「すみません」は口ぐせにするともったいない。たとえば、プレゼンテーションの時...
善意のある発表者は無意識に「すみません」という言葉をよく発して、自分に対する自信を損ねています。
Prince氏は一例を説明します。たとえば、プレゼンテーションを観ている参加者が「前のスライドに戻っていただけますか」あるいは「もう少し大きな声で話してもらえますか」と発表者に言うと、その発表者は「あ、すみません」と返します。なぜ謝るのでしょうか。その代わりに「もちろん、喜んで」というようなポジティブで積極的な返答をしましょう。
また、発表者はプレセンテーションの参加者がほぼ気づかないであろう間違えをしてしまったと思った際にも謝る傾向があります。発表者が「すみません、前に...と言うのを忘れていました」のような感じです。その代わりに、単に要点を主張してしまえばよいのです。間違えに注意を向けさせるようなことはやめましょう。
謝罪は、本当の失敗や、誰かに危害が及ぶようなことをしてしまった時のために取っておきましょう。そうでなければ、自らの権威や専門性を傷つけることになります。
他にも、プレゼンテーション中に話すのを避けるべきことはあります。以下のリンクよりチェックしてみてください。
5 Things Successful Public Speakers Never Say | Business Insider via Inc.com
Dave Greenbaum(原文/訳:Conyac)
Photo by Andrew Yee.
- 「すみません」の国 (日経プレミアシリーズ) (日経プレミアシリーズ 157)
- 榎本 博明|日本経済新聞出版社