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 集団的自衛権の行使容認に反対する座り込みが30日、奈良市の近鉄奈良駅前であった。

 市民団体「秘密保護法反対県実行委員会」が主催し、約80人が参加した。安倍政権が7月1日にも憲法解釈を変えて集団的自衛権を使えるようにする閣議決定をするのに合わせた。

 参加者らは「解釈で9条をこわすな」などと書かれたプラカードを持って計4時間座り込み、「行使容認は日本を再び戦争のできる国にする危険な行為」「自分や家族の問題として考えて」などと訴えた。(浦島千佳)