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| 【芸能・社会】長渕剛NHK「SONGS」SP ファンと1対1弾き語り2014年7月2日 紙面から 
 ミュージシャンの長渕剛(57)が、このほど東京・渋谷のNHKで、音楽番組「SONGS」(12日午後11時)と、その続編となる特番「SONGSライブスペシャル『長渕剛』」(18日深夜0時10分)の収録に挑んだ。2007年に始まった同番組がスペシャル化されるのは、今年6月6日放送の「ウルフルズ 復活だぜ!!完全版」以来2度目。長渕は自身の発案でファン300人を招待し、スタジオライブとトークセッションを行う番組初の試みに挑戦。歌と言葉で熱いメッセージを投げかけた。 2日に37年間のキャリアを網羅した初のオールタイムベスト盤「All Time Best 2014」を発売する長渕。4枚組全58曲の収録曲には、代表曲「HOLD YOUR LAST CHANCE」の歌詞の通り、たとえ傷つき打ちのめされても、はい上がってきた長渕の生きざまがぎっしり詰まっている。 歌い手ばかりでなく、聴いた人もそれぞれの胸に突き刺さり、勇気づけられる楽曲がある。今回の番組収録にあたり、長渕はライブだけでなく、自分の歌で励まされたファンとのトークセッションも熱望した。目標や夢を持ちながらも、悩んでいる人と直接会話をし、弾き語りをプレゼントするという心憎い演出だ。 司会を務めたモデルの冨永愛(31)も学生時代、高身長のコンプレックスに悩み、路頭に迷ったとき長渕の「Myself」という楽曲に感銘し、活路を見いだした一人だった。同じ楽曲に勇気をもらったというのが、神奈川出身の19歳のプロボクサーJさん。大人に対する不信感が募り、高校を中退。相当ヤンチャだったが、真っすぐ生きることの大切さを歌った同曲が心に寄り添ってくれたおかげで立ち直れたという。 「10代のころから目指した夢はエネルギーになる。負けるなよ!! いつか世界チャンピオンになるようにみんなで応援しよう」。長渕はファンにこう語りかけ、「Myself」を熱唱。Jさんの目から涙があふれた。 そのほか、長渕はお笑い芸人や看護師、女子大生らと“マイ長渕ソング”への思い入れや人生の悩みについて本気で語り合い、1対1で向き合いながら歌声を届けた。 「歌というのは形は風化してしまう。だけども誰が作ったかは関係ない。作家の元を離れたら、それぞれの人の心に歌が長生きしなきゃって思うよね。『歌よ、残れ』という感じです」。収録を終え、長渕は自身の格言でもある「歌は力なり」という意味の深さをあらためて実感したようだった。 ◆「とんぼ」など7曲 スタジオライブバンドとコーラス隊を率いたスタジオライブでは、本格デビュー曲となった「順子」のニューアレンジほか、代表曲の「とんぼ」「RUN」、最新曲「走る」など7曲を披露。至近距離でファンがこぶしを突き上げ、ライブハウスさながらの熱気に包まれた。トークセッションを含めた収録の模様は12日放送のSONGS本編に加え、18日深夜のスペシャルでは未公開シーンたっぷりを加え、時間を拡大した特別版として放送される。 PR情報 
 
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