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            FIFA「今大会の試合は過去最高の質」7月3日 1時40分
    
    FIFA=国際サッカー連盟は2日、ワールドカップブラジル大会のこれまでの試合について、「過去最高の質のサッカーが展開されている」と分析しました。
ワールドカップの試合データを分析しているFIFAの「テクニカルスタディーグループ」は2日、リオデジャネイロで会見し、これまでに終わった56試合の特徴などについて話しました。
それによりますと、今大会は「試合のテンポが非常に早く、コロンビアのハメス・ロドリゲス選手やアルゼンチンのメッシ選手など、各チームのエースストライカーが活躍している」と傾向を挙げました。
そのうえで決勝トーナメント1回戦の8試合のうち5試合が延長戦までもつれるなど接戦が多いことについて、「ゲームの強度が高く、規律がしっかりとしているチームが多いことが要因だろう。ドラマ性が高い試合が多く、サッカーの質、さらにエンターテインメント性という意味では過去最高のサッカーが展開されている」と分析しました。
また、日本を含むアジア勢が決勝トーナメントに残れなかったことついては、「敗退したほかのチームにも言えることだが、今大会の試合の早いテンポに対応できなかったのだと思う。自国のリーグでプレーする選手が多いチームは、現代サッカーに要求される身体的能力と技術が備わっていなかったのではないか」と指摘しました。
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