ニュース詳細
イスラエル 少年殺害で緊張高まる7月3日 9時00分
K10057060111_1407030912_1407030914.mp4
イスラエルの若者3人が殺害された事件が起きたのに続いて、2日、パレスチナの少年1人が何者かに殺害されて遺体で見つかり、パレスチナ人とイスラエルの治安部隊が衝突するなど双方の緊張が高まっています。
この事件は、先月、ヨルダン川西岸で10代のユダヤ人の若者3人が誘拐され、今週、遺体で見つかったもので、イスラエルはイスラム原理主義組織ハマスによる犯行だと一方的に断定したうえで活動拠点などの破壊を進めています。
これに続いて2日、今度は東エルサレムに暮らすパレスチナ人の16歳の少年が殺害されて遺体で見つかりました。
少年の遺体には暴力が振るわれた痕があるということで、何者かが報復のために行った事件との見方が広がっています。
少年の自宅の近くには大勢のパレスチナの若者たちが集まり、事件に抗議してイスラエルの治安部隊に投石し、治安部隊側がゴム弾を撃ち込むなど衝突しました。
一方で、1日から2日にかけてエルサレム市内では、反パレスチナを訴えてデモ行進を行っていたユダヤ人の一部が暴徒化し、およそ40人が拘束されました。
エルサレム市内では、さらなる衝突を警戒して治安部隊が至る所に配置され、一連の事件をきっかけに双方の緊張が高まっています。
[関連ニュース]
[関連ニュース] 自動検索 |
・ パレスチナ人少年殺害は報復との見方 (7月2日 18時59分) ・ イスラエル首相 少年3人死亡で報復示唆 (7月1日 9時02分) ・ イスラエル 着弾の報復でガザを攻撃 (6月29日 11時26分) |
[関連リンク] |
|