど知らない食材です。お店が言う、ワタシタチが知らない千葉。本当にここにありました。
これだけの食材を使ってどんなコース料理を組み立てますか?どんなプレゼンテーションをしますか?料理が先にあるのではなく、あくまで先にあるのは、食べて欲しい、紹介したい千葉の食材。このことを知っただけでも、シェフやマネージャーの緻密な作戦が見えてきます。
2. 1皿1皿に渾身の勝負。
コースとして徐々に盛り上がっていくような料理の見せ方。工夫を感じます。そして、素材を生かすベストの調理法をあくまでつらぬき、手抜きやショートカットなし。おそらく、最後の1皿を厨房から送り出したあとは、シェフ、マネージャー、スタッフに大きな達成感があったのではないでしょうか。
地粉を使ったパイで包んだフリット。トマトとシークワーサーを使った冷製カッペリーニ。圧巻だった地鶏の藁焼き。黒ゴマはニョッキに。そして、肉類はスペシャリティの炭火焼。
あらためてお料理の写真を見ただけでも、どれだけのエネルギーと集中力を要したか想像できるというものです。調理人が大勢いるようなお店ではありませんから。調理中の様子を見ることはありませんでしたが、おそらく大変なことになっていたのでは思います。
3. 自家酪農園の製品が要所を締める。シェフが収穫してきた朝どり、野生のきのこの味の濃さ。
オーナーのご実家が酪農家ということで、牛乳はおろか、珍しいチーズも登場。これがコースにとても豊かなふくらみを与えてました。やっぱり自家の強みにはいかなる世界の有名ブランドもかなわないでしょう。シェフが自ら収穫してくるというきのこ。まるで作り物のような美しさと野生の持つ力強さ。こんなレストラン、どこにあるでしょう。
4. 評価
このレビューUP前で、お店の評価は★3.55。決して低い点数ではありませんが、お店の実力からすれば★4以上でしょう。東京の集票力のあるレビュアーさんが数名このお店を訪問すれば、かなり実力に近づく★になると思います。是非ご来店を。
5. お店の方へ
こんなに素晴らしい料理を、お時間を提供くださいましたマネージャー、シェフ、そしてスタッフの皆様に心からのお礼を申し上げます。寿命が10年伸びた気持ちでございます。
(ご参考:この日のメニュー)(会長のレビューをコピー貼り付け、誤変換があってもままで。)
自家菜園かぼちゃのアイス
横芝産山羊チーズと茹で落花生
作田産岩ガキと地粉のパイ包み
銚子産トマトと自家菜園シークワァーサーの冷製カッペリーニ
いすみ産房総地鶏のわら焼き(国産飼料のみ使用)
山武産黒胡麻のニョッキ
九十九里産海取り天然ウナギ炭火
地場野菜のサラダ
いすみ産ジャージー仔牛モモ
富里産三元豚仔豚モモ(2ヵ月半)
千葉県産鹿(雄)ロース・フィレ
搾りたて牛乳
ヨーグルトと牛乳アイス
ハーブティー
(2011年6月 初訪)
1300件目記念レビューは、ここUshimaru。九十九里の魚をはじめ打矢シェフの技が冴える。
物語の発端は、ある料理番組を見ているところから始まります。九十九里浜の沖合いで釣れた、釣りキンメを調理している道場六三郎の姿が映っています。とても80歳に見えないエネルギッシュな動きで、見事なキンメ棒寿司を完成させました。キンメ鯛というのは、うろこがおいしい魚なんです、と六三郎のコメントが入ります。そうなんだ。
次に紹介されたシェフも、釣りキンメの料理を作ります。彼の専門は、イタリアンですね。キンメのうろこを全部とり、うろこ“だけ”を油で揚げて、その揚げたうろこをスパゲッティに乗せてます。そんな料理って、あるんかい。そのウロコの乗ったスパゲッティを食べたい。このシェフが、後にお店でお会いした打矢さんだったのです。
映し出されたお店の名前を書き取り、PCの前に座って検索すると、あるある。県内の山武市というところにありました。早速予約しようと電話しますが、お話中。30分後、ようやく繋がりました。
予約をしたいのですが・・・。
テレビをご覧になったのですか?
