今の極真(会館)にはデカイ癌腫瘍が4つあるんです
盧山師範、
廣重師範、
石川の浜井と
…神戸の中村なんです。
盧山師範には「押忍」「押忍」と下手に出ながらもたまにガツンと立場を判らせないと公私の区別がつかない人だから厄介です。
廣重は分裂の時から風見鶏で、ネチネチ絡んでくるのが気持ち悪いんです。でも今は立場が違うし「出戻り組」だし。一時は刺してやろうか!? なんてくらいに憎んでましたが、郷田師範が巧く使ってくれればいい。陰であることないこと周りに知恵をつけなければいいのに、つまらないとこで文句をつけてくるから嫌なんです。
浜井師範は口煩い自己中心の人だけれど見るからに他人から信用されていない。のが救いです。
中村先輩は酒乱だから酒席が多いみたいから裏の方から首根っこ掴んでおけばいいんです。大酒飲みの中村先輩なんて誰も相手にしない…でも自分も大山総裁から頼まれた後見人のつもりで勝手ばかりやるんです。あの人、総裁が健在だった頃から昇級昇段審査や月謝のお金を誤魔化しているみたいで、いまも色帯には会員手続きしないで審査会のお金を横領してるんですってね。証拠くらいありますからね。知らないふりしてうまく利用しようとしていても本人は自分の悪事に気づかないから面倒臭いんですよ。
今度飲み屋かどこかで…左右から尖った棒でつつかれれば酒乱も消えるでしょうよ。
この4人が今の極真の癌なんですよ。彼らの力を押さえないといけないんです。
でも小島さん、本当だったら一番危険なのが山田師範ですからね。郷田師範(?) 何の実力もないただの古い先輩だから…。前は郷田師範はもっと地方の支部長から一目置かれて頼りになると思ってたけど、分裂後も佐々木ら分支部長を支部長に格上げしてやらないんですって。秋本たちから苦情が来てるんですよ。城西や城南みたいに弟子を支部長にしてやれば信頼も下がらないのに。以外に太っ腹じゃないから今じゃ誰も郷田師範の命令なんて聞かないんですよ。
でも山田師範は隙が無いですからね。自分には本職があるから空手はサブビジネスだみたいな言い方ですけど、その本職だって何度潰れたか!? 今でも弟子たちを集めて城西閥を作り、若手を煽ってやりたいようにやる。
自分は館長について行くだけ!! なんていいながら弓を引く準備をしてるんです。だから城西閥は結束が固くいまや反体制派で富田さんを嫌ってるんです。僕はいつ寝首をかかれるか心配でならないんです。
だから小島さん、
この四人というより、盧山師範と郷田師範と山田師範をたして7人にだけは自分の本を書かせないで欲しいのですがね~。調子に乗るから。あのスキージャーナルから出した「城西テクニック」なんて技術書は、大人しくなった廣重にやらせた方がよかったですよ。廣重は空手だけはしっかり育てるけど山田師範は本部や他の支部から有力選手を引っ張ってくるだけでしょ。黒澤も小笠原も増田もね
(松井談)
1990年代後半、松井は転居したばかりの新しい西池袋の総本部道場に私を呼び出して言った。
松井の長話を聞きながら…
それまでにMUGENでは郷田師範の半生記や大判の「極真空手 城西テクニック」などが極めて好評な売れ行きが話題になっていたので流石に松井でも人間的な嫉妬心や嫌悪感に屈したのかと感じた。
盧山師範、
廣重師範、
石川の浜井と
…神戸の中村なんです。
盧山師範には「押忍」「押忍」と下手に出ながらもたまにガツンと立場を判らせないと公私の区別がつかない人だから厄介です。
廣重は分裂の時から風見鶏で、ネチネチ絡んでくるのが気持ち悪いんです。でも今は立場が違うし「出戻り組」だし。一時は刺してやろうか!? なんてくらいに憎んでましたが、郷田師範が巧く使ってくれればいい。陰であることないこと周りに知恵をつけなければいいのに、つまらないとこで文句をつけてくるから嫌なんです。
浜井師範は口煩い自己中心の人だけれど見るからに他人から信用されていない。のが救いです。
中村先輩は酒乱だから酒席が多いみたいから裏の方から首根っこ掴んでおけばいいんです。大酒飲みの中村先輩なんて誰も相手にしない…でも自分も大山総裁から頼まれた後見人のつもりで勝手ばかりやるんです。あの人、総裁が健在だった頃から昇級昇段審査や月謝のお金を誤魔化しているみたいで、いまも色帯には会員手続きしないで審査会のお金を横領してるんですってね。証拠くらいありますからね。知らないふりしてうまく利用しようとしていても本人は自分の悪事に気づかないから面倒臭いんですよ。
今度飲み屋かどこかで…左右から尖った棒でつつかれれば酒乱も消えるでしょうよ。
この4人が今の極真の癌なんですよ。彼らの力を押さえないといけないんです。
でも小島さん、本当だったら一番危険なのが山田師範ですからね。郷田師範(?) 何の実力もないただの古い先輩だから…。前は郷田師範はもっと地方の支部長から一目置かれて頼りになると思ってたけど、分裂後も佐々木ら分支部長を支部長に格上げしてやらないんですって。秋本たちから苦情が来てるんですよ。城西や城南みたいに弟子を支部長にしてやれば信頼も下がらないのに。以外に太っ腹じゃないから今じゃ誰も郷田師範の命令なんて聞かないんですよ。
