Windows7が起動しなくなったので、ブートセクタを修復してみました。 その1 『Windowsディスクからの起動』
先日の三連休、自宅のPCが起動しなくなってしまいました。
Windows7を起動すると、BIOSの画面は出てくるものの、その後黒い画面に白いカーソルが点滅するだけで全く起動をするそぶりを見せず。
あっ、これ、何か壊れたな…と思って調査を開始しました。
色々試してみたところ、最終的になんとか復旧しました。
折角なので、その際に行った対応をちょっとまとめてみました。
原因は、Windowsのブートセクタの破損だった様子。 同じような現象でPCが起動しない方に、少しでもお役に立てばと思います。
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状況の確認
まずはPC起動時にどのように起動しないかの確認です。
BIOSの起動は出来る。 (メーカーのロゴは出てくる)
その後、Windowsを起動していますのメッセージが出る前に、真っ黒な画面に白いカーソルのみが表示され、点滅をしている状態です。
→上記の画面についてちょっと調べてみると、どうやら恐らくはブートセクタの破損によるものとのこと。
ブートセクタとは…?
ブートセクタとは、OSを起動するためのコードが入っている領域のことで、起動の方法について記述されているものなので、ここが壊れてしまうとPCが起動出来なくなります。
何故そこが壊れたのか、原因はよくわかりませんが、破損の前日、PCのバックアップのためにずっとPCを起動しっぱなしにしてしまっていたからでしょうかね・・・?
さて、そのブートセクタの修復をしようにもWindowsのセーフモードでも起動しないため、PC購入時のWindows7のインストールメディア(ディスク)を探してみることに。
30分ほど家探しをしたところ…あった! ありましたよ! 部屋の奥の方、物置のエリアに未開封の状態で置いてありましたw
ディスクが無い! どうすれば…?
もしディスクがない場合は、外部サイトからこっそりとISOを手に入れてディスクに焼く事でリカバリディスクとすることが出来るようです。 下記記事をご参照ください。
Windows7の修復をしたくてもリカバリディスクが手元にない場合…こっそりダウンロードしてみよう | Tipstour
メモ。 Windows7のインストールメディア(ISO)ファイルのダウンロードリンク | Tipstour
さて、起動ディスクを入れてみました
DVDのディスクをドライブに入れ、再起動を実行。
Press any key to boot from CD or DVD…
と表示されるので適当にキーボードを押します。
ここで何も押さないと、そのままWindowsを起動しようとして、上手くいかずにそのままの状態になってしまいますので注意。
インストールではなくて修復をしたいだけなのですが、とりあえずはこのまま「次へ」をクリック。
「今すぐインストール」というボタンの左下に、「コンピュータを修復する(R)」が表示されているので、ここを選択します。
「システム回復オプション」が起動。
「Windowsの起動に伴う問題の修復用の回復ツールを使用します。
修復するオペレーティングシステムを選択してください。」
というチェックがそれらしいので、このラジオボタンを選択したまま「次へ」へ。
ここからは画面の指示にしたがってとりあえず「次へ」進みました。 さて、自動修復されるかな・・・?
→ダメでした。
このまま再起動してみるものの、状況は変わらず。
さてどうしたものか…ということで、もうちょっと調べてみると、diskpartコマンドというものでもブートセクタの修復コマンドがあるということなので、引き続きトライしてみました。
結果としてはなんとか起動することが出来ましたが、まとめるとちょっと長くなってしまうので、記事を分割しました。 続きは下記の記事へどうぞ。
Windows7が起動しなくなったので、ブートセクタを修復してみました。 その2 『diskpartコマンドでの修復』 | Tipstour
Pingback: SSD化と同時にシステムパーティションとブートパーティションが違うディスクにあるのを直す。 | D'sDinner@Blog