「周防グループの実態」
良識ある日本国民の皆さん 我々は永い歴史と、伝統によって築かれた誇り高き我が国日本の社会正義と道徳、倫理観念を確立するために、いま大きな社会問題となっているブラック企業の撲滅に鋭意邁進する政治結社「大日本新政會」です。
当団体は昭和五十七年の創設以来、一貫して日本社会に実害を及ぼす権力者の不正行為、汚職、腐敗、そして不条理を糾すべく日夜研鑽を重ね、皇室を中心とした礼節を重んじる日本精神および不屈の大和魂の布教喚起に心血を注いで参りました。
ところが昨今の日本の混迷と堕落は目に余るものがある。
特にバブル経済崩壊(91年)によって深刻な不況に陥った経済界の迷走ぶりは秩序ある日本の雇用関係を完全に破壊した。つまり修身雇用の崩壊、容赦なきリストラの強要、非正規雇用と派遣労働者の冷遇など等、過酷な労働環境は改善されることなく、まさにブラック企業が大手を振って跋扈する経営土壌が整備されてきたのである。 結果、生活に困窮する悲惨な日本人社会の地獄絵図が表出しているのが現状です。
それは将来に展望なき若者の相次ぐ自殺、出社拒否のうつ病社員、家庭崩壊、子供の虐待、学校のいじめ、さらに頻発する無差別殺人やストーカー殺人事件など、まさに人間性を喪失した悪魔の所業、魔界の世界が現出しているのが、今の日本の実態である。
こうした惨状を招いた諸悪の根源は一体何なのか。皆さんも深く考えて頂きたいと思うのです。
落胆・失望するなかれ
我々は今、深く国を憂いています。
日本人の尊厳は地に堕ち、金儲けに血眼になる拝金主義者が蔓延する世の中。「オレオレ詐欺」の被害者は一向に減らず、偽装食品やメニューで摘発された老舗料亭やホテル、レストランも枚挙にいとまがない。
このように人間の良心、魂が病魔に冒されている実態は容易なことでは完治できない。元来、人間に備わっている、まっとうなる正義感、道徳心が瓦解し続ける我が国日本の再生は、すでに手遅れだと落胆する憂国の志士、御仁も多々おられる中、ならばこそ「やむにやまれぬ大和魂」を克己すべき時なのである。我々は「失望すること勿れ」と自らを発奮させブラック企業と、その背後で蠢く不埒な輩どもの悪行を徹底追及し、諸悪の根源を完全に排除する強い決意で挑む所存である。
ブラック芸能プロ、バーニングに脅され、癒着する上場企業経営陣の退廃を糾弾する
企業の内部告発を含め、我々が調べたところブラック企業の経営陣は暴利をむさぼりながら政治家に賄賂を配り、両者が結託して破廉恥な欲望行為にふけり、誰からのお咎めもないためその無軌道ぶりと傍若無人なふるまいは、留まることを知らない。
本来、このような背任行為はマスコミによって追求され、露呈したものであるが、今の大手マスコミは広告収入獲得のために、見ざる、聞かざる、言わざるというおよそ権力の監視役であるメディア人として恥ずかしい限りの醜態を晒しているのが実情である。
権力の横暴と、その独善的な暴走を厳しき監視し、警告を打ち鳴らすべきマスコミ、ジャーナリストが金で飼いならされている現実を直視すると、ならば行動右翼と呼ばれる我々の街宣活動を中心とした実践部隊の抗議、警告以外に有効なる手段は無いのではないか。それゆえ昨年来、我々が諸悪の根源としてターゲットにしてきたのがブラック芸能プロダクション「バーニングプロ」社長、周防郁雄なのである。
周防は、上場企業のコマーシャルに自社に所属するタレンとを斡旋し、出演させ巨額のCM料を稼いできた。