電話の向こうでご婦人に訊かれました。そうでしょうね。おそらく電話が鳴りっぱなしだったのでしょう。今日の晩はお席ありますか?の欲張りな問いかけにちょっと難しいとの回答でしたので、翌週末のランチに予約を入れていただきました。
さ、どんなところなんでしょうか。聞いたことがほとんどない地名でしたが、九十九里の近くなんですね。地図ソフトでは自宅から60km。海がそんなに近くにあるなんて認識しておりません。久しぶりに海でも見てくるか。
あっという間に当日になり。この日は、Cさんの記念日だったので4人で出発しました。途中から田舎の一本道をどんどん海に向って走りますが、この道、はにわ街道と名前がつけられていて何kmごとに人の背丈ほどもありそうなはにわが、路傍に立っているのです。これが、可愛い、と言うより、案外不気味な感じがします。かわいいようにモディファイしてなくて、出土品をそのまま大きくしたみたい。忠実だけに、古代人の声が聞こえてくるようで。
最後の角を曲がってからは農道のようで、案内標識に従ってとろとろ行くと、じゃ~ん、ありました。田畑にそぐわない南欧風の瀟洒な建物が忽然と現れます。時計を見ると開店30分前。早すぎました。駐車場でどうしようか考えていると、中からスタッフの男性が出てきて、ごあいさつされます。5分前には開けられるとのことでしたので、海に行く方法を訊きました。途中に道の駅もあるって。じゃあ、大好きなお買い物と海を見て待ちましょうか。
九十九里の砂浜、どこまでも、どこまでも続いてます。ながいなあ~、っていつも同じ感想。風が強く高い波が打ち寄せています。これじゃあ、漁はなかったね、多分、とキンメ危うし。砂浜を離れてレストランに戻る途中に、道の駅オライはすぬまがありました。あじ丼、食いて~、ってだめに決まってます。あと5分でランチですよ。ソフトクリーム、だめだめ。結局、生のヤングコーンを買って、建物の写真を撮って。ヤングコーン、うまかったけど、食べログに載せられないもんね。
お店に戻ると車が何台かとまってました。開店時間ちょうど、でした。お店の中に入ると、先客が4組で、それぞれメニューを見ていましたね。天井を高く取った店内はオープンキッチン仕様で、その前にはカウンター席があります。そしてその後方にテーブルが並べられ、入り口からは奥のほうのテーブルに案内されました。その奥には個室もありますね。スタッフが忙しそうに準備してます。テレビで拝見した打矢シェフの姿もありました。さあ、始まります。
休日のランチですから、コースだとpranzo Aが2300円。前菜3皿、本日のパスタ、フォカッチャ、デザート、そして最後の一杯。pranzo Bになると、3500円でAに本日のchefの一皿と呼んでいる魚か肉のメインが加わります。pranzo Cはすべておまかせで6000円。あわよくば、釣りキンメを狙ってますので、Bのメインは今日は何なのか、これはお訊きするしかありません。と思ったら、メニュー別紙に出てました。
ダイヤモンドポーク(富里産純血ヨークシャー豚)
千葉袖ヶ浦産黒毛和牛(+1000円)
千葉県香取産F1フィレ(+1000円)
いすみ産房総地鶏の炭火焼
千葉県産イノシシの炭火焼
房総鹿ハンバーグ
横芝産山羊炭火焼
ホウボウのアクアパッツァ
魚はほうぼう、でした。キンメ漁は時化でなかったとのことです。次回の楽しみができました。それと、このお店、ジビエでも有名なんですね。どの材料も千葉県産です。肉も野菜も魚も。このために、この不便な土地に引っ越してきたイタリアンシェフ、たしかテレビではそのような紹介がありました。どのメイン料理もおいしそうなので、結局4人ともBにして、メインを別々にオーダーすることにしました。ジビエは4人全員が食べたいというわけではない、という理由で却下され、決まったのは、2人前ずつゴールデンポークとアクアパッツァ。パスタも2人前ずつ、
銚子産フルーツトマトのケッカソース
自家製ベーコンのカルボナーラ
