2014年07月04日
「メジャーなものが好き」でもいいじゃないですか
ゲー音部という、色んな楽器でセッション的にゲーム音楽を演奏する、ゲームミュージック演奏集団でケーナを吹いております。大変楽しいので、皆さんも良かったら遊びにくるといいと思います。楽器が出来ない方でもお気軽においでいただけます。
ゲー音部
それはそうと。
ゲー音部では、「その場リクエスト演奏」をすることがあります。お客さんの前で演奏するに際して、その場で「この曲聴きたい」というのを募り、その時のメンバーで出来そうなら演奏する、出来なさそうなら演奏しねえ、という、仕込みゼロ、ハードル高かったらその下をくぐれ、というのがコンセプトの無茶振り仕様です。御蔭様でご好評を頂いております。
その際、大したことじゃないんですが、たまーに気になるのが、
「メジャー曲で申し訳ないんですが××をお願い出来ますか?」
と言ってくださるお客様が時折いらっしゃる、ということなんです。
この、「メジャー曲で申し訳ない」というのはどういう心境から出た言葉なのかなあ、とちょっと考えるところがありまして。
当たり前のことですが、ゲーム音楽に貴賤はなく、どんなゲームのどんな曲であろうが、「好きな曲」というものはあっていい筈です。それを引け目に感じる必要も、自慢に感じる必要もありません。
マリオが好きだろうが、FFが好きだろうが、DQが好きだろうが何の問題がありましょうか、と思う訳です。その一方、例えばフィジカルファイターや聖剣サイコカリバーのオープニングBGMが好きだったとして、別段それを自慢に思う必然性もないと思う訳です。私もFF5の遥かなる故郷とか大好物ですよ。
いや、勿論、もしかすると「皆知ってるような曲を演奏してもらうのは面白くない」みたいなこともあるのかも知れないですが。それはどっちかというと逆で、「自分が知っている曲が、どんな風に演奏されるのか」を楽しんで頂くことこそ、その場演奏の神髄だとも思うんですよね。
その点からすれば、何憚ることなく堂々と、「ドラクエ3のフィールド曲演奏して!」とか言って頂いていいと私は思うのです。
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上の話とは直接関係なく、ちょっと一般論に落とすんですが。
色んな場面を観測していると、「「マイナーなものが好き」な方が、「メジャーなものが好き」よりも偉い」とでもいうような意識がどこかにあるような気がしています。
「知る人ぞ知る」を求める心性というか。誰も知らないものを知っていることに対する優越感、というようなこともあるんでしょうか。たとえば好きなゲームを挙げる時、「マリオ」とか「ドラクエ」と言うことを忌避したりであるとか、あるいはそういったゲームを挙げることを心中小馬鹿にしたりであるとか。あるいは、「出来るだけマイナーなもの言った方が勝ち」といった意識が、どこかにあるような気がしています。
私、あんまりこういった意識は持ちたくないです。
何故なら、「ある作品がメジャーかどうか」「ある作品がマイナーかどうか」などということは単なる属性の一つでしかなく、「好き」を表現するのにメジャーだマイナーだといった要素が関わってくるのは不純だと思うから。
「自分以外誰もそのゲームを知らない」というのは、確かに他者に優越した状態かも知れません。けど、仮にそのゲームがメジャーになったら好きじゃなくなるんですか?という話であって、マイナーだろうがメジャーだろうが好きなもんは好き、でいいと思うんですよね。
なので、微塵の情け容赦もなく「ドラクエが好き!」「FFが好き!」と言っていいと思いますし、それと全く変わることなく「銀河伝承が好き!」と言ってもいい。私はそんな風に考えます。
ただし、銀河伝承が好きかどうかは人によると思うので、銀河伝承の用法・容量は守って摂取ください。正直攻略サイト見ないと結構厳しいと思います。
今日書きたいことはそれくらいです。
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例えば、FF3の悠久の風などをリクエストするとしたら、私も「メジャー曲で申し訳ないんですが」と言ってしまいそうです。
たぶんその場合は「もう何度も演奏されてて飽きてるかもしれませんが」という程度の意味合いを含めているのではないかと思います。
貴賤というより、さだまさしに「関白宣言」、THE YELLOW MONKEYに「JAM」をリクエストするようなベタさに対する気恥ずかしさとでも言いましょうか。