JR東日本の2013年度の駅別乗車人員ランキングで、新宿、池袋に次いで19年連続で3位をキープしていた渋谷駅が5位に転落していたことが3日、分かった。昨年3月に東急渋谷駅が地下化し、東横線が東京メトロ副都心線と相互直通運転を開始したことで、地上駅のJRに乗り換える客が減ったとみられる。
同社によると、13年度の渋谷駅の1日あたり平均乗車人員は37万8539人で、前年度(41万2009人)から8%減った。減収分は年間20数億円になるという。
ランキングでは、新宿駅が75万1018人で首位。池袋が55万350人で続いた。赤れんが駅舎の復元などで話題になった東京駅が12年度より3%増え、4位から3位に浮上した。
JR東日本、東急渋谷駅