最初に運ばれてきたのが、前菜の片貝漁港産スズキのカルパッチョ。片貝漁港はお店から近い九十九里海岸にあります。シェフはここから魚を仕入れ千産の材料にするわけです。このカルパッチョ、見た目も爽やかだし、さっぱりとうまいスズキでした。スズキの旬は夏とされてますが、この時期のもおいしい。
次の前菜が、春子と自家ごぼうのプリン。春子は、この時期の鯛の子供。稚鯛です。ごぼうのプリン食べたことありますか?とっても微妙です。お酒があればずっとおいしくなるかもしれません。3品目は、Ushimaru畑と地場農家の野菜サラダ。これはとってもおいしくて、野菜のクオリティの高さをしみじみ感じました。千産千消を標榜するUshimaruの面目躍如ですね。季節の珠玉、こごみもありました。ドレッシングもうまい。なんだか、楽しいですね。ここが、シティーのレストランとの違いでしょうか。
ここで、じゃ~ん、でっかいフォカッチャ登場。大きく焼いておいて、各テーブルを廻りながらカットしてサーブするイベントとしてこのフォカッチャを使ってました。うまいです。焼き上がり。出来たてです。このフォカッチャを食べているとメインがやってきました。まず食べたのは、ホウボウのアクアパッツァ。キンメがなかったのは残念ですが、この上品な味はなかなか他では味わえない貴重なものでした。角ばったこの魚がこんな奥深い味をたたえているとは、驚きでした。やはり味付けが決めてでしょう。
オープンキッチンの前の方に火鉢があって、いろいろ炙ってました。次に食べたゴールデンポークは、その火鉢で炙られての登場です。これが、この日一番のおいしさでしたね。調理法もよかったし、このポークは名前負けしてませんね。実に旨み成分が多い豚肉でした。
このあと、まっくろに焦げた皮ごとの筍が出てきました。これが甘くておいしい。皮は自分で剥くんです。
パスタはさすがのイタリアンシェフ。完璧ですね。ケッカソースはフレッシュトマトを贅沢に使い、まんまのトマトとチーズの相性、悪いわけないですよね。カルボナーラのベーコンも食べさせてあげたい、あなたに。
いやあ、もうおなか一杯です。ですが、ドルチェは別バラで。スプーンに乗った栗クリームがうまい。コーヒーを含め、ドルチェまで完璧なお料理でした。お食事の後、忙しくててきぱき調理していた打矢シェフにひとことお礼を申し述べて、この物語の終末としました。すっかり堪能させていただきました。ディナーのお任せが7000円という価格。おいしいワインをたっぷりいただいて、シェフのお任せ料理をいただき、そのままレストランに泊まりたいのですが。どうでしょうか、ご検討ください、打矢シェフ。
千産千消イタリアン♪知らなかったイタリアンがここにありました。
'13/01/27 ('13/01 訪問)
2013・1
このお店を知ったきっかけは、アルベロの支配人のオススメだったこと・・・
その時は「へぇ~」ってぐらいで聞いていたのですが
そのあと、マイレビュアーさま方が続々とレビューをあげていくので気になる気になる^^;
搾りたての牛乳・地場野菜・九十九里浜の朝取り鮮魚・そして千葉で獲れる天然の鹿や猪。
地元食材にこだわる、千産千消イタリアンのお店。
田園風景が広がる景色の中にあらわれる南欧風のステキな一軒家。
「こんなところ?」 ってところにお店はあります。
店内もステキ~ 外観同様に欧風で天井が高く広々とした空間。
そして、オープンキッチン。
おまかせコースをお願いしてあります。
何がでてくるのか? 楽しみ♪
ってことで、Ushimaru劇場はじまりはじまり~
飲み物は泡から。
まぁ、味なんてろくに分からないので、そのことを伝えると
まず泡を3本持ってきて、それはそれは丁寧に説明あり(値段もね) 恐縮です。
◆ヒイカといすみ産孟宗竹のカルパッチョ
ガラスの器で登場~ 器でも楽しませてくれますね。
やわらかく甘みがあり濃厚なねっとり感のヒイカと
エグミ全くなしの筍のコラボ。
カルパッチョと題していますが、ほぼ素材の味でいただくといっていいでしょう。
◆アンコウの炙り
皮目をサッと炙ったアンコウを贅沢にも、あん肝で!
