傷心の日本代表帰国
1000人が出迎え
サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会の1次リーグで敗退した日本代表が27日夕方、成田空港着の航空機で帰国した。出迎えた約1000人のサポーターから「お疲れ様」「ありがとう」と温かい歓声がかけられたが、選手たちの表情は硬いままだった。
前回南アフリカ大会のベスト16以上を狙った日本代表は1次リーグC組で1分け2敗の最下位に終わった。現地でチームを離れた主将の長谷部誠(30)=ニュルンベルク、本田圭佑(28)=ACミラン=両選手以外の選手と、退任するザッケローニ監督らスタッフがロビーに姿を現すと、拍手で迎えられた。
成績不振を批判する声は聞かれず、ザッケローニ監督が手を挙げて歓声に応える場面もあったが、コロンビア戦で得点を挙げた岡崎慎司選手(28)=マインツ=をはじめ、思うような成績が残せなかった選手たちは厳しい表情のまま。記者会見や取材対応もなく、足早に空港を後にした。【大島祥平】
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