いま話題の“スメハラ”の実態とは? 職場の「処分対象」になることも
アイシェアは2日、夏の代表的な困りごとである「ニオイに関する調査」の結果を発表した(20代~40代の男女1,117名が回答)。
まずビジネスシーンにおいて、「他人のニオイ(体臭)が気になる場所はどこか」を聞いたところ、「電車(在来線・地下鉄)の車内」49.7%が1位に。以下2位に「オフィス(特定の場所・人の近く)」47.5%、3位に「エレベーター内」45.4%が僅差で続いた。
強烈なニオイを感じたときにもっとも多いのは「その場を離れる」30.8%だったが、その場を離れられない状況も考えられる。そのため2位には「息を止める」「違う方向を向いて息をする」が29.1%で同率でランクイン。呼吸にまで影響を及ぼしていることが判明した。なお「マスクを着用する」や「消臭剤やアロマを使う」といった回答も見られた。なお「本人にストレートに注意を促す」は、1.7%と非常に少なかった。逆にいれば、もし万が一、周りの人に注意されたなら、そうとうなニオイだということになる。
また、“実際はニオイを出していないのに「この人ニオイそう」と思われる状態”もある。たとえば、「汗染みができている」44.0%、「汗がポタポタ滴っている」39.2%、「シャツが汗で透けている」37.5%、といった状態があがっており、“汗に関連する状況”は、悪印象を持たれてしまう危険性があるようだ。
ちなみに、大手企業では、就業規則・風紀規則などを明確化し、身だしなみ対策に力をいれているところもある。調査対象者に、「自社に規制項目があるか」を聞いたところ、「香水や化粧品のニオイ」21.0%、「口臭や体臭」8.4%と、ニオイに関連した規制項目がすでに約3割存在していた。強烈なニオイは、対外的な印象を悪くするだけではなく、もしかすると処分の対象にまで繋がるかもしれない。
最近では、スメハラに対抗するように「スメルマネジメント」という言葉も出てきており、仕事をスムーズに行い、自分の評価を高めるため、ニオイケア=スメルマネジメントが重要なようだ。
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