グラウンドで松井稼に話をする楽天・大久保監督代行=京セラドーム大阪(撮影・林俊志)【拡大】
楽天は2日、大久保博元2軍監督(47)が胸椎黄色靱帯骨化症などの手術を受けて休養中の星野仙一監督(67)の監督代行を務めると発表した。同日、京セラドーム大阪でのオリックス10回戦から指揮を執った。
これまで監督代行を務めていた佐藤義則投手コーチはコーチに専念し、酒井勉2軍チーフ投手コーチが2軍監督を代行する。
安部井寛チーム統括本部長は監督代行を交代させた理由を「今のチーム状況でいまひとつ波に乗り切れていないのを盛り返したい」と説明。大久保代行は「星野監督がやりたい野球を2軍で教育してきた。1軍はそれができる人がいるわけだから。自分は帰ってくるまでみんなで頑張っていく中の一人」と述べた。
パ・リーグはオールスター戦の指揮を佐藤コーチが執ると発表していたが、白紙に戻して再調整し、3日に発表する。大久保代行は球宴については「俺から辞退させてもらう」と話した。(共同)