リアルタイムで見る世界サイバー攻撃大戦争
今この瞬間も攻撃が…。
カリフォルニア州にあるサイバーインテリジェンスとセキュリティの会社Norseが、サイバー攻撃が起きている様子をリアルタイムで見ることができる地図を開発し公開しました。サイト見てみてください。まるでゲームの画面を見るようですが、ものすごい数の攻撃が今この瞬間も起きています。ATMから企業メール、さまざまなものを相手に攻撃が行なわれています。
リアルタイム地図のサイトには、攻撃の発信国、ターゲット国、種類、そして発生日時が記されています。攻撃元でもターゲットでも、米国がダントツトップ、または必ず上位にはいっています。攻撃元としては中国も上位入り。
Norseは、40カ国150個のデータセンターからの膨大なデータをチェックし、1日に130テラバイトもの情報を処理しているといいます。うち800万件ほどはNorseがモニタリングするハニーポットコンピューターから得ている情報です。リアルタイム地図に使われている情報も、このハニーポットからのもの。地図を見ているとすごい数の攻撃に見えますが、なんと地図に表示されているのはNorseのデータのたった1%ほどに過ぎないのです。曰く、全部を表示すると非常に見にくくなるため1%程度にとどめているということ。
画面に表示される攻撃は、すでに古くなったネットワークを狙ったプログラムされたbotが多いといいますが、それでも見ていると不安になってきますね。ほら、この瞬間もまた攻撃が…。
source: Norse IPViking, BuzzFeed
(そうこ)