「暴力的なゲームはプレイヤーのモラルを促進する」―米大学助教が研究結果を発表
米国のニューヨーク州立大学バッファロー校助教Matthew Grizzard氏より、「暴力的なゲームで遊んだプレイヤーは、道徳的な感受性が豊かになる」との研究結果が発表されました。
この研究結果は心理学雑誌「Cyberpsychology, Behavior, and Social Networking」にて発表されたもので、Grizzard氏は複数の被験者に対し「テロリストに扮して国連平和維持軍と戦う」と言う内容のゲームをプレイさせたとのこと。その後、被験者の道徳的感情を計測する調査やアンケートを実施したところ、ゲーム内の暴力性と被験者が持つ道徳心の向上に関係性が見られた模様です。
また、Grizzard氏からは「暴力的なゲームをプレイする実験を行った後、被験者達が罪悪感を覚えていたことと、その罪悪感が二つの特定の感情領域と相関していることを発見しました。一つは“人を思いやる/人を傷つけようとする感情”、そしてもう一つは“公平性/相互利益の感情”です」とも語られています。昨年5月に発表された「暴力的なゲームは残忍な行為に対して少年を鈍感にさせる」と言った内容の研究とは対照的なものとなっていますが、ゲーマーにとっては興味深い結果なのではないでしょうか。
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「テロリストに扮して国連平和維持軍と戦う」テロは悪、国連は正義と言う教育を受けてる人と、家族が国連軍に殺された人とでは結果が全く異なる。
この研究が事実ならば人を殺せば殺すほど命の大切さが解るという事になる。巷で聞いた話では『戦場で一回人を殺せば初めの内は命を奪う事への重圧に苦しむが敵を殺し続けていく内に徐々に思考がマヒして最後には命を奪う事への罪悪感が薄れ、やがて機械のようなキルマシーンへと成り代わってしまう』自分はそう聞いているが。
いいな~こんなくだらない研究でお金貰えるの。