でも山田師範は隙が無いですからね。自分には本職があるから空手はサブビジネスだみたいな言い方ですけど、その本職だって何度潰れたか!? 今でも弟子たちを集めて城西閥を作り、若手を煽ってやりたいようにやる。
自分は館長について行くだけ!! なんていいながら弓を引く準備をしてるんです。だから城西閥は結束が固くいまや反体制派で富田さんを嫌ってるんです。僕はいつ寝首をかかれるか心配でならないんです。
だから小島さん、
この四人というより、盧山師範と郷田師範と山田師範をたして7人にだけは自分の本を書かせないで欲しいのですがね~。調子に乗るから。あのスキージャーナルから出した「城西テクニック」なんて技術書は、大人しくなった廣重にやらせた方がよかったですよ。廣重は空手だけはしっかり育てるけど山田師範は本部や他の支部から有力選手を引っ張ってくるだけでしょ。黒澤も小笠原も増田もね
(松井談)
1990年代後半、松井は転居したばかりの新しい西池袋の総本部道場に私を呼び出して言った。
松井の長話を聞きながら…
それまでにMUGENでは郷田師範の半生記や大判の「極真空手 城西テクニック」などが極めて好評な売れ行きが話題になっていたので流石に松井でも人間的な嫉妬心や嫌悪感に屈したのかと感じた。
ところが、あの日から2週間後、今度私は松井でなく事務局長を名乗る富田という熟年女性からのものだった。内容は簡単にいえば、過去MUGENが製作してきた極真会館関連作品(大山総裁の死以降)について、いずれも極真会館側に「協力費」を支払うべくMUGENに要求するというものだった。
私はそんな要求をいまだかつてされたことはない。取材費というならば、MUGENは真っ先に交渉し取材前に支払うシステムだ。何もかも総本部に-それも粗利の20%も支払うなんて、どこの団体にあるのか呆気にとられていた。
勿論、私は簡単に「Yes」といえはしない。すると松井章圭がやって来て会議に加わった。富田女史の主張を飲まない私の間で松井は柔らかく仲介役に出た。
「僕とMUGENは特別なので…いいじゃないですか。今回は粗利20じゃなくて10で」
私は松井に感謝した。
ところがその後、空手や格技関係の雑誌やムックまた書籍を扱う殆どの版元に、松井は粗利10%を要求していたという。要は私に対して松井は弄を策したのである。
このように約20年の年月を重ね、極真会館の「急所」は完全に富田女史に握られたのである。誰と付き合うのが特か!? 誰と付き合うと裏切られる…。これも富田が判断しMAILで松井に送られる。
富田女史が何度も松井に、小島との付き合いを危惧し、批判的だったことを私は松井の携帯に送られたMAILを読んでしまったし、ブラジルの礒部師範らからも聞いていました。
とうとう、それが現実になったのです。
話を冒頭に戻します。
盧山初雄が除名になった最大の理由とされている「クーデター計画」ですが、これは事実と大きく違います。地方大会の打ち上げの酒席で盧山が若手支部長の前で
「梅田先生らは松井をトップにしておいたら大変だと言ってたようだ…松井館長が降りたらどうなると思う」
と放った一言がオッチョコチョイの支部長の口から富田の耳に入った。かねてから富田と盧山は折り合いが悪く、「事務局が館長の職権を冒したら駄目だ」と富田をたしなめていた。
こうして富田の強硬論で盧山は極真会館を離れざるを得なくなったのです。
ならば中村誠はどうか?
既に数年前から自らが開催する神戸大会の挨拶の場では「いま松井を下ろして改革をなければ極真はなくなる」
私事の酒席でなく公の場で堂々と松井批判をした中村にたとえ松井は腹を煮え手繰らせながらも、中村のチカラを知る松井は見て見ぬ振りをしてきたのです。
中村にとって幸いだったのは、地方支部長のため富田女史と知り合う機会がなかった点だと言う声もあります。
郷田勇三最高顧問は昔から決して不満や怒りを表にしない高潔さを身につけた紳士です。松井や富田が下手に引きずり下ろせば極真会館からは最高顧問が誰もいなくなってしまいます。それは彼らには大きなマイナスなのです。
廣重師範は確かに癖が多くなかなか根が深く猜疑心がつよい。かといって空手研究はもはや超一流の職人です。
芦原英幸とはまた違った意味で「空手バカ」なのです。そんな廣重が私を使ってメディアを利用しようなんて考えるはずがないでしょう。
石川の浜井識安と私は年がら年中喧嘩三昧。しかし、話始めると互いに笑い声…それだけ浜井は逃げないし堂々としている人物です。確かに思うより先に口に出るタイプですが、かつて松井は浜井を「僕にとって浜井師範はビジネスの師匠なんです」と尊敬の言葉を繰り返したものです。
松井が私に彼らの名前を厭そうな表情で語った数年後、盧山と廣重そして浜井が極真会館を離れました。次は中村誠だと私は見ていますが…デカイ割には気が小さいと言われる性格ゆえ、たとえ準備万端でも動けるか!?
