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できごと
慰安婦像のグレンデール市は面会拒否…採決拒否のブエナパーク市を表敬の訪米地方議員団
2014.1.15 19:00
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【ロサンゼルス=中村将】米カリフォルニア州グレンデール市に設置された「慰安婦」像に対する抗議と現地視察などを目的とする日本の地方議員らによる訪米団が14日、ロサンゼルスに到着し、昨年8月、提出されていた慰安婦像設置案の採決を取りやめたブエナパーク市議会を表敬訪問した。一方、慰安婦像設置を推進したグレンデール市議らは滞在中の訪米団との面会を拒否したことが同日、分かった。
堺市の池尻秀樹市議も参加
訪米団は東京都杉並区の松浦芳子区議(65)ら東日本を中心とした各地の県議、市議、区議ら13人で、関西からは堺市の池尻秀樹市議も参加した。
ブエナパーク市では昨年夏、グレンデール市で慰安婦像設置が決まった直後に議題となっていた像設置案をめぐる採決を中止する決定をした。訪米団は14日の市議会に出席することを許可され、松浦区議が代表して、「(像設置採決中止の)見識と良識に敬意と感謝を表する」とスピーチした。
ブエナパーク市はグレンデール市と同様に市議5人が持ち回りで市長を務めているが、慰安婦像設置を提案した韓国系のオー現市長が同席する中、松浦区議は像設置提案を事実上退けた対応を評価した。
訪米団は市議会に先立ち、採決を却下した当時の市長、スウィフト市議とブラウン市議と懇談。スウィフト市議は「ブエナパーク市が慰安婦問題にかかわるべきではないと判断した。今回のみなさんの訪問を歓迎する」と述べた。
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