北海道議会の小野寺秀議員(50)が、集団的自衛権反対と主張した男性が焼身自殺を図ったことを「死にきれずに多大な方々に迷惑をかけた愚行」などと短文投稿サイトのツイッターに投稿したことをめぐり、自民党北海道連の柿木克弘幹事長は3日、不適切な表現があったとして、議員を口頭注意した。
小野寺議員は6月30日、ツイッターで「公衆の場での迷惑極まりない行為で、明らかに犯罪」などと批判。柿木幹事長は、その後に議員に寄せられたコメントに対するやりとりで不適切な表現があったとして、今後気を付けるよう注意した。
男性は6月29日午後、東京のJR新宿駅南口の横断橋上で、ガソリンとみられる液体を体にかけ、ライターで着火。火は間もなく消し止められ、男性は重傷を負った。(共同)