ぷるんとした濃厚なあん肝が最高です!
◆スミイカのソーセージ
その見た目に違和感さえある真っ黒なソーセージ。
イカスミのコクがプラスされ旨味がぎゅっと詰まった逸品。
◆自家製フォカッチャ
目の前で切り分けてもらえます。
焼きたてホカホカ、適度な塩気でこのまま食べても十分においしい
◆地場野菜のサラダ
彩り鮮やかで美しい。
ドレッシングが温かいお豆のソース。
こだわりの地場野菜だけあって、みずみずしく甘みあり。
◆自家製カラスミと地粉のタリオリーニ
これでもかっ! ってくらいカラスミがたっぷり。 いいんですか??
もっちり生パスタのソースとの絡みは絶品。
◆柚子のグラニテ
メインの前のお口なおし。 柚子がきいていてサッパリ。
◆山武産網取りマガモ・房州産仔猪ロース・房州産鹿ロース
メイン料理♪ 千葉が誇る天然食材。
素材の美味さ、火の入れ具合、言うことないですね。 臭みも全くなしです。
塩・フルーティーなソース2種(ベリー系とオレンジ系)で
◆牛乳のアイスクリームとヨーグルトと焼きいちご
濃厚なのにさっぱり。焼きいちごは甘みがぎゅ~っと!
〆は紅茶を・・・
千葉の食材をイタリアンとジャンルではおさまらない新たなUshimaruスタイルで満喫しました。
トリュフやフォアグラやキャビアといったイタリアンでのお決まりの高級食材は一切使わず
地元食材にこだわり、シンプルながら食材の良さを引きだすその料理の品々。
サービス精神も旺盛というか・・・
飲み物は泡・白・赤とお任せしたのですが、いろいろ出してきて丁寧に説明してくださり。
サービスといって少しの量を飲ませてくれたり♪ チーズを出してくれたり
結局、いろいろ飲んでしまいました。
また訪問したいでも遠い・・・・
でもまた行きたくなるお店。
ごちそうさまでした。
お誕生日Dinner☆千産千消なイタリアン♪牛丸@千葉県山武市|☆Mielの手鏡☆
'13/01/26 ('13/01 訪問)
お誕生日Dinner☆千産千消なイタリアン♪牛丸@千葉県山武市2013-01-2616:09:06NEW!
