「TrendLabs(トレンドラボ)」が、スパムメールの動向を監視したところ、2014年第2四半期は、スパムメールに関連する不正プログラムの 40%以上が、「DOWNAD」に感染した PC から送信されていることがわかりました。スパムメールに添付して感染活動を行う「FAREIT」や「MYTOB」、「LOVGATE」といった不正プログラムは、「DOWNAD」に感染した PC によって送信されています。「FAREIT」は情報収集を行う不正プログラムのファミリで、オンライン銀行詐欺ツール「ZBOT」をダウンロードします。一方、「MYTOB」は、スパムメールの添付ファイルとして自身のコピーを送信する古くからある有名なワームのファミリです。
上述のスパムメール送信活動のほとんどは、「Gameover」によって送信されたものですが、約175 の IP が「DOWNAD」に関連していることは注目すべきです。これらの IP は、さまざまなポートを利用し、「DOWNAD」の DGA機能を利用してランダムに生成されます。多くの PC がいまだにこの不正プログラムに感染しており、スパムメールを送信して、感染PC を増加させることに加担しています。今年、Windows XP のサポートが終了し、トレンドラボでは、Windows XP を搭載した PC は、「DOWNAD」のような脅威に感染する可能性があると予測しています。