ビジネスクラスのラウンジただ食い男に支払い命令-28万円
7月2日(ブルームバーグ):ビジネスクラスの乗客らが搭乗前に利用できる航空会社のラウンジ。ルフトハンザ 航空の航空券1枚を使ってミュンヘン空港のラウンジで1年間に35回、ただ飯を食べた男が食事代をまとめて払うよう裁判所に命じられた。
ミュンヘンの裁判所によると、この男はチューリヒ行の片道オープンチケットを購入。チェックインしてラウンジで飲み食いした後で繰り返し予約を変更していた。ルフトハンザは1年以上たってからそのチケットを無効にして返金したが、男はその金でまた次のオープンチケットを買ってしまったという。
裁判所はラウンジのサービスは搭乗することを前提として提供されているとし、飲み食いの代金として計1980ユーロ(約28万円)を支払うことを男に命じた。これは1回につき約55ユーロの計算。片道運賃は744.46ユーロだった。ルフトハンザは男が2回目に航空券を購入した後、裁判所に訴えた。
原題:No Free Lunch at Lufthansa as Court Fines Lounge-FoodFreeloader(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:フランクフルト Richard Weiss rweiss5@bloomberg.net
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更新日時: 2014/07/03 16:56 JSTニュース一覧
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