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長崎 50年に1度の記録的大雨
7月3日 11時19分

長崎 50年に1度の記録的大雨

低気圧と前線の影響で、九州北部では、猛烈な雨が降っています。
長崎県では3時間に降った雨が50年に1度の記録的な大雨となったところがあり、気象庁は、土砂災害や川の氾濫などに厳重に警戒するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、九州には低気圧から延びる前線がかかり、活動が活発になっているため、九州北部を中心に発達した雨雲がかかっています。
午前8時すぎまでの1時間には長崎市長浦岳で96ミリの猛烈な雨を観測したほか、午前11時半までの1時間には、長崎県雲仙岳で66ミリ、熊本県玉名市で60ミリの非常に激しい雨が降りました。
長崎市長浦岳では午前8時半までの3時間に降った雨が205ミリに達するなど、長崎市と長崎県の西海市、東彼杵町では、3時間の雨量が50年に1度の記録的な大雨となったところがあります。
2日の降り始めからの雨量は、いずれも多いところで、長崎県で300ミリ、佐賀県で200ミリを超え、長崎県と佐賀県、福岡県では、土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。
また、熊本県では、川が氾濫する危険性が高まっている地域があります。
九州北部では、このあと数時間は、局地的に雷を伴って1時間に80ミリの猛烈な雨が降るおそれがあります。
また、前線が次第に南下するため、九州南部では夕方にかけて、四国では夜にかけて、近畿では夕方から4日明け方にかけて、1時間に50ミリから60ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあります。
4日昼までに降る雨の量は、いずれも多いところで、四国と近畿で200ミリ、九州で180ミリと予想されています。
気象庁は、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水などに厳重に警戒するとともに、落雷や竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。

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