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出版界 ネット連携で新サービス
7月2日 21時01分

書籍の販売が落ち込むなか、大手出版社が投稿サイトの「ツイッター」を使って電子書籍の一部を読むことができるサービスを始めるなど、出版社や書店がネットビジネスを手がける会社との連携で市場を活性化しようという動きが広がっています。

このうち、角川書店で知られる「KADOKAWA」は2日から、ツイッターで、書籍や漫画の電子版の一部を読むことができるサービスを始めました。
会社が設けた電子書籍の専用サイトを通じて感想などを書き込むと、ツイッター上でそのまま書籍の一部を読むことができる仕組みで、ツイッターの利用者に電子書籍に関心を持ってもらい購入につなげるねらいです。
KADOKAWAの角川歴彦会長は「電子書籍の販売だけでなく書店に足を運んでもらうきっかけにもしたい」と話しています。
また、書店チェーン「TSUTAYA」を運営する「カルチュア・コンビニエンス・クラブ」も電子書籍の配信会社と提携し、書籍や雑誌を購入すると、その電子版をスマートフォンなどに配信するサービスを始める計画です。
出版社や書店の間では、外出先や通勤途中にスマートフォンなどで本の電子版を読むという読者のニーズに対応し、市場を活性化しようと、ネットビジネスを手がける会社と連携する動きが広がっています。

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