土屋亮
2014年7月2日22時35分
JR西日本は2日、山陽新幹線「こだま」の車内で鉄道おもちゃ「プラレール」を楽しめる「プラレールカー」を報道陣に公開した。福岡県那珂川町の博多総合車両所で改造工事をしており、19日から来年3月まで新大阪―博多間を1日1往復する。
8両編成の500系車両の1号車を改造。自由席の座席をすべて取り外し、10種類のプラレールが走る大型ジオラマを設置した。姫路城や厳島神社など沿線の名所の模型をとり入れたジオラマを見て楽しめる。
手にとって遊べるプラレールの列車やレール、絵本なども置き、親子連れが靴を脱いで遊べる。子ども向けの運転台も設け、記念撮影用の制服も用意する。家族旅行で「こだま」を使ってもらおうという新たな試みだ。
利用に特別な予約や追加料金は不要。運行ダイヤは、上りが博多午前6時33分発で、新大阪午前11時14分着。下りは新大阪午前11時30分発で、博多午後4時3分着。(土屋亮)
おすすめコンテンツ
PR比べてお得!