2014年7月2日23時15分
高速道路の渋滞緩和策として国土交通省は2日、料金所の自動料金収受システム(ETC)を新設する際、ゲートバーのないタイプを導入する方針を明らかにした。時速20キロ以下の制限も緩め、一定速度で走りながら通過可能にする。来年度末以降の開通区間から始め、既存のものは改修時などに更新する。車載器はそのまま使えるという。
この日あった有識者会議で報告した。ゲートバーは料金所を強行突破する不正通行の抑止効果も込めて設置している。国交省は導入を機に法律の罰則を強化できないか検討している。
渋滞の「名所」対策も提示。中央自動車道小仏トンネル(東京都、神奈川県)では上り線でトンネルを増設、同調布インターチェンジ(東京都)付近では路肩の改修で車線を増やす考えを明らかにした。
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朝日新聞社会部
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