松井章圭のX-day!
松井に疎んじられ富田が向ける生理的的嫌悪感も無視し、松井のためというより極真空手の為にかげで力を発揮してきた郷田勇三と山田雅俊こそが「第3世代の極真空手指導者」になるだろう。
なんと言っても松井の前頭葉部分にあたる邪な富田女史の「眼」をかいくぐってきたのだから。
(敬称略)
私はそんな要求をいまだかつてされたことはない。取材費というならば、MUGENは真っ先に交渉し取材前に支払うシステムだ。何もかも総本部に-それも粗利の20%も支払うなんて、どこの団体にあるのか呆気にとられていた。
勿論、私は簡単に「Yes」といえはしない。すると松井章圭がやって来て会議に加わった。富田女史の主張を飲まない私の間で松井は柔らかく仲介役に出た。
「僕とMUGENは特別なので…いいじゃないですか。今回は粗利20じゃなくて10で」
私は松井に感謝した。
ところがその後、空手や格技関係の雑誌やムックまた書籍を扱う殆どの版元に、松井は粗利10%を要求していたという。要は私に対して松井は弄を策したのである。
このように約20年の年月を重ね、極真会館の「急所」は完全に富田女史に握られたのである。誰と付き合うのが特か!? 誰と付き合うと裏切られる…。これも富田が判断しMAILで松井に送られる。
富田女史が何度も松井に、小島との付き合いを危惧し、批判的だったことを私は松井の携帯に送られたMAILを読んでしまったし、ブラジルの礒部師範らからも聞いていました。
とうとう、それが現実になったのです。
話を冒頭に戻します。
盧山初雄が除名になった最大の理由とされている「クーデター計画」ですが、これは事実と大きく違います。地方大会の打ち上げの酒席で盧山が若手支部長の前で
「梅田先生らは松井をトップにしておいたら大変だと言ってたようだ…松井館長が降りたらどうなると思う」
と放った一言がオッチョコチョイの支部長の口から富田の耳に入った。かねてから富田と盧山は折り合いが悪く、「事務局が館長の職権を冒したら駄目だ」と富田をたしなめていた。
こうして富田の強硬論で盧山は極真会館を離れざるを得なくなったのです。
ならば中村誠はどうか?
既に数年前から自らが開催する神戸大会の挨拶の場では「いま松井を下ろして改革をなければ極真はなくなる」
私事の酒席でなく公の場で堂々と松井批判をした中村にたとえ松井は腹を煮え手繰らせながらも、中村のチカラを知る松井は見て見ぬ振りをしてきたのです。
中村にとって幸いだったのは、地方支部長のため富田女史と知り合う機会がなかった点だと言う声もあります。
郷田勇三最高顧問は昔から決して不満や怒りを表にしない高潔さを身につけた紳士です。松井や富田が下手に引きずり下ろせば極真会館からは最高顧問が誰もいなくなってしまいます。それは彼らには大きなマイナスなのです。
廣重師範は確かに癖が多くなかなか根が深く猜疑心がつよい。かといって空手研究はもはや超一流の職人です。
芦原英幸とはまた違った意味で「空手バカ」なのです。そんな廣重が私を使ってメディアを利用しようなんて考えるはずがないでしょう。
石川の浜井識安と私は年がら年中喧嘩三昧。しかし、話始めると互いに笑い声…それだけ浜井は逃げないし堂々としている人物です。確かに思うより先に口に出るタイプですが、かつて松井は浜井を「僕にとって浜井師範はビジネスの師匠なんです」と尊敬の言葉を繰り返したものです。
松井が私に彼らの名前を厭そうな表情で語った数年後、盧山と廣重そして浜井が極真会館を離れました。次は中村誠だと私は見ていますが…デカイ割には気が小さいと言われる性格ゆえ、たとえ準備万端でも動けるか!?
松井章圭のX-day!
松井に疎んじられ富田が向ける生理的的嫌悪感も無視し、松井のためというより極真空手の為にかげで力を発揮してきた郷田勇三と山田雅俊こそが「第3世代の極真空手指導者」になるだろう。
なんと言っても松井の前頭葉部分にあたる邪な富田女史の「眼」をかいくぐってきたのだから。
(敬称略)