テーマ:食べ歩きあんにょん
ちょうど1ヶ月前、お誕生日でした。
そのお祝いに年末に千葉へプチトリップ。
海が見えるホテルにステイ。
冬の海って綺麗ですが、やっぱりセンチメンタルな気持ちになりますよね。
なぜ九十九里方面まで来たというと。
バースディディナーをしにやってきたのですっっ
USHIMARU
こちらは千葉県産の食材にこだわっている千産地消イタリアン。
美食友達のブログを見て、いつか来たいと強く思っていて。
それが叶った形です。
田舎の1本道にポツンとある一軒家レストラン。
レストランはオープンキッチンで色々な食材やらが見えます
こんな場所(って言ったら大変申し訳ないけれど)
店内はみな予約客で埋まっていて。
両隣のご夫婦やカップルも楽しそうにお食事していました。
今回頼んだのはお任せのコース@6,000なり
折角ここまで来ましたからね~、満喫しないと。
あんこうのカルパッショ。あん肝ももちろんあります
お店のソムリエさんはフランスのロワールにワイン修行にいかれてたそうで。
ワイン話に盛り上がり、色々とグラスで出して頂きました。
ロワールのミュスカデの2種。
フレッシュなタイプとしっかりめのミュスカデの飲み比べ。
焼きたてのフォッカチャ。 とまりません。。
カルパッチョで頂いたアンコウの皮などのグラタン。
コラーゲンたっぷり
お魚のソテー。ケッパーが良いアクセント。
こちらのスペシャリテ車えびのプリン
濃厚な海老のエキスが~
冷たいトマトのカッペリーニ。一口サイズ。
これはフォアグラだったかしら・・・、生ハム添え。
千葉県産野菜のサラダ。
これも最高ですーーーーー。
確か。
白ワインも頂いたはずなんだけど。
ブルゴーニュの白だったんだけど、写真失念。
赤ワインはピノノワール対決アルザスのピノとカリフォルニアのピノ。
アルザスは2009とヴィンテージもよく、やはり洗練されてました。
カリピノはなんかケチャップの香りがして・・・・・。
アメリカーって感じでした。
お肉は鴨とビーフの盛り合わせだったかと思います。
お口直しのグラニテ。
もちろん千葉県産のきんかんのグラニテ。
小さいポーションで色々なお料理で嬉しい。
一応、こちらとデザートで終わりだったのですが、
彼のお腹の具合を聞かれ、最後にパスタ。
からすみたっぷりのパスタ。
ここでワインはあわないと、ソムリエが出してくれたのは芋焼酎。
絞りたての牛乳バニラアイス。
これが素の牛乳。
さらりとして飲みやすいです。
サっとシロップ煮にしたいちご。
いやーーーー、噂には聞いてたけど、コスパ凄すぎです。。。。
最高のバースディディナーでした
数あるレストランでもわざわざ行く価値のあるイタリアンです。
今度は遅くても相方のお誕生日には行こうかと。
ああ、でもそこまで我慢できるかなあ。。。。。。
美食友よ、近いうちにUshimaru行きませんか~
ランキングに参加しています☆良かったら応援宜しくおねがいします
食べログ特集
ウシマルの店舗情報(詳細)
店舗基本情報
店名 |
ウシマル (Ushimaru) |
---|---|
ジャンル |
イタリアン |
TEL・予約 |
|
住所 | |
交通手段 |
松尾駅から2,472m |
営業時間 |
ランチ(コース) 12:00 to 14:00 (L..O.) ランチ営業、日曜営業 |
定休日 | 毎週水曜日・第二火曜日(※ランチは木曜日も定休) |
平均予算 |
[夜]¥4,000~¥4,999 [昼]¥2,000~¥2,999 |
平均利用金額 |
[夜]¥5,000~¥5,999 [昼]¥8,000~¥9,999 最も多くの方が実際に使った金額です。 予算分布を見る |
カード | 可 (VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners) |
席・設備
席数 |
28席 (カウンター4席 テーブル26席 内個室4名様から最大8名様までご利用可能) |
---|---|
個室 |
有 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
完全禁煙 |
駐車場 | 有 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり、オープンテラスあり |
携帯電話 | docomo、au、SoftBank |
メニュー
コース | 3000円以下のコースあり、3000円~4000円のコースあり、5000円~8000円のコースあり |
---|---|
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる |
料理 | 野菜料理にこだわる |
特徴・関連情報
こんな時に オススメ |
多くの方がおすすめする用途です。 用途分布を見る |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | お祝い・サプライズ可、ドリンク持込可、ソムリエがいる、ペット可 |
ホームページ | |
備考 | ペットはテラス席のみ可 |
初投稿者 |
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