これがまっとうな商取引ならば容認できる。しかし周防の手口は卑劣極まりなく、ヤクザ、右翼、総会屋を言葉巧みに利用し、上場企業経営陣のスキャンダルを調べ上げた後、周防が社長を兼務する福屋書店所有の保養所(箱根の強羅)に彼ら経営幹部を招き、その場にバーニングに所属する女優、タレントをはべらせ、破廉恥なる接待を繰り返しながらコマーシャル契約を強引にもぎとってきたのである。
いわゆるハニートラップと呼ばれる色仕掛けの罠にかけられたのであるが、上場企業の取締役たる責任の重い立場の人間(男)が、こともあろうに小娘タレントの色仕掛けごときで骨抜きにされるとは何ごとか!その軟弱な精神に怒りを禁じ得ない。
しかもその接待費用は当然ながらCM料金に大幅に上乗せられ、法外な会社の資金が周防の懐に流れている。
つまりバーニングプロのタレントを起用した時点で、この上場企業もまたブラック企業の一員、仲間に加わったのであり、これでは真面目に働く社員の士気が上がろうはずもなく、まさに会社と株主への背任行為が堂々とまかり通ってきた。
さらに驚愕すべきは、池袋駅前で暴走した脱法ハーブ男の惨状や、また歌手のアスカが手を出し逮捕された覚せい剤など薬物の類がこの接待場で提供され使われていた疑惑があるのだ。
これもまた我々が声高にバーニング周防を追い詰める理由のひとつである。
未だ幼い、若いタレント女優を道具のごとく扱い、食い物として芸能界でのし上がってきた周防郁雄の破廉恥行為をこのまま黙認、放置すれば、芸能界の薬物汚染と退廃がすすみ、やがては崩壊する日が来る。
それは何としても回避させねばならぬ。
高額の娯楽場に通えぬ庶民にとって夢と希望、勇気を与えてくれる日本の芸能活動の健全なる発展の為にも、我々は死力を尽くす覚悟であり、現在、バーニングプロのタレントを起用する企業に対し「コンプライアンス(法令順守)重視の企業倫理に立ち戻れ」と、即刻の決別とCM契約解除を申し入れるよう警告と抗議を重ねている。
万難を排してブラック企業の撲滅を
さて、行動派右翼の雄として三十数年、日本社会の不条理に対し警鐘を鳴らして来た大日本新政會、これまでに数多くの同志諸君と共に日本全国を縦断、怒涛の如き勢いで獅子奮迅の活動を続行してきたが、我々の活動は必ずしも順風満帆ではない。ある時は理不尽な誹謗中傷を受け、威嚇や脅しの場面に直面したが、我々は決して屈することは無かった。
なぜなら我らの心を突き動かすものは、外面の名誉や金などの欲得が目的ではないからだ。
古より連綿と継承されてきた祖国日本が世界に誇れる権威が、我々を突き動かすのである。それはとても言葉では言い表せない威厳に満ちている。
やむにやまれぬ大和魂。つまり「内心の権威」によって我らは行動する。
ゆえに、この度の大掛かりな「ブラック企業完全撲滅街宣活動は、日本男児としての誇りと威信をかけたものだけに、いかなる圧力を受けようとも決して屈することはない。
日本の命運が我々の双肩に重く圧し掛かっていると我が肝に銘じている次第だ。かつての日本は「弱者を助け強気を挫く」ことが男の誉れであった。
義侠心という言葉の重みに魂が震えたものである。それも死後となった昨今、先ごろの東京都議会男子議員のセクハラ発言と謝罪会見など、日本の男達の行状のみすぼらしさに強い憤りを感じている。またその無様な姿が世界に発信され、世界中が呆れ返っている、この時ゆえにこそ、我々の一途な行動力を実践で示さねばならない。
大日本新生會同志一同は一致団結、万難を排して「ブラック企業撲滅」を完遂する覚悟である。
最後に我らの活動に良識ある日本国民の皆様のご賛同を得られるならば同志一同、望外の励みとなります事をお伝えし大日本新生會行動指針の筆を置きます。
平成二十六年七月 大日本新生會総本部