ブラジル辛勝
PK戦を制しベスト8
サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会は28日(日本時間29日)、決勝トーナメントの1回戦が始まった。午後1時から、最多6度目の優勝を狙うブラジル(A組1位)がチリ(B組2位)とベロオリゾンテのミネイラン競技場で対戦し、ブラジルがPK戦を制して勝利し、ベスト8一番乗りを決めた。両チームは1対1で、延長戦に突入したが決着が付かず、ブラジルがGKジュリオセザールの好セーブでPK戦を3−2で制した。ブラジルは7月4日(日本時間5日)にフォルタレザのカステラン競技場で、ウルグアイを降したコロンビアと戦う。
○ブラジル1(3PK2)1チリ●
立ち上がりから気迫あふれる攻防となった。前半18分、ブラジルが左CKからチアゴシウバが頭で角度を変えたボールをダビドルイスが押し込んで先制。チリは同32分、右サイドの高い位置で奪ったボールをつなぎ、サンチェスがゴール左隅に決めて同点とした。以降はブラジルが主導権を握って攻めたが、延長戦に入っても得点は動かず、勝負の行方はPK戦に。両チーム2人ずつ外して迎えた5人目、先攻のブラジルはネイマールが決め、後攻のチリのハラが失敗し、ブラジルがPK戦を3−2で制した。
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