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【サッカー】監督人事、原専務理事に一任2014年7月2日 紙面から
日本サッカー協会は1日、東京・文京区本郷のJFAハウスで臨時技術委員会を開き、ワールドカップ(W杯)ブラジル大会での日本代表の戦いを検証し、次期日本代表監督の人選については原博実専務理事兼技術委員長に一任することを決めた。既に元メキシコ代表監督のハビエル・アギレ氏との交渉が水面下で進んでおり、原専務理事はできるだけ早い交渉成立を目指す。 約2時間半に及んだ技術委を終えた原専務理事は「名前を出すと、一人歩きするから」と具体名こそ出さなかったが次期監督に求める条件を明らかにした。「日本にも日本代表にも興味があって、欧州チャンピオンズリーグ(CL)、W杯、リベルタドーレス杯など、代表監督でもクラブレベルでも経験豊富な人。日本のサッカーをさらに高みに持っていける人」と説明した。 既に後任候補に一本化し、水面下で交渉が進展しているアギレ氏はメキシコ代表監督として2002年、10年W杯で指揮を執り、いずれも決勝トーナメント進出。クラブレベルでも、スペイン1部の弱小チームだったオサスナを4位に躍進させ、欧州CL予選出場権を獲得した実績があり、まさに技術委が求める条件に合致する。 協会内には代表監督の人間性を重視する傾向があり、アギレ氏がスペインのクラブを率いていた時代、汚い言葉を連発して処分を受けたことを気にする向きもあるが、攻撃的な姿勢を貫く指導方針が高く評価された。 来年1月には2連覇を狙うアジア・カップが開催されるが、大会までのテストマッチは9、10、11月に2試合ずつの計6試合しかない。原専務理事は「一日も無駄にしたくない」と話し、9月5日の親善試合(札幌ドーム)から新体制で戦う方針を確認している。 新監督決定を急ぐ理由は他にもある。「日本が狙う人は、他も狙っている人。W杯が終わってなくても、すぐに動きたいし、できるだけ早く決めたい」と、アギレ氏に他のオファーがあることを確認しており、交渉成立を急ぐ考えだ。 PR情報
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