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-声明- 神戸朝鮮高級学校での事件に関連して

 1月22日、神戸朝鮮高級学校において、鉄棒を持った男に教員が襲われ傷害を負う事件が発生しました。 報道によれば、男はその際「お前、朝鮮人か。」との言葉を発したとされています。
 事実関係の詳細はまだ確定的に把握できませんが、仮にこの報道を前提とすれば、悪辣なヘイトスピーチが跳梁する現在の社会状況が生み出した事件であることに、 着目せざるを得ません。レイシズムの発現としての、外国籍住民に対する物理的暴力が、今後継続することが何よりも憂慮されます。事件の背後に、「朝鮮人殺せ!」 というレイシスト達の叫声が聞こえてくることを禁じ得ません。
 のみならず、「嫌韓」「反中」などを売り物にする扇情的なマスメディアのあり方も、この事件と無関係ではありえません。かつてここまで排外主義を露わにした マスメディアの報道がうち続く時代はありませんでした。仮に、朝鮮学校以外の教育機関に部外者が侵入して同種の傷害事件が発生していたなら、マスメディアはもっと多くの詳細な報道を続け、 子供たちと地域の安全について警告を発したのではないでしょうか。この安全をめぐる報道の多寡の格差は、外国籍住民をあたかも「安全の敵対者」であるかのようにみなす、潜在した意識の顕れであるように思われます。
 公共放送であるNHKにおいてさえ、憂慮すべき事態が起きています。籾井勝人会長の日本軍「慰安婦」に関する発言のみならず、最高意思決定機関である経営委員会の百田尚樹委員は「尖閣諸島や竹島の問題、靖国神社に関する 極東軍事裁判や在日朝鮮人・韓国人に関わること」について「必要最低限の知識を伝える番組があってもよい」と発言しています。安倍首相のブレーンを務めるこの作家が言う「在日朝鮮人・韓国人に関わる」「必要最低限の知識」 とは何を指すのでしょうか。欧米におけるホロコースト否定論に類する歴史修正主義的な言説まで公共放送で流布されるのではないかと強く懸念します。
 最近、読売テレビの番組において、ありもしない「在日特権」という無知と憎悪の産物を「ある」と言い、レイシスト団体を肯定する発言をした竹田恒泰氏と同様に、 政治権力の近傍にある者たちが歴史と知性を没却した発言を繰り返すことには、強い危機感を覚えざるをえません。
 私たちのりこえねっとは、このレイシズムの暴力と暴言が多発する危機を直視し、神戸での事件に類することが繰り返されない社会のあり方と、人種差別撤廃条約の全面批准によるヘイトスピーチ禁圧の法制度とを、共に実現するべく、 多くの人々と協力して反レイシズム運動を進めていきます。

国会議員有志主催の差別撤廃国会内集会

ヘイト・スピーチに対する3月、5月の国会議員有志主催の反対集会に続く、第3回目の集会です。

日時:2013年11月28日(木)17時~19時
主催:有田芳生参議院議員をはじめとする超党派(公明、民主、共産、社民) の議員有志
報告者:安田浩一、野間易通、師岡康子、田島泰彦

参加希望者は、お名前、ご連絡先を明記して下記メールアドレス宛てにご連絡下さい。
arita@gol.com

京都地裁民事訴訟判決 2013年10月7日

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●基礎知識Q&A(抄録)
●判決紹介
●ヘイト・スピーチを断罪した京都地裁判決 前田 朗(のりこえねっと共同代表)
●寄稿 冨増四季(弁護士)

テレビ・ラジオ関連情報

テレビ情報

テレビ朝日CS ch2 ニュースの深層

ゲスト:冨増四季(弁護士)
「ヘイトスピーチ訴訟で初の判決~裁判の意味と課題を考える」
11/18(月) よる08:00-よる09:00
11/23(土) あさ04:00-あさ05:00(再放送)


河野義行共同代表 ゲスト出演
「“ヘイトスピーチ反対” いま声を上げた理由とは」
10/21(月) よる08:00-よる09:00
10/22(火) あさ05:00-あさ06:00(再放送)
10/26(土) あさ04:00-あさ05:00(再放送)

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The Asahi Shimbun AJW (朝日新聞英語版 Asia & Japan Watch)

2013年10月18日掲載
共同代表 辛淑玉氏インタビュー
INTERVIEW/ Shin Sugok: Countering hatemongers aims at protecting universal human rights

2013年11月7日掲載
「ヘイトスピーチ 小都市に広がる」
Hate speech protests spreading to smaller cities around Japan